普通の文章しか書けない僕がネットロアを目指す
僕はnoteを初めてからずっと
「みんなちゃんとした文章を書くなぁ」
と感心していた。
順序立てて話が進行していく。
結局何が言いたかったの?ってのは少ない。
変な文法や読んで意味のわからない記事や支離滅裂なモノはどこにあるのか。
賢い人が多いのかな?
アホには敷居が高いのかな?
僕なんかがやっていけるのか?
そんな風に思っていた。
だから 読んでちゃんと意味のわかる文章にしないと!って気を付けてきた。
でもね。
それは間違っていたのかも。
「普通の文章が書ける」
というのはすっごく当たり前のことで 話すことができる人は普通に書けるはずなのだ。
逆に言うと「普通の文章以外は書けない」ってこと。
すなわち。
支離滅裂な文章を書けるというのは才能だ。
僕も何度か試したことがある。
昨日も試してみた。
支離滅裂な文章を書きたいと頭を捻ってみても自動的に「意味を持たせてしまう」のだ。
全く意味が読み取れない文字列を創造するのは思ったよりも難しい。
それだけ僕らは教育されているのだ。
日本語に縛られている。
◯◯の次は△△が来るってのが脳の奥底まで刻み込まれている。
だからこそ極めたい支離滅裂文法。
支離滅裂とひとくちに言ってもきちんと法則はある。
文字化けしているような文字群じゃダメ。
ある程度意味がわかりそうなのに結局はわからない。
そんな不気味さと後味の悪さで最悪の読後感を演出するのが支離滅裂文法だ。
そして各々が勝手に解釈をする。
くぅ〜。
この一連の流れが猛烈にカッチョいい。
本来は文字で意図を伝えないといけないのに。
あえて意味不明にして人を混乱させる。
これこそッ!
僕が追い求める「才能の無駄遣い」だ。
あ、僕の言われたい言葉トップ5に入るのが「才能の無駄遣い」なの。
コメントでこのセリフが飛び出すまで僕はエッセイを書くのをやめない。
だから僕は支離滅裂ロードをひた走ろうではないか。
ちなみにここまでは支離滅裂度はゼロ。
ちゃんと意味は伝わっているはず。
さぁここから追い上げられるか ぜんけい!
改めて支離滅裂文法のルールを説明しておこう。
「不気味さと後味の悪さで最悪の読後感を演出」だ。
要は意味がわかりそうでわからないというギリギリのラインを攻める。
いざ。
─支離滅裂ゾーン─
昨日の僕らが言うには
ここからここまではあっちにいけたら嬉しいとのこと
そんなこと急に言われてもタンスの中はもう入れない
だからでるよ
見かけたら噛んで
右手でくちばしを折って
左手で寝る
右足は目の下に
左足は髪を切ってから
ほらでてきた
だからあなたも聴いていて
目的地はその手前の奥
37ページをタンスへ
─終わり─
はい。
疲れた。
支離滅裂度は60%といったところか。
さぁ支離滅裂ゾーンでの文法の雰囲気は伝わったかな?
文章の意味は理解できただろうか。
フムフムなーるほどそういうことかわかるわかる。
と思ったそこのあなた。
さては知ったかぶりですな?
意味なんて全くないんだから わかるわけないんだよ。
なるべく不気味で 一貫性があるようで無い。
それでいて少し情景をイメージしてしまう。
これこれ。
こんな風に意味不明な記事を作成して 有志たちによって解読されたい。
そしてネットロアとして語り継がれたい。
そうなったらこの記事はネタバレとなるので封印だな。
読めるのは今だけだよ。
さぁ伝説の始まりをその目に焼き付けよッ!
ではまた。
次回予告(ウソ)
「そろそろ真面目に人の為になる記事を書く」
の巻き。