うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン一部試走メモ:南相馬(JR常磐線原ノ町駅)〜福島(JR福島駅)
2024年9月に開催される『うつくしま、ふくしま。ジャーニーラン』に向けて、2024年7月13日に、スタート地点である南相馬から第3チェックポイントのある福島駅まで試走してきました。
スタートまで
スタート地点である南相馬市のサンライフ南相馬(原町生涯学習センター)までは、朝7時台の普通電車に乗ってJR常磐線・原町駅下車。
当日の天気予報では、夕方まで晴れ。気温は出発地点で24℃くらい。最高気温の予報は33℃(福島)で梅雨の晴れ間というより真夏!
スタート(原ノ町駅)〜サンライフ南相馬:約2.0km
うつくしま、ふくしま。ジャーニーランは、9月に開催される予定の超ウルトラロードランの大会?イベント?(ジャーニーランなのでレースというのも違う感じ)で、南相馬から相馬、福島、二本松、郡山、猪苗代、会津若松と巡り、郡山でゴールする250kmを走ります。(南相馬〜郡山と郡山〜会津若松〜郡山のハーフの部もある)
今回は、冒頭部分の南相馬〜相馬〜霊山〜福島の76kmを走ります。
南相馬では、JR原ノ町駅からスタート地点のサンライフ南相馬まで、駅前商店街を抜けていきます。途中にミニストップがありますが、スタート地点から西に250mくらいのところにスーパーマーケットのフレスコキクチもあるので、当日はスタート地点に着いてから飲食物を調達することも可能。
サンライフ南相馬〜CP1フレスコキクチ相馬店:約19km
本番では、サンライフ南相馬から、一旦、南相馬市役所や野馬追通りを巡った後に県道120号線を北上することになるのですが、今回は駅から野馬追通りを経由したので、その部分はカットしました(実質、野馬追通りから試走が始まっていると言っても過言ではありません)。
県道120号線は南相馬の原町区から鹿島区(JR鹿島駅付近)を経て、国道7号線に合流します。
平坦に思える南相馬〜相馬の区間も、実は細かなアップダウンがあります。また、国道7号線の「道の駅そうま」まではコンビニなど商店はなく(みそ漬けの「香の蔵」はありますが・・・)、自販機がところどころにある程度です。しかも本当にところどころ。(あとで地図を見ると、鹿島でコースから少し外れたところにドラックストアのツルハがあったようです)
私が走った時は徐々に暑くなってきた時間ということもあり、相馬市内に入るまで人通りはほとんどなく、すれ違った人は片手で収まる程度。国道120号線は車もまばらです。
鹿島駅付近を越えて、国道7号線に合流すると、一気に車の交通量が増えます。ここまで手元の時計のGPS計測で11km。歩道が片側しかない区間があり、信号も少ないため、渡るべき時に渡らないとかなり怖い思いをします(トラックなど大型車の通行が多い)。
ちなみに、自分の記憶としては、
・県道120号線から合流してすぐに右側に渡る
・サテライトかしまから左側に渡る(右側もしばらく歩道があるが途中で途切れて信号もない)
の2箇所が注意ポイント。
また、大きな道路ですが歩道は手入れがあまりされておらず、雑草が道を塞いでいるように感じるところも。本番では薄暗くなっている時間帯だと思うので、足元にも注意した方が良いでしょう。
「道の駅そうま」は手元のGPSで約16km(原ノ町駅からの計測&一部コースをカットのため誤差あり)。トイレや自販機があります。信号を渡った先にはセブンイレブンもありますが、道の駅のトイレはきれいで複数あるので、トイレや飲み物だけの補給だったら道の駅のほうがいいかも。ちなみにゴミ箱はありませんので持ち帰りましょう。
道の駅を越えて18km付近から国道4号線に別れを告げて県道394号線に入ります。相馬市内となり、郊外型の大型店舗や人通りがあります。ドラックストアのカワチも左側にありますね。
CP1フレスコキクチ相馬店〜CP2霊山こどもの村入口:約27.5km
フレスコキクチではゴリラ?君が迎えてくれます。おそらく本番では開店時間内に到着できると思うので、必要に応じて買い物もできますね。
フレスコキクチを出発すると、相馬市役所の立派な建物が見えてきます。相馬高校を越えると徐々に風景が寂しくなってきます。
国道115号線との合流地点(左側)にローソンがあります。今回はここで水分(天然水きりっと果実グレープフルーツ味)とおにぎりを調達。ここから暑さとの戦いの火蓋が切られた!
