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二面性を武器にカッコつける

二面性ってカッコいいよね。

うんうん。

そうだろそうだろ。

わかるわかる。

何を隠そう僕自身が二面性の塊なのだ。

二面性とは相反する属性が共存している状態。

これがカッコよくないわけがない。


そんな僕が二面性の魅力に気が付いたのは大人になってからだった。

物心ついた頃から僕は右目が二重で左目が奥二重で目の印象が左右で違う。

それが普通だと思っていた。

でもそれは当たり前ではなかった。

横顔の印象が左右で違う。

な、なんだかカッコいいかも。


とたんに僕は自分の目がスキになった。

これがひとつめの二面性だ。 


次に僕はメガネをかけている。

そう メガネをかけている僕とかけていない僕がいる。

その印象は大きく違う(らしい)。

どちらが良いかは好みが別れるところだ。

この着脱式の二面性は実に便利である。

これがふたつめ。


次にバツイチだということ。

誠実そうな甘いマスクとフザケた言動からは想像もつかない壮絶な過去。

人々はそのギャップに驚き萌える。

僕はさも大した事ないのよ〜と装う。

相反する顔を見せる僕はミステリアス。

これがみっつめ。


最後に現実の顔と仮想SNSの顔だ。

現実の僕は福祉に従事する者。

仮想の僕はnoteで日々エッセイを書くクリエイター。

現実の僕を知る人は10000%の確率でnoteクリエイターだと知ると驚くと思う。

それほど普段の僕には文章を書く印象がない。

これがよっつめ。


4つの二面性に覆われた僕。

あわせて八面性。

いやぁミステリアスの塊だね。

ヤマタノオロチだね。


さてこの二面性だが。

べつになんの役にも立たない。


漫画みたいにメガネをとったら超絶イケメンということはないのだ。

変化はあるだろうが想定の範囲内である。

というかだーれも見ちゃいない。

現実は厳しい。

二面性だけでは人生イージーモードには突入しないみたいだ。

でも僕は嫌いじゃない。

二面性をもっているだけで僕は鼻が高い。

自慢でもある。


さぁ次はどんな二面性をプラスしようか。

ギャップがあればあるほど良い。

死ぬまでに二面性を10個は獲得したいね。

葬儀の時に「故人は二面性を重んじるひとでした」なんて意味不明な紹介をして欲しいもんだ。


二面性って悪い意味で使われがちだけど誰しもが持っている特性でもある。

自分と向き合って二面性を理解することでもっと自分をスキになれるかも。

二面性を磨く。

これでうぬぼれ力も上がるってもんだ。

さぁ自己理解を深めてカッコつけよう。

僕はこのままnote界のヤマタノオロチとして猛威を振るうとしよう。

ではまた。





次回予告(ウソ)

「ぜんけい二面性を剥奪される!」


の巻。


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