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バッテリー残量を気にしない妻

妻がスマホのバッテリー残量を気にしない。
バッテリー管理に無頓着だ。
50%以下は日常茶飯事。

だがモバイルバッテリーなんて便利な物は持っていない。持っていてもきっとそのモバイルバッテリーも同じく充電が切れているだろう。

モバイルバッテリーというのは、きちんとバッテリー管理ができることが前提のアイテムなのだ。
妻には無用の長物というやつかな。

バッテリー残量に気を配る必要性を感じていなさそうな妻だが、そのくせスマホ決済はヘビーに使う。
僕は心の中で「ならなんで充電しないんだ!」と叫ばずにはいられない。

そのタフな精神を見習いたいもんだ。

もちろん僕から再三にわたって「充電大丈夫?」とアナウンスはしている。
効果は察しの通りだ。

モバイルバッテリーを勧めたこともある。
その際妻は「あなたがスマホを充電してくれたらいいじゃない」と言い放ったのだ。

いや、あなた常にスマホ見ているじゃないか。
いつ充電するんだよ。

モバイルバッテリーなら僕が管理しても良い。
でも自分のお小遣いで買うのは腑に落ちない様子の妻。
これはプレゼントするしかないのか。
僕だけが気にしているので、僕が身銭を切るのはある意味では理にかなっているかもしれない。

実際には妻のバッテリー問題はそんなに実害はないのだが、僕が勝手にハラハラしているだけだ。
そもそも他人がとやかく言う問題ではない。

最近は飲食店などで順番待ちなどをスマホで確認できるサービスが一般的になって来ている。
大変便利でありがたい。
ずっと店で待つ必要もないし、店から電話を受けることも必要ない。

しかし、妻のスマホのバッテリーは常に瀕死。
順番が来るまでに確実に死ぬ。

という場面があったり、子どもが自販機でジュースを買いたいと駄々をこねた時にも、バッテリーは底をついており、現金で購入することに。

些細なことだけど、そういうこともあるんだから充電しようよ。と声を大にして言いたい。

頼む。

ちなみに妻は僕のnoteを見ることはないので、ここでこんなことを書いているとは知らない。
でもいつか見る日が来ても良いように、ここに書いておきたい。

「出かける前にバッテリーの残量を確認して50%以下なら充電してから出かけない」と。

そこまで目くじらを立てて注意を促す内容でもないので、ここに記す。

さて、僕が心配するのはこのタフネスな精神が子どもに遺伝していないかどうかというところだ。

タフネスなことは大変結構なことなのだが、肝心な時に力を発揮できないという方向に進む可能性もあるので、心配だ。

最大の問題はバッテリーが切れてもピンチとは思わないその精神なのだ。
精神、性格は死んでも治らない。

常にバッテリー残量が80%以上無いと不安という人よりは健全な精神かもしれないが。

バッテリーごときに振り回されないその姿勢に感服だ。

そして僕は諦めた。

安価で質の良いモバイルバッテリーを探す旅にでるかな。

ではまた。


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