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心が折れないのは、難しいはなし。
みんなのフォトギャラリーより、Shizuku Compass:雫とコンパス様からイラストをお借りしました。ありがとうございます。カステラおいしいですよね。大きなカステラの壁で、ひと休み…。休み終わってから、たくさんカステラを食べるのでしょうか? 途中、食べきれなくなったら、心が折れそうですね。たぶん、真ん中の子は余裕で食べそうです。クリームソーダ飲んでる余裕がありますからね。なにを言っているのやら。
喋々(ちょうちょう)です。どうも。
夏バテぎみで、心が折れています。
あんまり好きじゃない言い回しを使うくらいには、しんどいみたいです。
実は、私は「折れない」って言葉、あんまり好きじゃないです。
まるで「折れる」っていうのが、よくないみたいな感じにあつかわれているような感じがイヤで。
や、たぶん、そういう意図で使ってるわけじゃないとは思いますよ。
パターンとしては、二つある気がします。
1 折れる手前までいった「折れない」
これは、折れそうになったけど、なんとか持ち直して折れなかった「折れない」ですね。
漫画で言うところの闇落ち一歩手前を救ってもらう感じですね。
折れそうだったけど、なにかしらの助けみたいなものがあり、折れなかったパターンです。
そういう助けがあってこその「折れない」
2 折れたけど、また元よりも強くなってもどってきた「折れない」
復活パターンですね。
ボロボロになっても、傷を癒して、また戻ってくるパターンです。
しかも、戻ってきたときは前よりも強くなってくるみたいなね、強化されて帰ってくるパターン。
で、思うのですよ。
現実で「折れない」で生きるのって、かなり難しいよなあーと。
「折れない」って、我が強いところもあるんですよ。いや、ゆずれないものがあるのは、素敵だと思います。でも、「折れない」って、「折れた」人のことは、たぶん救えないんじゃないかなと。
「折れない」は、どうがんばっても「折れてない」人にしか届かない強靭さみたいなものがあるので、こう、いつもがんばっている人や、これからがんばろうとしている人や、がんばろうとしてない人には、届くのかもしれないけど。
がんばっていても、報われなくて、それでも、がんばらないといけないというような苦しさがある場合、「折れない」っていう言葉はかなりキツいんですよね。
特に、一人でがんばっているような人は、かっなりキツい言葉な気がします。
まるで「折れてはいけない」というふうに、受け取ってしまうので、意外とキッツい言葉だなあーと。
じゃあ、「折れない」の代わりにいい言葉ないかなーって、思いついたのは「しなる」。弾力がある方の「しなる」。
「しなってこー」
いいですね。
「しなる」って、重みに耐えるとか、そういう意味もあるけれど、「しなやかさ」みたいなものも感じるので、無理をしない受け入れるがまま…みたいなところがいいですね。
「折れる」と「折れない」だと、「よい」と「よくない」みたいな感じがあるんで、嫌なんですよ。
だって、折れたら、たいがいのものは戻らないじゃないですか。
だから、心が折れるみたいな表現があるんでしょうけど。それで、対になるような、心が折れないみたいな言い方があるのでしょうけど!
個人的には「心が折れない」より「心をしならせる」みたいな表現の方がいいなあと思います。
「心が折れない」だと我慢してる雰囲気あるけれど、「心をしならせる」だとあるがままみたいな強さがでてる気がするんですよね…。
というか、心って折れるものだと思います。ぼろぼろになるくらい折れるのを必死になって、しならせてると思うんですよ。
しならせてるうちに、折れちゃう。
でも、しならせて折れたのなら、まだ対処できると思うんですよね。
だって、支えがいくつかあるから。
しならせるって言い方、1本以上の支えがあるように言いません? 私はそう思うのですが。
だから、しならせてる方が、立ち直りも早い気がします。
そのくらい、ゆとりがある方がいいなあと、夏バテして7日寝込んだ頭で思いました。
みなさんも、折れないよりも、しならせるくらいの心持ちで、がんばりましょう。
さもないと、私みたいに夏バテぎみになりますよ。