初回出荷特典はずるいよ買っちゃうよ
おまけ、付録、特典と商品を買うと+αでなにかもらえるこのシステム。
食玩グリコで誰しもが通る道だろう。
最近では雑誌の付録が賑やかで、雑誌と付録のどっちが本体かわからななくなるぐらいだ。
付録目当てで商品を買うというよくわからん状態になる。
付録だけで売ってくれよと思わせる絶妙なラインのだからうまい。
その付録単品だとギリギリ買わないかな、というやつでも+αで付いてくるよと言われたとたんにお得感がでる。
あくどい商売だ。
そして例に漏れず僕もその商売にひっかかる。
今回僕が引っかかったのは、特典の中でも最強格の「初回出荷特典」というやつだ。
初回出荷の商品にしか特典はつけませんという、早く買わないと!というスイッチを押してくる。
ほんと上手にポチッと押してくる。
ゲーム「ウィザードリィ」の小説をコミカライズしたこの作品。
前から小説版を読みたいなと気にはなっていた。
そこに「初回出荷特典」である。
これはもう買うしかない。
どうせいつか買うなら、おまけが付いてるほうがいいよね。
お得おとく。
うまく乗せられている。
乗せられたっていいじゃない。
ウィザードリィのロゴステッカー。
かっこいいね。
こういうのってどこに貼るのが正解なの?
貼らないのが正解なの?
そんなこともわからないのに欲しくなったの?
何故か無性に欲しくなった。
不思議だ。
これが「初回出荷特典」という言葉の魔力か。
ずるいよ。
本の内容はまだまだ謎だらけでとっても面白い。
主人公はなにから何まで不明のツワモノで、お仲間も言葉の話せない謎の強戦士の女の子とワクワクする設定だ。
ウィザードリィは特定の主人公をもたないゲームなので、創作はやりたい放題だが、だからこそ作者の力量が試されるというものだ。
漫画版の続きを待つか。
小説版を読んでしまうか。
迷うな。
小説版に「限定生産特典付き」とかがない限りは、漫画版の発売を待とう。
次もステッカーがあるといいなぁ。
こういうのはだいたい1巻目だけだと思うけど。
とくに必要でもないステッカーの為に、680円+税を支払い、1日で読み終わってしまった。
漫画は面白いけどコスパは悪いね。
でも気軽に何度でも読み返せるし、世界観がすごくわかりやすくて良い。
初回出荷特典などの甘い誘惑に打ち勝つ方法は、知らないこと。
知ってしまったら欲しくなるのが人間だ。
知らなければなんてことはない。
知らずに過ごすにはどうすればいいか?
山にこもるとかしかないかな。
だから結論としては、初回出荷特典は買うしかないということで、今回の散財の自己正当化は完了だ。
最近お財布の紐が緩い。
引き締めなくては。
ではまた。