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これまでのこと~part1~

これまでのこと、なんて大層なタイトルにしましたが、そんなに歴史はないです。語ってしまうタチなので長くはなるかもしれませんが。

17さい、stageでの悦びを知る

ダンスをはじめたきっかけというか。まず私は地元を離れた大学へ行き、ダンスをやってみたいというたったそれだけのしがない地方の高校生でした。高校の文化祭で有志で踊ったのが1st stageと言えるでしょうか。あの日に浴びた歓声が気持ちよくて。ただその頃は本気でダンスに取り組むなんて思ってもみませんでしたね。

19さい前半、breakin'に出逢う

うちの大学のダンス団体は、入る時に主ジャンという、主に自分が頑張りたいジャンルを選ぶ形式になっています。もちろんダンスなんてまともにやったことありませんから、ジャンルなんて分からないし、コロナ禍で新歓もないし。ひたすらSNSをみては、ジャンルを迷っていました。その頃からダンス団体に入ること以外考えていなかったので、他のサークル・部活は今でもよく知らないのが現状。そこでbreakin'というジャンルを選んだあの頃の自分に大きな拍手を送りたいと今では心から思っております。
 なぜ私がbreakin'を選んだか、それは「ジャンルが少人数だったこと」「シンプルにかっこよかった」という2つの理由からです。breakin'というジャンルを主ジャンにしていた先輩方が少なかったことは大きかったです。なにせ、初心者で小心者ですので、大人数で経験者も多くいるであろうHIPHOPやJAZZを選ぶ勇気がなく、その中で派手で分かりやすく目立ってかっこいいと思ったジャンルでしたので、はやい段階で即決したのを覚えております。
  もともとかなり負けず嫌いな性格であることもあり、できない自分に悔し涙を流すことも。これは今でも健在ですが。

19さい中盤、2人の尊敬する恩師に出逢う

 団体に入って最初の披露の場が終わったあと、いろんなジャンルを体験してはあまりのできなさに落ち込み、加えて主ジャンにしたbreakin'の練習方法が分からない、同期にどんどん差をつけられていく。大学にまだ慣れてないこともあり、毎日苦悩の日々を送っていたのがこの頃です。
 そんな私に差し込んできた一筋の光が恩師との出会いです。1人目は同じ団体の先輩bboy、2人目はSNSではじめてDMを送ったbboy。恩師については語れることが多いので詳しくはまたいつか。こうしてbreakin'をはじめて1年未満で素晴らしい出逢いをした理由、それは【行動力】だろうなと。この頃から「迷ったらまずやってみる」を大切にしはじめたような気がします。ありきたりな言葉かもしれませんが、「挑戦しなければ失敗はしないけど成功は絶対にしない」があたくしの本質なのかもしれません。

19さい後半、freestyleに出逢う

 ダンスにおいてfreestyleとはさまざまなことをさしますが、ここではサイファー・バトルなど、ショーケースとは異なる文化のことについて定義しておきます。先程の私の本質に従って、freestyleで踊るイベントに足を運んでみたところ、怖くて足がすくみ、緊張して全く踊れなかったのに、楽しいという奇妙な感覚を経験しました。自由に音に乗る感覚、振りに縛られずに思うままに動いて、褒めてもらえる場があること、そこからフリーで踊ることがとてもすきなことになったのです。苦手ですが。帰ってその動画を見返すのは、今でもやっぱり恥ずかしくて嫌なのに、それでも足繁くそのような場で音に溺れるというのはまさに多幸感、、、。矛盾しているようですが、正直な気持ち。始めて出た低学年限定バトルで、先輩から個人賞をいただけたこと、団体内バトルでジャッジからのフィードバックにお褒めの言葉があったこと、その2点がfreestyleでの原動力になっているような気がしています。

大学1年生でのことだけを語るのに長くなってしまったので今日はここまで。ではまた。

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