その一口ちょっとまったー!
そのおかわり必要ですか?
その大盛り必要ですか?
「おかわり無料」
「大盛り無料」
こう書かれていて利用しない人っているのだろうか。
悪魔の囁き。
それは何人も抗うことはできない。
人類と悪魔は古来より戦ってきた。
僕らは知らない内にその戦いに巻き込まれている。
悪魔に勝つにはその誘惑を断ち切るしかない。
悪魔の目的は人類を太らせること。
なぜかって?
それは悪魔にしかわからない。
仮にその目的を知っても 抗うことは難しい。
まだ美味しいおかずが目の前にある。
おかわりは自由。
茶碗はほぼ空。
果たしてあなたは おかわりを我慢できるだろうか。
メニューから美味しそうな物を選ぶ。
店員から告げられる。
「大盛り無料ですがいかがなさいますか?」
そんなつもりはなかったのに。
不意打ちの一撃。
果たしてあなたは 大盛りを我慢できるだろうか。
不可能。
世の中には絶対なんてないだろうと思っていたがここに存在していた。
人類は白米の誘惑からは絶対に逃げられない。
仮に我慢できたとしても、物足りなさを覚え 食事を楽しめず 食後も後悔が脳裏を過る。
「あぁやっぱり大盛り(おかわり)にしていたらなぁ」と。
そしてストレスを溜める。
ならば。
貪り食うのが正解じゃないのか。
悪魔が悪だと誰が決めた?
悪魔が勝ってなにが問題だ?
悪魔をも喰らってしまえ!
食事をただの栄養摂取としている動物ならまだしも 楽しみの一部と化した人類が食事に対して我慢をするなど失礼極まりない。
そうは思わんかね?
さぁ世の中のダイエッター達よ。
今こそ自らの戒めを解き 白米をこれでもかと貪り食うのだ!
そして肥満ロードを走り抜けろ!!!
くっ!
や、やめろ。
僕はこんな記事を書きたくない。
僕はプロのダイエッターなのに。
悪魔が書かせるんだ。
みんな!
騙されるな。
これは僕の本心じゃない。
食べ過ぎは身体に良くないんだ。
早くその白米から逃げるんだ。
あ、こら!おかわりしちゃダメ!
そこ!大盛りを注文しちゃダメ!
おっと失礼。
少し取り乱してしまったね。
え?
僕は正常だよ?
悪魔?
そんなモノ誰の心の中にもいるでしょ?
もし悪魔に打ち勝ちたいなら白米でも食べればいいんじゃないかなー。
鬼退治じゃ豆を投げるし。
悪魔退治には白米でしょ。
ささ、たーんとお食べ。
大盛りからのおかわりなんてのも幸せだよね。
おかわりが大盛りだったら最高だよね。
お腹いっぱいで僕の記事を読んだらいいんだ。
白米には
カレー
お茶漬け
タコライス
ガパオライス
炒飯
リゾット
雑炊
寿司
ライスボール
ハヤシライス
海鮮丼
カツ丼
天丼
牛丼
など無限ともいえるバリエーションがある。
あなたはこれら至高の料理が食べられなくても 生きている意味があると本気で思っているのかい?
フフフ。
そう無駄な抵抗はやめてお腹いっぱい白米を食べて太ればいい。
みんなで太れば怖くない。
はい大きな口で
「あ〜ん」
おっと、エクソシストが来たようなので今日はこのへんで。
ではまた。
次回予告(ウソ)
「ぜんけい 米が買えずにガリガリに」
の巻。