トレニックワールド小江戸大江戸200kを振り返って
2024年3月9日〜10日に開催されたトレニックワールド(TW)の第14回小江戸大江戸200kに参加してきました
自分向けの記録と参加しようとされている方へのご参考に
0.大会概要
この大会は、埼玉県の川越を中心に、小江戸91.7km(ここではNorthと言います)と大江戸115.6km(同South)を巡る超ウルトラロードです。
200kのほかに、230k(200k+ゴール1つ前のエイドを往復)と260k(200k+ゴール2つ前のエイドを往復)、小江戸のみ、大江戸のみの部門があります。今回は200kに参加してきました。
200kと230k、260kの制限時間は36時間(2日目20時)です。
<大会ホームページ リンク>
https://trainic-world.org/coedo-oedo/outline24
1.前日まで
1週間前の土曜日は、ジムのトレッドミルで傾斜をつけてのランニング(1時間)→傾斜でのウォーキング(20分)→弱い傾斜でのランニング(40分)。日曜日はキロ5くらいで20kmちょっとをラン。
月曜日からいつもより距離を減らしていき、火曜日にちょっと刺激入れ(400-500mのファクトレク)、木曜日と金曜日は完全にお休み。
前日のお昼過ぎに自宅を出発して、いざ川越へ。仕事の都合が読めなかったので,高速バスではなくJRにしたものの、JRの「とくダネ30」はすべて落選したので平日乗り放題の「キュンパス」を利用。
ホテルにチェックインしようとしたら、ランチームの知り合いに遭遇。何度も超ウルトラに出ていて、小江戸大江戸も出場経験あり。ホテルは以前、TWの彩の国100kに出た際、妻が宿泊していたことがあり、とてもきれいで温泉もあり。朝食も6時半からということでスタートに間に合うので朝ご飯代も節約できた。
ホテルで装備品一式があるのを確認してから、受付のある蓮馨寺へ。古い町並みの入口付近にある想像以上に立派なお寺で、スタート・ゴール会場になるだけの広さもある。完走を祈願した後、ゼッケンや参加賞をいただく。
蓮馨寺近くの鰻屋さん「小日向」でうな丼をテイクアウト。若い女性の店員さんからの直筆メッセージと缶茶までついていてすごくうれしい。
そのあと、大江戸コースの冒頭部になる部分を歩いて確認。川越街道(R254)に合流する歩道橋を渡ったところまで行ってからホテルに戻る。少しでも見覚えがあるコースとそうじゃないコースでは全く違うので、なるべく下見したほうがタイムにも完走(精神面)にもつながる気がする。
戻り途中、東武ストアで夕食の追加と明日のスタート時に持つ水分(グリーンダカラ600ml)を調達。街中スタートでスタート時間も早くないので買い物は最小限で済むのがいいね。
18時半頃~19時くらいにご飯を食べ,ゼッケンを付けたり準備した後風呂に入ってもまだ20時過ぎ。寝るのも早いなと思ってタブレットでネット見たり本を読んだりして21時半頃には別途に入った・・・そこからが長かった。なかなか寝付けない,目をつむって寝たような起きてるようなそんな時間が刻々と過ぎていく。緊張しているのか,何度もトイレに行き,最後に時計を見たのは夜2時。そこからもぐっすり寝た感じはなく5時半には起き出すしかなかった。レース中に眠気が襲ってきたらどうしようと思いながら,もう走り出すしかないだろうとあきらめて当日の朝を迎えた。
2.当日 装備品など
(1)North(小江戸)向け
【ウェア・ザック】 *はSouth(大江戸)にも使用
ウェア上 :ranor(ラナー) BASIC LONG T-SHIRT *
ウェア下 :ノースフェイス エンデュランスレーシングショーツ *
アンダーウェア上 :ATION クレーターメッシュ インナーシャツ *
アンダーウェア下 :INNAR-FACT(インナーファクト) シームレスインナーパンツ *
靴下 :ハイカートラッシュ TRAIL MAGIC *
シューズ :HOKA(ホカ) クリフトン8 *
インソール :SIDAS ラン3Dセンス *
ザック :マウスオントレイル DATE15 *
時 計 :COROS(カロス) APEX2 PRO
【必携品】 *はSouthにも使用
ライト(前面):GETNTOS CO -260RAB *
ライト(背面):NATHAN NS5113 ストローブライト2.0 *
点滅バッチ(大会配付物)*
マイカップ :ウルトラアスパイア C2レースカップ *
コース紙地図(大会からの配付物)*
スマホ(カメラ兼用):iPhone SE sense2 *
予備電池 :ヨドバシカメラ パワーバンクC25(2500mAh )*
健康保険証 *
小 銭 :1,020円(500円玉×1、100円玉×5、10円玉×2)*
