物流の視点からみた最強の拠点 ゾンビから身を守れ!
ゾンビが発生した場合はどこに逃げるのか、という妄想は誰しもが楽しくしたことがあるだろう。
今回は物流の観点からゾンビ発生時の最適な籠城場所を妄想していく。
それはずばりハイウェイのサービスエリアだ。
パーキングエリアでも良い。
映画なんかでは大型ショッピングモールが舞台になる。
それは物資が豊富だからだ。
しかしそれが原因で人間同士の争いに発展する。
ショッピングモールの弱点は市街地にあるということ。
人が多い=ゾンビも多い。
そしてショッピングモールは出入り口が多い。
とても全てを塞ぐことはできない。
ゾンビが入り放題だ。
生存は絶望的。
晴れてあなたもゾンビの仲間入り。
これらの課題をクリアしているのがハイウェイのサービスエリアだ。
まず山奥や高所にある為、ゾンビが歩いて来るにはむいていない。
そもそもゾンビが発生していない可能性も高い。
ここでは物質が少ないじゃないか、籠城には向いていないじゃないかと思った人もいるだろう。
大丈夫。
物流過多のこの時代、サービスエリアは大型トラックの墓場かというぐらいぎっしりととまっているのだ。
そのトラックには衣類や食料品などの物質がわんさかと積まれている。
立地条件、物質量、人の少なさ。
どれをとってもサービスエリアは好条件。
Amazonで気軽にポチっと指一つで決済。
その品物は各地から大型トラックなどで運ばれる。
そして運転手は夜中も走り続ける。
全国の人々のポチっでサービスエリアは聖域となる。
皆の荷物はありがたく使わせてもらおう。
もちろんサービスエリアも万能ではなく、課題は多い。
なにせゾンビ発生の異常事態だ。
オアシスのような環境は望めない。
さて課題だが、異常事態時にサービスエリアまでたどり着けるかということだ。
ゾンビだっ!と思ったら即刻ハイウェイに入るぐらいの気持ちが必要だ。
運良くサービスエリアにたどり着いたあなたは次の課題に直面する。
それは物資の確保だ。
まだゾンビの脅威が迫っていない平和なサービスエリアではトラックから物質を頂戴することは困難だ。
平和ゆえの弊害。
でも平和な内はお店もやっているから安心してほしい。
次の課題は、同じような考えの人がたくさん来ることで出庫できずに立ち往生してしまう可能性があること。
隅っこの方に駐車するのがコツだ。
サービスエリアで一番気を付けるべきは、ゾンビより他の生きた人間だ。
映画のように協力関係になるとは思えない。
みんな我が身がいちばん大切だ。
人間同士の殺戮が発生する可能性が高い。
ゾンビが一生懸命に歩いてサービスエリアに到達したとき、すでに人間たちが全滅していてゾンビがガッカリする姿はシュールだ。
でもこういう混乱が起こったときがサービスエリアの真骨頂。
物質は豊富にある。
生きるか死ぬかの瀬戸際だ、ゾンビに殺られるか人に殺られるかの差は些末なことだ。
殺ったもん勝ち。
生者が正義。
そうなると武器がいる。
クルマには常にバールを積んでおこう。
トラックをこじ開けるのにも役にたつ。
課題ばかり言ってしまい不安になってきた頃だろう。
改めて良い点も伝えようと思う。
ゾンビ映画の中で最強の武器はなにか。
それはクルマだ。
サービスエリアにはクルマ界最強のトラックが無数にある。
ゾンビの海ももろともしないだろう。
物質もたくさん積むことも可能だ。
あとは生きた人間を捕らえて、トラックの荷室に放り込む。
そこにゾンビがなだれ込む。
そして扉を閉める。
ゾンビホイホイを量産することができる。
これらを踏まえてサービスエリアは籠城にもってこいということがわかったことと思う。
ゾンビが発生したときはすぐにサービスエリアに行くと脳裏に焼き付けておいて欲しい。
サービスエリアで生き延びた時はnoteを読んでいて良かったと思って貰えると嬉しい。
あ、でもサービスエリアには僕がいるはずだからバールを振り回している人がいたら逃げてね。
ゾンビホイホイの餌にされるからね。
ではまた