わかってはいるけれどやめられない
皆さんは、わかっているけれど、やめられない、やめたくないということはありませんか?
僕にはどうしてもやめられないことがあります。
いえ、やめようと思えば今すぐにやめれるんですよ?
やめた方がいい理由もわかっているつもりです。
頭では理解しています。
喫煙?飲酒?
いいえ、トイレでの立ちションです。
妻からは座ってして欲しいと言われたことがあります。
周囲に飛び散り汚いからと。
たしかに飛び散っていると聞いたことはあります。
なので、飛び散らないように気を付けているつもりです。
妻の言い分は十分理解できます。
世間的にも妻の意見を支持する声が大きいでしょう。
しかし、しかしですよ。
なぜか僕はそれに納得ができなかったのです。
その時はうまく理由を説明できませんでしたが、テレビか雑誌かで過去に見た男が座って排尿すると前立腺がんになりやすい。みたいな内容で拒否しました。
それの根拠など僕は知りませんが、それを武器に戦うしかありませんでした。
後々、なぜ僕がそこまでの拒否感を示したのか、僕なりに考察してみました。
考察の結果は「立ちションは男のアイデンティティ」だ!でした。
幼い頃から何の疑いもなく、当然のように立ちションをして来た僕は、今までの生き方を否定された気分になったのだと思います。
さらに生物としての構造上も、立ってする方が理にかなっていると思いませんか?
夫「男だから立ってしたい!」
VS
妻「掃除するのが大変だし、汚いから座ってして!」
さぁ戦いの火ぶたは切って落とされました!
客観的に見れば夫の完敗でしょう。
これらの稚拙な理由で、無条件に拒否感を露わにしてしまい、恥ずかしい限りです。
なんだか最近は座ってすることにも拒否感は薄れていますが、面倒くさくて立ってしてしまいます。
掃除するから許してください。
皆さんもわかっちゃいるけどやめられない、ということがあると思います。
しかし、ふと冷静になったときに、なぜそこまで否定していたのか不思議に思うことがありますよね。
頑なな態度の時には、一度冷静になり、その頑な思考はどこからくるのか考えてみるのはおもしろいかもしれません。
ではまた。
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