コペンハーゲン旅行記⑧ ロイヤルコペンハーゲン
市庁舎前の広場には大きな噴水があり、人が集まっていました。おそらく観光名所だと思いましたので、ひとまず、写真を撮ります。
自撮りもしたのですが、よれよれの汚らしい女が写っていて驚きました。日本を夜出たため、厳しい数え方をすれば2日風呂に入っておらず、睡眠も十分にとれていない中、素早く着替えて市庁舎まで歩いてきた女です。服は汚くないはずなのに不潔感あふれるすごいクマとてかりに自分でもドン引きしてしまいました。夫に送るために、3テイクくらいして比較的ましな奴を送っておきました。
化粧道具やスキンケアを日本から持参して、夫にも荷物多くない?と言われていましたが、結局お風呂に入ることと、十分に眠ることが美容には一番大切なのだと思います。
とても疲れていたことを表している一枚がこちらです。これは、観光名所ではなくただのホテルです。
市庁舎がどれかまともな判断がつかず、適当に目に入ったものを撮影しています。
どんなぼろぼろのときでも旅先では起き上がることさえできれば、意地でも観光に行くのですが、やっている最中に旅行って何が楽しいんだっけ?と素朴な疑問が湧いてきちゃったりします。時には休む勇気も必要です。
市庁舎広場を去る際、時刻は17時くらいでした。
まだ、全然暗くないですし、みんな外で遊んでいます。私もまだ何かできることがあるはず、と考えた結果、「指定お土産」を買いに行くことにしました。「指定お土産」とはブランドや型番など、比較的親しい人に頼まれ、細かに指定が入っている絶対に買わなければならないお土産です。
今回母から、「ロイヤルコペンハーゲンのペアマグカップ」を指定されていました。コーヒーカップとか紅茶茶碗ではないところは、母の情けだと思います。
ストロイエを進んだ先に、ロイヤルコペンハーゲンはありました。なかなかかわいらしいたたずまいで、USJとかディズニーシーにそのままおけちゃいそうです。
中に入るとカップがたくさん並んでいました。スポーツ刈りがかっこいい女性店員の方が何を探しているかと聞いてくれたので、マグカップを探してる旨を伝えると、伝統的なものから最近でたばかりの新しいデザインまで一通り見せてくれました。写真も撮っていいということだったので、母に決めてもらおうと写真を撮りながら見ました
伝統的ロイヤルコペンハーゲン
ロイヤルコペンハーゲンと言えば西暦が刻まれた青い皿であるイヤープレートを作っていることで有名です。なので伝統的なスタイルというと青です。とてもかわいい柄です。値段は全然かわいくありません。
最新版ロイヤルコペンハーゲン
店内青いコップがひしめき合ってる中、最新のラインナップは落ち着きのあるピンクです。華やかで可憐なマグカップで、私は一番好きでした。やはり値段は可憐ではありませんが。
ギリ何とか手が届きそうなロイヤルコペンハーゲン
こういう時によいものって高いのだなと感じます。なんとか射程に入りそうな価格帯のロイヤルコペンハーゲンは、あんまりもらってもうれしくないかもという感じでした。しかし、母がそれに決める可能性もあります。これを選んでくれるといいなという気持ちで送りました。
選ばれたのは伝統的ロイヤルコペンハーゲンでした
普通にすばらしいと思うものが選ばれてしまいました。マグカップ2つで5万円という事実に打ちひしがれていると、母から一枚のスクリーンショットが届きました。
お店で購入することはできなかったのですが、こうして無事に指定お土産を購入できたのでした。