このローソンからCP2を越えて霊山町のセブンイレブンまでの約36km、コンビニはありません。そのため頼りは自販機のみ。
最初の自販機は、ローソンから約8kmくらいのところ(C P1から10km程度)にあり、そこから22kmか23.5km地点までなかったと思う。この最初の自販機では水を買って頭からぶっかけました。とにかく暑かった。
CP1から8kmくらいで歩道が無くなり白線のみになる。信号もない道のため、車のスピードは速いし、大型車両が通ると風圧がすごい。しかも、CP1の標高10mから相馬玉野ICを過ぎたところ(22.5kmくらい、ちょうど自販機がある手前まで)の標高490mまで登る。おそらく本番は日も暮れていて、精神にも試される区間だと思う。自販機では麦茶を購入。
「まきばのジャージー」というアイスクリーム屋さん?が見えてくればおそらくCP2はすぐそこ。「まきばのジャージー」はトイレも自販機もある(本番の到着時間にトイレを貸してくれるかは不明)。今回は行列ができていたのでパスしたけど、その日の最高気温に近い時間帯だったので本当は食べたかった。
CP2霊山こどもの村入口〜CP3福島駅:約27.5km
玉野の集落を越えると下り基調になり、そこからCP2までは4〜5kmくらい。地図を見ても、CP2の位置がはっきりしない。
このCP2あたりから霊山町内まで300mは下っていく。道幅は相変わらず狭い。街灯も見当たらないのでライトは必須。
6〜7km下った石戸の集落のJAに自販機あり。ここでなぜかMetsレモンスカッシュ(炭酸&ゼロカロリー)を補給。ここから飲料補給のペースが上がる。基本、自販機を探しながら走った感じ。
石戸の集落から国道115号線はゴルフ場の北側を回り込む感じになり、CP2から11kmあたりで地元スーパーのファンズ霊山店がある。また、信号を渡ったところにはセブンイレブン霊山店。今回はファンズ霊山店でいろはすマスカット味とガリガリ君グレープフルーツ味を購入。あと、アイス用の氷を少しいただいた。これで体を内外から冷やして出発。本当に助かった。
霊山町内を越えると再び登り基調になり100mくらい標高が上がる。無理をせず、急な登り坂は歩くようにする。本番はもっと歩きを入れよう。
CP2から20km地点くらいまではところどころに集落があるものの、やや単調で飽きてくる。本番は夜になっている中、太雷神社以降は歩道がなく、特に20kmあたりの橋は(高所が苦手ということもあって)恐る恐る走った。
お春地蔵ゴルフ倶楽部の看板が見えてくるとほぼ市街地に入ることになる。CP2から22km手前くらいにはセブンイレブン(右側)あり。23kmあたりでは交差点に横断歩道がなく地下道を潜ることになる。
国道4号線に合流する岩谷下の交差点を左折。いよいよ福島駅が間近になってきます。ただ、国道4号線沿いは信号多数。少し走るとすぐに足止めを喰らいます。
福島競馬場を左手に見ながら南下。本来は北町交差点を右折すればよかったのに標識に誘導されて、ついつい行き過ぎてしまいましたが、無事福島駅に到着。
最後に
今回はコースを事前に見れたので良かったのと、自販機の場所を確認できたのが収穫。とにかく飲み物を探しながら走った感じで、スタート地点でグリーンダカラ600mlと水300mlくらいを持ってスタート。
76kmを7時間半でゴールするまでに、追加で天然水きりっと果実600ml×2本、麦茶600ml×2本、Metsレモンスカッシュ480ml×1本、いろはすマスカット味540ml×1本、ザバス180ml×1本と、4〜5リットルくらい飲みました。
本番の9月もおそらく暑さが残っていると思われ、エイドだけでなく、自販機やコンビニも活用しないといかんと実感。
ゴール後は体をウェットシートとタオルで拭いて、ちょろっと着替えをし、電車時間まで一人で打ち上げ。お疲れ様でした。