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転職の薦め

かなり前にも書いた気がするけど、少しずつ方向が見えてきたので再度書きます。

転職をしても良い会社が見つからない、だから起業したいけどお金も力もない。

そんな人が多いと思います。

しかしながら今ある会社を「引き継ぐ」としたらどうでしょうか?

いわゆる事業継承と言う実在する会社のあり方です。

永年経営してて赤字ではないけれど、後継者がいないから続けられないと言う会社が日本にはたくさんあります。

それを継承するのです。

もちろんそこにいる従業員も丸ごとだし、顧客や仕入れ先も丸ごとです。

つまり例えば明日から私がA社を引き継いだとして、人員募集や取引先開拓などをする必要が無いのです。

このやり方を現在、行政が支援金として補助してくれます。最大3000万円。

現在、この情報を集めまくってて、仮にこれが成功したら私はその会社の価値をそのままに、新しい事業を立ち上げて大きくすることを目論んでいます。

話は少しズレますが、私は毎朝晩犬の散歩で近所を合計3時間ほど歩きます。するとこの前までそこにあった会社が無くなっていたりすることがあります。特に商店だとかには多く見られますがそう言う会社を潰すことなく引き継いで会社を継続していくことを事業継承と言います。

中には年商60億の会社を引き継いだと言う猛者もいるくらいなので、この方法は起業しようとするのなら無視できません。

フランチャイズなどと違いますから、初期費用もかからない場合があり書面上の手続きだけで明日から起業して、明日から社長になって、明日から売上が上がるのです。

ここで注意をしなければならないのは引き継いだ後に「俺様は社長だ!」になってしまうと、その企業の社風に合わず人材が流出してしまう可能性があると言うことです。

まず私の計画ではこれまでの会社でダメだった部分と、良かった部分を全ての従業員に出させます。

ダメな部分は、それが原因でストレスを感じていた部分。良かった部分はこれだからこの会社で頑張って来たなどになります。

ダメな部分は可能な限り排除して、良い部分は更に助長して膨らませることで会社は育ちます。更にこれまでやってこなかった新しい事業を立ち上げることで、新しい風が吹いて心地よい空間を作れます。

男女トイレが同じなのが嫌だとか、福利厚生が不十分だとか、そう言うおよそ永年経営してきたら見えにくくなる部分を改善してストレスを排除していき快適な職場環境を作ります。

仕事が楽しいのではなく、会社が楽しいと思わせる雰囲気作りを行わなければなりません。

例え会社を継承したとしても、そのまま丸っと引き継いだだけでは、当然ながら成長しませんし、前の社長の方が良かったなどと言われてしまいます。

社長が新しくなったから、仕事は変わらないけど会社が変わって面白くなった。

これがエンゲージメントを高める方法だと思います。

さて明日もこの事業継承に関する件で打ち合わせがあります。

転職するのではなく、継承する。

そんな生き方もありますよ。

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