携帯食 :7−11 レモンわらび×3、黒糖わらび×3、安納芋羊羹×1、
メダリストジェル(グレープフルーツ味)×1、
ライスピュレ(りんごはちみつ)×1、
外松 おやつ茶屋 プチ大福バラエティ ×5
飲料(OSPREYスポーツボトル500ml×1):グリーンダカラ300ml
粉末= amino vitalクエン酸×3、パラチノース×3
【推奨品ほか】
防寒具 :(上)ノースフェイス スワローテイルフーディ *
(アームカバー)Acture アームウォーマー 裏起毛 *
(ネックチューブ)テクニカ
帽 子 :FEELCAP TRAIL EXPLORE CAP
手 袋 :ワークマン メリノグローブ(厚手、薄手*)
その他 :ホッカイロ マグマ(小)×2
(2)South(大江戸)向け
【必携品】Northに追加
ライト(前面):マイルストーン MS-i1
携帯食 :川原商会 WASP アップルハニー ×1
メダリストジェル(コーヒー)×3
Ando(塩入)×1
外松 おやつ茶屋 プチ大福バラエティ ×4
飲 料 :粉末= amino vitalクエン酸×2、パラチノース×2
【推奨品ほか】
防寒具 :(下)アシックス LIMO(R)ストレッチウーブンパンツ
手 袋 :C3fit メリノウールニットグローブ
(メーカー不明)ミトングローブ
その他 :ホッカイロ マグマ(大)
3.当日 スタート前
7時20分頃にホテルを出て、7時半過ぎに会場到着。宿泊先とスタート地点が近いと朝も楽だね。会場はものすごい人の数で正直驚いた。
荷物は番号ごとに場所が決まっていてわかりやすい(後々,整理までしてくれてとても取りやすくなっていた)。朝は寒いので来ていた上下を脱いでスタンバイ。トイレは荷物を置く建物の2階にあるけど、男子は小用×2、大用×1。大のほうは5人くらい並んでた。どうせ一斉スタートじゃないし、と準備運動などしながら余裕で待つ。
スタート地点には10分前くらいに並ぶ(並ぶというより集まるという感じ)が、North(小江戸)コースは道が不案内なのでわざと後ろの方からの出発を企てる。200キロ以上あるんだからここでかき分けて前に行っても仕方がない。
並んでいると、ペケッターでからませていただいている『のび太氏』さんにお逢いできた。(身長が)でかい!猛者感が半端ない。歴戦の風格と言うべきか。
その横には、これまた先日の台湾24hで好成績を収め今回230kにエントリーされている『けいしゅん』さんがいて挨拶させてもらう。いつもの骨髄バンクたすきがないねと話したら、しっかり後ろのザックに貼り付けていた。超ウルトラ慣れされているようで、こちらも風格十分。
大勢の人が集まっていたためなのか、日差しがそれなりにあり、来ていたウィンドブレーカーをザックにしまう。本当なら半袖Tシャツにアームカバーにしようと思っていたけど、こうなると長袖Tにしてきて正解だったと思う。ネックウォーマーの効果もあったかな。
この大会は、制限時間は時刻(グロス)、個人の記録はリストバンドをスタート地点の計測器にタッチしてからの時間(ネットタイム)で計測される。ネット計測だしペースは緩いので(むしろ前半に出しすぎないか不安なくらいなので)そこまで緊張せず、8時スタートの号砲を聞いても,ノロノロとスタート地点に歩き、TW名物のリストバンドをタッチしてようやくスタートを切る。このスタートがうまく反応していなかったらどうすんだろう?と思ったが,まあ5分10分くらい、200kの行程では誤差だろうなどと考えていた(実際にはスタートに7分以上かかっていたけど、その7分に後々焦ったり助けられたりすることになるとも知らず・・・)
4.North(小江戸)コース 91.7km
(1)スタート〜吉見エイド[21.4km地点]
この日の川越の天気は、スタート時間は気温3〜4℃、最高気温は10℃程度。一日中北西の風が吹き、朝方は3〜5m/s、日中は7〜9m/sになる予報。昨年の大会はかなり暖かかった(暑かった)という話を聞いていたが、今年は気温があまり上がらず,風が強い予報のため、ウェア選びは最後の最後まで迷った。
スタート直後は伊佐沼に向かうまで東に進むし、周りに人はたくさんいるので風はあまり関係ない。スタートしてすぐの交差点で早速捕まってしまうが、そこでTWの太田代表と一緒になる。代表が「ちょっとスタートの状況を見たいと思って」とおっしゃったので「代表も吉見(エイド)くらいまで走られますか?」と冗談めかして聞いたところ、笑って首を振られた。おそらく、道幅の狭い川越の街をランナーが駆けるので、迷惑になっていないかとか気にしたのかな。
下手にペースを落とすと逆に脚に負担になりそうなので、いつもの軽いジョグペースで大きな塊(プロトン)をいくつか越していき、伊佐沼から北上。
