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QOLをあげる簡単な方法

QOLという言葉が一般的になったね。

クオリティ・オブ・ライフ

生活の質 とよく聞く。

そんなQOLをあげることが人生の充足感を高める。


そりゃみんな躍起になってQOLを高めようとするわけだ。

充足感は高いにこしたことはないもの。


でも そのうちQOLを巡って争いがおきるのかもね。

「ちょっとそれは私のQOLよ!返しなさい!」

と殴り合いがそこかしこで勃発するんだ。

「うちのQOLは質が高いよ~今ならお安くしとくよ~」

と怪しい商売が横行する。

そしてQOLは依存性が高いから禁止するべきという意見が出始める。

世の中はぎくしゃくする。

QOL外来が常識となり現代病へ。

僕らはただ生活の質を上げたかっただけなのに。



え?
QOLは物じゃないからそんなことにはならないって?

フフフ。

甘い。

みたらし団子のみたらしぐらいねっとり甘い。

人の欲求には商売がついてまわる。

その欲求は商売のネタにされるんだ。

QOLはあなたひとりのものではなくなる。


自分だけでQOLを高めているんだから 他人には迷惑をかけていないと屁理屈をいう人が一定数いるだろう。

昔はタバコもそうだった。

吸っていない人の方が少ないぐらい。

普通の風景だった。


でも今はどうだ?

値段の高騰 激減する喫煙所 周囲からの冷たい目線

吸っていることが悪のような言われよう。

しかし喫煙者たちはやめられない。

QOLにもこういう末路が待っているかも。

やめたくてもやめられないQOL。

さぁあなたはそれでもQOLを追い求めるのか。

慎ましやかな生活じゃダメなのか。



あ、ダメ?

是が非でもQOLをあげたい?

わかった。

僕の負けだ。

あなたのその覚悟に未来を託すよ。

では とっておきのQOL向上術を伝授しよう。

先に断っておくが この方法を僕は試していない。

いや 正確には僕には実行できないんだ。

でも効果は保障するよ。

きっと 完璧にね。



さてQOLを上げるのに大切なのは「自分の殻を破る」ということだ。

狭い自分の中でグルグルと思考していてもQOLの上昇幅はたかがしれている。

「でも自分の殻を破るなんて難しそう」

って思ったでしょ。

それが狭い自分の中でグルグルと思考している証拠だ。

そんな殻を簡単に破るのが他者の思考だ。

自分では思いつきもしない発想を他者から注入してもらう。

それで自分の殻なんてすぐに剥がれ落ちる。

見える世界が変わりQOLが上がる。

簡単な理屈だ。

でも その他者は誰でもいいわけじゃない。

この言葉を僕はあまりスキではないが いわゆる「メンター」だと思う人からの思考なら効果はバツグンだ。

緩い言い方なら「推し」でもいい。

なるべく自分とは違う考えの方が殻は剥がれやすい。


と ここで多くの人が壁にぶち当たる。

メンターや推しなんていない。

という壁に。


わかるよ。

そう簡単にメンターや推しに出会えるもんじゃない。

だからこそメンターや推しがいるってだけでQOLは上がる。


ではどうやってみつけるのか。

いや これは正確ではない。

どうやって 気が付くのか だ。


そうあなたは目の前画面越しにいるメンター(推し)に気が付いていない。

スマホを開けはそこにいるのに。

ここまで読んだあなたならそろそろ気が付いているかもしれない。


そうQOLを上げる簡単な方法とは

「ぜんけいのエッセイを毎日読む」


だ。




ふぅ。

灯台もと暗し。

そう実はこのエッセイを読み始めた時点であなたのQOLは上昇している。

途中で「あ、このひとぜんけいさんメンター(推し)かも」と気が付いたひとはラッキーなことにQOLの上昇が留まることをしらないだろう。




え?
長々とエッセイを読ませてこんなしょーもないオチは許せないって?

ほらほら。

その滾る熱い想い!

それこそQOLの向上だ。

何気ない日常にちょっとしたスパイスぜんけいのエッセイを。

ではまた。




次回予告(ウソ)
「クオリティ・オブ・ラブでも ぜんけいにおまかせ☆」
の巻き。

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