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妄想せよ
さてさて。
娘が産まれて子どもが三兄妹になった。
すると心配事も増える。
健康に成長するかな
友達と喧嘩しないかな
イジメられないか
スキなことを見つけられるかな
彼氏 彼女はできるかな
孫の顔は見られるかな
そんなことを妄想しながハラハラドキドキニマニマする。
そして心配事は自分へ向く。
僕の今の収入でやっていけるだろうか。
家族を養っていけるんだろうか。
副業をするべきだろうか。
この漠然とした不安。
なんとかしなければ。
「将来のイメージを強く具体的に持てば実現する」
こんなニュアンスなことをどこかで読んだ気がする。
ありがとうございます。
得意分野です。
具体的に妄想すればいいんだよね?
じゃあなんで大勢の人が思い通りの人生を歩めていないんだよ!っていう野暮なことが脳裏をよぎったそこのあなた。
それはね。
妄想力が足りないからだよ。
あんな風になりたい
こんな感じがいいかも
そうなる為には〇〇をしなくちゃ
自分には何が足りないんだろう
資格もあれもこれもとった方がいいかな
これじゃダメダメ。
そんな将来への工程を妄想しても始まらない。
なりたい自分になったその後をしっかりと妄想しないと。
と、いうわけで今日は 僕が超売れっ子作家になった後のインタビューの妄想をしていく。
ワクワク。
ではいってみよう!
記者
「えーそれでは noteのフォロワー100万人で多数書籍も出し、今回映画化もされることになった ぜんけいさんにインタビューしていきたいと思います」
ぜんけい
「全国のファンのみなさんこんにちは(爽やかな笑顔で)」
記者
「歓声が凄いです。私もちょっとドキドキしております。では、ありきたりな質問で恐縮ですが ぜんけいにとって『書く』とはどういうものですか?」
ぜんけい
「夢を現実世界に引きずり下ろす行為…ですかね(メガネをクイッとあげる)」
記者
「きゃー!」
うむ。
良い妄想であった。
とても有意義な時間だった。
なんだか作家に一歩近づいた気がする。
これが妄想の力か…。
三兄妹の為にもパパは妄想力でお金を稼ぐよ。
え?
妄想ばかりしているパパはキモいって?
チッチッチ。
妄想しない人間はロボットと同じだよ。
ロボットのパパも相当キモいと思うよ。
えー、自分は全然妄想とかしないのにーって思ったそこのあなた…実はロボットかも…。
さぁ早く妄想するんだ!
人間である証明を!
人間にだけ許されたこの至高の思考を試行しろ!
あ、僕は妄想で忙しいのでこのへんで。
あなたもしっかりと妄想に励むように。
ではまた。
次回予告(ウソ)
「罪の理由はウルトラマン」
の巻き。