朝方はまだ風が強くない予報だったのに、だだっ広い中にある道をたどるため、風の影響がすごい。ただ、ところどころ建物もあるので、そこは影響が緩和される感じ。ちふれ化粧品の工場が見えてきたところを左折。ちふれ化粧品を見ると、学生時代のあれやこれやを思い出すな。
入間川・越辺川の2つの川にかかる釘無橋は歩道も狭いうえに最初に暴風の洗礼を受けた。トラックが起こす風もあって橋の上はかなり怖い。前を追い越すようなスペースもないのでとりあえず前の人を風除けにしながらついていくだけ。
このあたりから、早速トイレに行きたくなる。マジで1時間持たない感じ。次のトイレは平和の森公園なので、そこまで耐える。公園のトイレは多少並んでいたけど、ギリギリ間に合った。最初から人間の尊厳を失いかけた。
この後もトイレは幾度となく立ち寄り、前半戦はほぼトイレに間に合うかという闘いだった。そういう意味で、トイレ場所をメモしていったのは、精神的に大きかった。あと何キロでトイレがあるとわかれば、それまで耐えればよいし、水分補給もトイレ直前に意識的に摂るようにできた。とにかく、配付された地図にあるトイレはほぼ利用したと思う。
平和の森公園を越えて少し行くと、小川沿いにあるさくら堤公園を進むルートに入る。ここは桜並木があり、おそらく花見の名所だろう。トイレも結構な頻度である(ここでも当然トイレに立ち寄る)。本当は桜が咲いていたらよかったが、もう少し先になりそう。桜の花は楽しめなかったけど、並木道だけあって風が少し遮られたので、それなりに走りやすかった。
そうしているうちに、吉見総合運動公園の脇に設けられた最初のエイド「吉見エイド」に到着。(スタートから1:57)
バナナを1切れをほおばり、菓子パン1切れをポケットに入れて、出発!の前にトイレ(しかも大きいほう)。トイレはエイドから少しだけ離れた施設内なので、とてもきれい。結局エイドを出るまで5分。ここまでは当初のプランAの計画どおり。
ペース配分としては、前半をキロ5.5分として、エイドで5-10分の休憩。North全体としてキロ6分弱を念頭に計算。(エイドアウト2:02)
(2)吉見エイド〜手島エイド [32.7km地点、エイド間11.3km]
このエイド間はほとんどが河川敷の土手の上を走るコースになっているので、最も風の影響を受けた区間。トイレなどで前後していた女性ランナーは風にあおられてよろめいていたくらいだし,途中で追い抜く際に「風除けになってください」というありがたい申し出も受けた。自分のペースで走るだけだから、風除けでも魔除けでもなれるんだったら全然オッケーですけど。ただ、自転車レースのように、一旦離れると風除け効果がなくなってしまうので、少ししたら後ろには人がいなクナってた。
風の強さとしては、まっすぐ向くと呼吸ができないほどだったので、終始うつむき加減に、少し身を薄くしながらなんとか走る。ペースなんかはほぼ関係なく、無理のない範囲で走れるスピードで走るだけ。
途中の健康スポーツセンターにもトイレで立ち寄り。ここは土足不可なので、靴を脱いで利用させてもらう。建物の中は当然風もなくあたたかい。受付のお姉さんに「今日はマラソン大会か何かあるんですか?」と聞かれたので、川越から走ってきて、これから東京行くっていう200kの大会をやってます」といったら驚いてました。特にコメントはなかったけど、そんなの想像できなければコメントもできないよな。
手島エイドへの到着すると「ブラボー」を連呼するエイドスタッフがお出迎え。(スタートから3:05)
トイレに行って、スポドリを補給。お稲荷さんを食べて、マフィンを1切れ手に持って出発。エイド滞在は2分。ここもほぼ計画どおり。(エイドアウト3:07)
(3)手島エイド〜松ノ木食堂(玉淀)エイド [51.6km地点、エイド間18.9km]
あまりにトイレの回数が多いのとそれほど気温が上がらないので、手島エイド以降は水分補給を少なめにしてみた。
もともとこの季節のランでは30kを超えない限り水分を摂っていないので脱水は心配せず、トイレまでの時間を見積りながらトイレのある10分前地点で水分を摂るようにしたところ、この区間19kくらいで途中のトイレは2回で済んだ(鹿島古墳群のトイレでは大小両方経験)。
また、この区間は川の近くを走りつつ、河川敷のようなところはなく、住宅地の脇を進んでいくのでそれが風除けになり、前の区間ほど風を感じなかった。
この辺りまで来ると前後の人が本当に少なくなり、鹿島古墳群からは前後に1人見えるかどうかという程度。すでにぼっち旅の気配が漂ってくる。もっと和気あいあいと進む旅をイメージしていたんだけどな。
