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昔の映画っていいよね
エイリアンという有名な映画。
大好き。
1〜4までシリーズがある。
ゼノモーフという怪物と戦うパニックホラーだ。
ゼノモーフという名前を知ったのは大人になってから、子どものころはただエイリアンと呼んでいた。
このシリーズの前日譚としてプロメテウスとコヴェナントがある。
今AmazonPrime Videoで見られるので、是非見て欲しい。
前日譚であるプロメテウスとコヴェナントを見てからエイリアン1を見るとすごく時代を感じる。
設備が古臭い。
でもそれがいい。
当時の想像力が垣間見れる。
マザーコンピューターは音声入力ではなく、キーボードでの入力で、返答も音声ではなくディスプレイに表示される。
プロメテウスでは余裕で音声でやり取りしてたのに。
そんなちゃちゃをいれるのは野暮というもの。
この恐ろしいエイリアンが出てくる映画が昔は金曜ロードショーなんかでやっていた。
夢中で見た。
録画してもらってなんども見ていた。
フィギュアも持ってた。
ゼノモーフとプレデターとミュータントタートルズのリアルなやつ。
どれも金曜ロードショーなどでやっていた。
今思うとキモい組み合わせだ。
エイリアンと殺戮異星人とカメのミュータント。
自分の子どもがその3体で遊んでいたら絶対に心配になる。
たぶん僕がもっていたやつはエイリアン3のゼノモーフだと思う。
エイリアン3の公開が1992年だからそんなもんだと思う。
一作目は1979公開というのが驚きだ。
まさにA級映画。
今見ても、多少の古さは感じるがめちゃくちゃ面白い。
ミニチュアとかふんだんに使ったり色んな工夫がされてるんだろうなぁ。
そのミニチュアが欲しい。
映画の小道具って素敵なアイテムが多い。
機械も現代のスマホの方が遥かに優れているのに、昔の映画の機械の方が近未来感を感じるのは僕がおじさんの証拠だ。
昔のSFに出てくる機械のボタンは無刻印で無駄に光り、無駄に数が多い。
スイッチ類も無駄に多い。
でもそれがかっこいい。
ロマンの塊だ。
とても扱えたものではないと思うが。
このエイリアンという映画の面白いところは、エイリアンの生態だ。
地面から卵の様なモノが沢山ある。
近づくと卵のてっぺんがベロンと開く。
中からサソリの様なクモの様な化け物フェイスハガーが動物に襲いかかり、顔に貼り付く。
そして体内に卵かなにかを寄生させる。
それが寄生された動物の中で大きくなり、腹を突き破ってゼノモーフが出てくる。
この時、フェイスハガーは役目を終えて死ぬ。
そしてゼノモーフは周囲の動物を手当たり次第殺戮していく。
発見→襲われる→感染→腹からゼノモーフ登場→2メートル以上に成長して襲ってくる。
段階を踏んで恐怖を与えてくる。
怖い設定だ。
パニック映画にありがちな適当な設定ではなく、よく練られた設定だ。
あと血液が強酸であるという点も秀逸で、この血液がどのシリーズでも生かされている。
必死に攻撃しても返り血でやられる。
どうすればいいのだ!となる。
さらに寄生した動物の機能を一部受け継ぐところも面白い。
犬に寄生すれば、四つん這いですばしっこく、人間に寄生すればとて賢くなる。
重火器を装備した人間を次々となぎ倒す様は圧巻だ。
こんな生物を創造した事が素晴らしい。
そんな発想力が欲しい。
そして造形がすごい。
既存の生物感が薄く宇宙の果のエイリアンという姿をしている。
禍々しくも美しく、洗練されている。
そして主人公のリプリーが戦うのはエイリアンだけではない。
リプリーを雇っている会社がエイリアンに興味を持ち、地球に持ち帰らそうとする。
エイリアンとの命がけの戦いと、地球に持ち帰らえらないという戦いとが交錯する。
会社の命令を実行するアンドロイドが同乗しており邪魔してくる。
エイリアンの造形よし、ストーリーよし、迫力よし。
これがサブスクで見られるのは本当に良い時代になった。
コヴェナントの続編はいつでるのか。
楽しみに待っている。
スピンオフ的作品に、エイリアンVSプレデターというロマン溢れるものもあるので、是非それも一緒に見て欲しい。
ゼノモーフのファンになること請け合いだ。
大人になった今こそ、ゼノモーフのフィギュアが欲しい。
インテリアとしてかなり優秀なのではないだろうか。
息子は怖がりそうだけど。
エイリアンにも原作があると思うが、ゼノモーフをどう文章で表現しているのか気になる。
自分の文章力ではとても表現できない。
それを視覚的にわかりやすく示してくれる映画は楽しい。
昔の映画だからと敬遠している人は騙されたと思って観て欲しい。
人がどんどん死ぬので、そうゆうのが苦手な方は要注意。
ではまた。