重忠橋を渡ってファミマの横を通過すると、思ったより歩道が狭い(というか歩道がほとんどない)。一瞬、ロストしたか!と思ったが、直後に応援の方がいて、「道あってます?」と聞いたら「合ってますよ」とお返事をいただいたのでホッとしながら花園ICを目指す。黒田の交差点まで行くと道幅も広くなり、風向きとの関係から風の影響も少なくなったように感じる。
黒田の交差点あたりで道路の反対側に選手の姿が見えて、あれ?と思ったけど信号で合流。スマホを見ながら走られていたので間違えて渡ったのかな?この選手とは唐子エイドあたりまで抜いたり抜かれたりを繰り返して進んだけど会話はほとんどなし。なんか一生懸命そうだった。
松ノ木食堂(玉淀)エイドは、大会直前に浄恩寺が使えないということで急遽設定されたエイド。ようやく4分の1が終わったことになる。ここまで4:48でちょっと早め。予定ではここで少しゆっくりしてもいいかと思っていたけど、エイドではロールパンサンドがあって持っていけそうだったので、トイレと簡単な補給を済ませて5分くらいでリスタート。ちょうどボトルのスポドリもなくなったのでアミノバイタルとパラチノースの混合水を作っておく。トイレはこの先コンビニで借りないといけないので時間節約のためにもここでしっかりと行っておくのがポイントだと思う。ちょっと慌てたのが直後のミスに繋がる。(エイドアウト4:53)
(4)松ノ木食堂(玉淀)エイド〜唐子エイド [72.6km地点、エイド間21km]
これまで北西方向に進んでいたのでもろに逆風だったのが、この区間からは順風に変わる。これまでの間はずっと「松ノ木食堂エイドまで行けばあとは風に押されて楽になる」と思って耐えていた。
松ノ木食堂前の信号が青になるのを見計らってサッとリスタートし、700mくらい進んだ鉢形陸橋の登り途中でゼッケンがないことに気づきめちゃくちゃ焦る。ゼッケンベルトを使用していたので落ちるはずもないと思っていたのに、体のどこを触ってもない。おそらくトイレに行った後にザックを下ろしたので、その時に引っかかって落ちたのかもしれない。
慌てて前のエイドまで戻る。完全にディスアドバンテージだが、ゼッケンも必携品だとすると失格になるのが怖い。エイドに着いてスタッフの方にゼッケン番号と落ちていなかったか尋ねたところ、「次のエイドまで運ぼうかと思っていた」とおっしゃって拾ってくれていた。本当にホッとした。往復で1.5km、10分弱くらいロスしたかもしれないけど、ロールパンサンドをおかわりして再出発。
風の勢いも借りながら気持ちよく進む。ゼッケンを取りに戻ったこともあり、周りに結構選手がいて、途中では有名なタカケンさんも並行した。タカケンさんは「皆んな速すぎるよ。このまま行ったら大会記録になるけど、前の方ではもう潰れかけてると思う。でも俺は川越でやめるけど」なんて話をしていた。前半は風の影響もあったしなあと思ったけど、260kや230kに出る人たちは本当にバケモノだらけですね。
この区間は信号も多くなく、金勝山トンネルからは下りになる。歩道も広く、コンビニもある。この区間でトイレは1回だけ。トイレを利用させてもらったコンビニでは事前に何を買うか決めておいた方が良いと思う。ブラックサンダーとか携帯食になるものがオススメです。
唐子エイドが近づいてくると、タカケンさんの言葉どおり、先行していた選手の一部が極端にゆっくりになり始めたような気がする。260kの選手には足の疲労具合から、目標を順位やタイムより完走に切り替えし始めていたということもあると思う。
唐子エイドには玉淀から前後していた選手とほぼ同時に到着。North・South通じて、スマホでルート確認するよりも紙地図や時計のGPXの方がいいと思う。特にNorthとSouthの成願寺までは紙地図がオススメ。配付される地図は大きいし厚いので、それはザックに入れておきつつ、ホームページで公開されているPDFからA4で両面プリントアウトしたものを持っておいたのが吉。
唐子エイドにはスタートから6:58で到着。うどんを勧められたんだけど、時間がもったいないし、ここはちょっとテーブルにあるもので補給して1分くらいで出発。ここでの失敗はトイレに行き忘れたこと。(エイドアウト7:00)
(5)唐子エイド〜蓮馨寺エイド [91.7km地点、エイド間19.7km]
唐子エイドからは結構単調な感じ。特に川越街道に入ってからは道幅が広すぎて進んでいるんだかどうだかわからなくなる感覚になるので、ここでも地図を見ながら目印を立てていくと飽きないかな。
古凍交差点を右折して川越街道に入ったあたりで、なんとなく内股が擦れているような感じがしてきた。今回は股擦れ対策として、いつものワセリン塗りたくりに加えてインナーファクトの変態パンツをレースで初めて着用していたけど、トレイル以上にロードは同じ動作の繰り返しなので股擦れしやすいのかもしれない。川越のエイドまで保つかなあと思ったけど、先が長いレースなので早め早めの対処が肝要ということで、川島ICの前の信号待ちで携帯ワセリン(インナーファクトから購入した『ガーニーグー』のミニチューブ)をザックから取り出し、3分の1〜半分くらい使って塗る。こういうトラブルに対処するためのものは少し荷物かもしれないけど、大会を楽しむために必要だと思う。
川越市街地に入ると道が狭くなる上に、人の通行も多く、信号も続いて思ったとおりのスピードは出せない。人を避けながら、迷惑にならないように進む。
蓮馨寺到着はスタートから8:51で誤差の範囲。本音では9時間以内に川越を再出発したかったが、あらためて股擦れ防止のためにワセリンを丁寧にこんもりと塗りたくる。これが後々のトラブル防止やタイムにつながると思って、面倒くさがらずにやった。
マイルストーンのライトを腰につけて、ザックにロングパンツとミトンの手袋を入れ、コンビニで買ったブラックサンダーと補給食を入れ替え。補給食は思ったほど使わないので、South用に用意したうちの半分くらいにして出発。(エイドアウト9:07)
5.South(大江戸)コース 115.6km
(1)蓮馨寺エイド〜成願寺エイド [128.6km地点、エイド間36.9km]
ここからSouth(大江戸)コースに入る。夕方の川越市街地を抜けて川越街道にのると陽が落ちて暗くなってくる。バイパスと違って歩道は狭いし細かな凹凸もある。車の通行量は多いのでライトは最小限で。それでも街中では十分。今回は夜に街中を主に走るので腰ライトメインにしたが、遠くを見たり手元の紙地図を見るときは見にくいものの、すれ違う歩行者に眩しい思いはさせずに済んだと思う。
成願寺まではとにかく長い。この大会の最長のエイド区間になっているし、その分時間もかかるので間延びしやすいと思う。今回はずっとボッチ行動で、大会やっている感覚すら薄れてくる。
僕の場合は東京都に入る(成増駅)までと山手通に入るまで、成願寺までの3つに分割して考えた。トイレもその単位で。トイレは公衆トイレの方がロスが少なくて済むので街道近くの公園を調べていたけど、周りが暗いこともあってあまり実用的ではなかった。基本的にコンビニ利用になるので、行き損ねると対岸の方に渡る必要があるし、そのために信号待ちも出てくる。
新座や朝霞を通ると、学生時代にアルバイトしたことや仲間と遊んだことを思い出して懐かしくなる。時間的にも人通りが多く、信号の数も多くなるので思ったペースで走れないものの、どちらかと言えば下り基調になっている。ここを戻って来るとしたら嫌だなとか思いつつ前へ。
最初の目標地点・トイレは成増駅。駅員さん呼び出し方式だったので予想よりも時間がかかる。階段もあるし。まあ、コンビニも人通りが多いところにあると貸してくれるかわからないし、満室の可能性もあるので利用させてもらえるだけでありがたい。トイレは進行方向奥の改札に入ってすぐのところにある。
この頃になるとストップアンドゴーもあって寒さを感じ始めてきた上に持っていた水分も冷え切ってしまう。暑かったら水分補給がもっと多く必要かもしれないけど、逆に寒さに弱いので成増駅前にウィンドブレーカーを羽織るが、短パンではどうしても寒さは避けられない。山手通前のコンビニで『ホットゆず』ドリンクを買って3分の2くらいを一気飲み。店に入ったこともあって一時的だけど体は少しあったまった。
山手通に入ると、要町→椎名町→中井→落合→東中野→中野坂上と駅がほぼ等間隔で出てくるのでリズムが掴みやすい。ただし、線路を越える高架もあるのでアップダウンがじわじわと効いてくる。要町の交差点で応援してくれた方に声をかけられて久しぶりに人と会話した。チョコレートは断ってしまったけど、とてもありがたかった。
蓮馨寺から成願寺まで4時間を目標にしていたけど、山手通に入ったあたりで難しいことはわかった。やっぱりペースは遅くなっている。成願寺にはスタートから13:19で到着(この区間は4:12)。
成願寺エイドには名物の鹿肉カレーがあって、それをすごく楽しみにしてた。やはり美味しい。カレー好きとしては、エイドでカレー食べられるというのが嬉しくてたまらない。寒くて手がかじかみ、アップルハニーの蓋が開けられなくなっていたので、スタッフの方に頼んで開けてもらう。蓋を捨てられたのは誤算だったけど、僕の説明が悪かったですね。なんとか蓋を見つけられてよかった。
ここで下に防寒用にザックに入れてきたロングパンツを履いて、手袋も厚手のC3fitのものに交換。ボトルの中はアミノバイタル+パラチノースをお湯で溶かしたものにして、KOUMI100で使った湯たんぽ作戦にした。
エイドでは何より人と会話できたことで一番のリフレッシュになった。思ったより選手の数が少なかったのでスタッフの方に「なんか少ないですよね。もっといると思いました」と話したら、「あんたが速いんだよ」と言われて頭に?マークが浮かんでしまった。この時点でも自分の順位は分からず、260kとか230kの選手も含め、どんだけ速い人がいるんだろうと思ってました。
15分くらいかけて補給と装備を整え、気持ちも前向きになって、いよいよ都心の観光スポット巡りに出発。(エイドアウト13:35)
(2)成願寺エイド〜浅草橋エイド [146.3km地点、エイド間17.7km]
まずは新宿の都庁を目指す。ここからはさらに信号の頻度と捕まった時の時間が多くなる。そのためなかなか身体が温まらない。
都庁側に渡るための交差点で止まっていると、260kの選手で某ポットキャストにも度々登場されていた方と一緒になった。川越街道の最初の方でも少し一緒になった方だけど走りながらだったのでお名前までは確認できず。今回の260kは特にスター選手揃いだが、こうしたお話できると大会に出てよかったなと思う。結局この交差点以降はご一緒する機会がなかったのが残念。しっかりと完走されてい他ので、ペースメイク・レースメイクに優れているんだろうなと感心する。
都庁の石標を撮影後に向かうのは国立競技場。その途中の代々木はほとんど足を踏み入れたことがないエリアなのでちょっと心配。紙地図だとそもそもの現在地や方向感を間違えやすいのでここからは時計のGPXを頼りに進む。無駄に信号を渡ったりしたけど大きなロストはせずに済んだ。
国立競技場前では、応援の女性たち(男性1名)からハイタッチをもらってテンション爆上がり。夜のぼっち旅をしているおっさんを応援してくれるなんて、本当に感激。あとで大会とは別に請求書とか送られてこないか心配になった。温かい声援を受けて再びやる気になる。
神宮外苑は、例年であれば24時間走が行われているらしいのだが、今年は選手が走っていなかった。それもあってトイレにもシャッターが降りていて利用できず。これは誤算だったけど、すぐ近くに青葉公園のトイレがあるので動揺はせず。都内中心部は調べると、所々に公衆トイレがあるので、川越街道や後半の赤羽以降に比べると心配はない。コンビニは貸してくれるか分からないし、大きい方や女性でなければ公衆トイレをメインにしたほうが時間のロスは少ないと思う。
六本木のダンジョンを抜けて麻布十番あたりは昼と夜の雰囲気が違っていて少し戸惑う。東京タワー手前でも交差点で信号を1つ余計に渡ってしまいタイムロス。東京タワー周辺は海外からの旅行者(主にカップル)がいろんな角度で写真を撮る中、芝公園のトイレから上がってきたおっさんが一人で東京タワーの全景をスマホに収める。全景という指令なので、近づきすぎるとフレームに入りきらなくなるので注意!僕も少し後退りしてパシャリ。
そこから霞ヶ関の官公庁街、皇居周辺、東京駅と向かう。ここは小慣れたエリアなので何の不安もない。むしろ大会コースの中ではホームエリアというくらいの感覚。東京駅はほとんど真っ暗になっていて、ものすごく寂しい感じ。そこから日本橋を通って浅草橋に到着(スタートから15:53)。脚の調子と距離の割には思った以上に時間がかかった印象。
浅草橋エイドでは、コスプレしたお姉さま方の温かいおもてなしを受け、きりたんぽの汁や豆乳ベースのドリンクをいただく。きりたんぽ汁は甘しょっぱくて温かい。豆乳ベースのドリンクをいただく間にボトルの水分をお湯で補充。エイドの皆さんと写真も撮ったけど、大会のFacebookには載ってなかったな。
相変わらずぼっち旅だったので、それを愚痴ったら「ここにきたのは260kや230kの選手も入れて10人いないくらいですよ」と教えてもらう。「え、そんな順位だったんだ」と思いながら、目標はあくまで順位ではなくタイムと言い聞かせてリスタート(エイドアウト15:58)
(3)浅草橋エイド〜おしなりエイド [159.2km地点、エイド間12.9km]
浅草橋から馬喰町・水天宮に進むけど、深夜にも関わらず小さな信号も皆生きていて、まったく走るリズムが刻めない。新宿から東京駅は車の量が多いこともあってやむをえないと思えるが、すでに車どおりも人どおりもなくなった道の信号で待たされると少しイラッとする。でも、これで渡ってしまったら、ゴールした時、目標タイムをクリアできた時にフルで喜べるだろうか、と思って立ち止まり、屈伸などをしてやり過ごす。すでに脚がこわばってきていて、屈伸するのも一苦労。
水天宮の信号で待たされていた時には交番から出てきていたお巡りさんに「もしかして、埼玉から200キロ走る大会かい?」と声をかけられた。「そうですよ」と答えると、「もうそんな季節になったんだねえ」とまるで季節の風物詩のようにおっしゃっていた。コロナ禍も含めて10数年大会をやり続けると、こうして季節の行事としても認識されるんだなあと嬉しくなる。
茅場町を越えると、宝町、東銀座となり、意外と早く築地本願寺が見えてくる。そこから勝鬨橋で証拠写真を撮って月島へ。すでに深夜となっていて人通りはほとんどない。両足首に違和感が出始めていて、応急セットにテーピングを入れてこなかったことを後悔していた矢先、月島のセブンイレブンに併設された24時間営業のドラックストアを発見。タイムロス覚悟で店に入り、テーピングを購入。次のエイドで応急処置できる準備ができた。都内を巡るコースだからこそできる対応。
月島からは、越中島、門前仲町、清澄白河、森下、両国と進むが、清澄通は同じような風景で集中力が欠けてくるし、信号もそれなりの頻度で出てくる。飽きてきた頃に森下となり、まだかあと思うとあっという間に両国。ここまで来ると、おしなりエイドが間近に思えて少し元気が出る。おしなりエイド付近には誘導の方が立っていたけど、深夜ということもあり、静かに案内される。到着はスタートから17:39(午前1時半過ぎ)。
おしなりエイドの方は浅草橋ほどテンションが高くない(深夜なので小声)し、少し地味に感じたけど、お話を聞くとスパルタスロンの元日本代表とか、ハセツネの女子レジェンドとか、何気にパワースポットだった。僕もそれにあやかろうと、出発前にスパルタスロン元日本代表の方に握手してもらった。
エイドではハサミを借りて先ほど購入したテーピングで応急処置して、スープをいただき、小さいおにぎりを2個くらいポケットに入れて出発。出発する際には寒くないようにと信号が青になるタイミングを見計らってくれた。本当にありがたい。(エイドアウト17:50)
(4)おしなりエイド〜舟渡エイド [181.1km地点、エイド間21.9km]
東京スカイツリーの下を通って浅草へ。浅草寺には北側から入って本堂を撮影する流れだが、夜なのでひっそりと静まり返っている。ただ、仲見世はライトアップされていたし、宝蔵門も立派だった。人気のない浅草寺は昨今のインバウンドを思うとすごく貴重。お昼近くに通る選手は人をかき分けて進まないといけないんじゃないかな。
浅草寺から鳥越神社へ行くと撮影チェックポイントはこれですべて完了。ここからこの区間は深夜に走ると本当に寂しい上に、Southコースで二番目に距離が長く、末広町から本郷まで結構な登りがあるし、そこからも緩やかな登り基調になっていると思う。脚が上がらなくなってきたというのもあると思うけど。
鳥越神社の次の目標は東大とその先にある公衆トイレ。コースは道なりでわかりやすいので、とにかく前に進むことだけを考えるが、ぼっち旅&深夜では気の紛らわしようもない。と思ったけど、どうやら近くに選手がいる様子。西ヶ原あたりから並行している様子。王寺駅前で信号待ちしている間にその選手がコース外の方向に走って行かれたので一瞬焦るものの、とにかく自分のペースとリズムを意識する。
王子・王子神谷は昨年宿泊したことのあるエリアだし、街も少し明るい。王子神谷から赤羽の東洋大学キャンパスまでは何度も地図を見ていたので地図も時計も見ずに進めた。そこからはまた寂しい道になるけど、言葉をほとんど交わさないものの、一緒に進む仲間がいるだけで頑張れる気がする。
舟渡エイドは屋外のはずなので、舟渡駅近くのコンビニでトイレと更なる防寒対策(アームカバー)を装着。『ほっとレモン』をボトルに投入して舟渡エイドはほぼ通過のみにできるよう準備する。店員さんがいなくて、会計を済ませるまでにタイムロスしたけど、それは仕方がないと割り切る。(店員がすぐに来ないことをいいことに会計せずに商品を持ち出そうとするおっさんがいた。やべーな)
舟渡エイドにはスタートから20:38で到着。エイドには選手も2人くらいいて、僕は作戦どおり計測器へのタッチと小さなおにぎり2個をもらって、ほぼほぼ同時にリスタートする。(エイドアウト20:40)
(5)舟渡エイド〜秋ヶ瀬エイド [192.9km地点、エイド間11.8km]
舟渡エイドを出発した頃には、脚、特に左アキレス腱が痛くなっていて、ピッチも狭く、スピードはほとんど出ない。しかし、この区間は河川敷があって信号が少ないほか、予想よりも風が弱まっていたので、とにかく足を止めないことだけを意識した。
河川敷に入る際に、腰ライトの光量をMidに変更して明るさを確保。ヘッドライトもつけたけど、腰ライトの明るさで十分というか、ところどころ路面が凍っていて、滑らないように、どうしても足元を見ながら進むしかなく、顔を上げる暇がほとんどなかった。薄いながら、しっかりと凍っているので、下手すると踏ん張りが効かずにすぐに足をもっていかれるだけでなく、ここで転んだらかなりのダメージになりかねない。
夜明けが近づいてきて、うっすらと明るさが広がっていく風景は綺麗だけど、放射冷却のせいか底冷えがしてくる。トイレはほとんどないので、その点も不安になる。街中では信号にイラついていたけど、河川敷は7〜8キロにわたって信号がないため、その間は休憩することもできず。脚が悲鳴を上げ始めていて結構辛い。
途中で24時間走の世界記録保持者の女性が歩いていたので追い越す。お話ししたかったけど、タイムに追われていたのと隣に男性(おそらく200kの2位の方)が一緒でお話し中だったので勇気が出ずに涙を飲んで通過。その後、その世界女王は復活したらしく、260kを完走されてました。本当に世界レベルはすごい。
秋ヶ瀬エイドにはスタートから22:04で到着。温かい素麺をご馳走になる。小さいおにぎりももらったけど、冷え切っていたのでなかなか喉を通らず。結局はゴール後にいただきました。(エイドアウト22:07)
(6)秋ヶ瀬エイド〜ゴール(川越・蓮馨寺) [207.3km、エイド間14.4km]
秋ヶ瀬エイドを、おそらく200kの2位の方と同時にスタートする。ただ、R254バイパスに入る前に引き離されてしまい、結局は一人旅。
順位はともかく(その時点では2・3位争いとは知らなかったので)、残り14kmくらいを2時間弱で走る必要がある。いつもなら1時間ちょっとで走れるような距離なのに、ペースがかなり落ちていて時計とにらめっこが続く。カロス先生の距離表示というか、ペース表示があまり信用できなくなっていたので、信号以外では休むこともできず。信号待ちも含めてキロ8分以内で走れれば間に合うはずなんだけど、とにかく脚が売り切れていてスピードが出せない。
バイパスの歩道には「川越まで◯km」という表示があって、ちょうど良いカウントダウンになっている。ただ、バイパスなので目立った目標が見つけにくい。僕が目標にしたのは、ららぽーと富士見(左側・197km)、上福岡の工事区間回避(199km)、はつかり温泉(200.5km)、川越線(203.5km)、小仙波交差点(205km)。後半に行くほど間隔が短くなっているのは精神的な面が理由ですね。
小仙波交差点を越えると川越市街地はもう間近。でも足は動かない。迫り来る目標タイム。最後の力を振り絞って蓮馨寺まで進み、最後は蓮馨寺向かいの交差点で停止。押しボタン式の信号なので焦る。
ゴールして、スタッフの方に写真を撮ってもらい、Southコースのチェックポイント写真の確認を受ける。これで撮れていなかったり、削除してしまっていたりしたら目も当てられないな、と思いながらも無事にゴールが認められた。
手元の時計ではタイムは目標の24時間切りを達成(スタートから23:54)だが、時刻は8時を超えていた。荷物置き場にいらっしゃるスタッフの方に記録証を出してもらう。ここで正式に24時間切り達成を確認。思わず声が出る。記録証を出してくれた方からも「おめでとう」と言ってもらえたほか、なんと太田代表にも「次は230k?、それとも260k?」と声をかけてもらえた。小江戸大江戸、彩の国を主催されている代表からゴール後に直接声をかけてもらえるなんて本当に光栄です。
6.ゴール後
あまり食べたり飲んだりしていなかったこともあって、そういうことがあった後に必ず起きる痰が絡むような咳が出てきたので、とにかく持っていたものを食べて、ホテル三光のお風呂へ。
ホテル三光のお風呂は9時からなので、5分くらい受付で待ったが、その間に結構な行列に。リタイアした方もいたようで、ランナーらしい人もちらほら。
浴場はちょっと寒かったので、急いで頭と体を洗い、髭を剃って湯船に。一つ一つはそれほど大きい湯船ではないものの、体は温まった。
温泉といえば牛乳なので、腰に手を当てて一気飲み。それでも咳が落ち着かないので、マルエツで焼肉弁当とビールを購入して再び蓮馨寺に戻り、飲食しながらゴールする選手をお出迎えすることにした。外は日差しもあって暖かく、ゴールした選手、これから260kや230kの残り30k、60kに向かう選手、そして応援する方々が行き交う、素晴らしい光景を見ながら飲むビールは本当に美味しかった。
全員を迎えたいところでしたが、帰りの切符を『とくだね』で予約していたので大宮に向かう。急に眠気が襲ってきて、電車内で寝てしまい、しかもスマホを落としてしまうという失態。なぜか聴いていた音楽が途切れないので気付かなかったのは、女子高生が拾って渡してくれたから。少し寝ぼけていてきちんとお礼できなかったかな。その後、ちょっと時間があったので、マツキヨで湿布を買って痛めた部分に貼りまくる。
帰りの新幹線ではCOEDOビールを飲んで再び居眠り。フルで楽しんだ2日間だった。大会関係者、スタッフ、選手の皆さま、お疲れ様でした。ありがとうございました。
おしまい
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