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ウォーターサーバがあるのにお茶を沸かすバカは私はです

イオンなどに出没してはポケットティッシュや風船を配って客引きをしているウォーターサーバ業者たち。

なにかとキャンペーンを打って勧誘してくる。

はじめの内は適当にあしらっていたが、捕獲され、まんまと契約してしまった。

もう数年前のことだ。

今でも重宝している。

契約して良かったと思う。

すぐにお湯が使えるのが嬉しい。

コーヒーを飲んだり、朝食代わりのバターコーヒーも楽チンに作れる。

でも気軽に喉を潤せるかというと、そんなことはない。

水の在庫を抱えておくのはかなり邪魔だ。

せいぜい2個が限界。

だから予備がなくなって、サーバーにセットしてから次のボトルを注文する。

ボトルが来るまでに水を使い切ると、気軽にお湯が使えない生活が待っている。

それは面倒くさい。

だから節約するのだ。

コーヒー等でお湯を使う際は、サーバーを使う。

喉を潤すための水としては殆ど使わない。

なにで喉を潤すのか?

お茶だ。

麦茶。

水出しパックのやつ。

ケトルでお湯を沸かし、お茶を作る。

計4リットル作れるが1日でほとんどなくなる。

毎日お茶を沸かす日々。

ウォーターサーバがあるのに。

ウォーターサーバを買った初々しい僕は「これでお茶を沸かす生活とはおさらばだ」と喜んでいた。

当時の僕に教えてあげたい。

お茶沸かすのが一番安上がりだし、いくら飲んでも罪悪感ないから最高だぞ、と。

サーバは瞬時にお湯を作るマシンと化した。

それにしては大袈裟な佇まいをしている。

ボトルのストックも考えるとお湯の為にかなりのスペースを使用している。

お湯のために。

しかし、もう瞬時に出る魔法のお湯がない生活はちと辛い。

便利に慣れた哀れな人間はそう簡単には不便な生活には戻れない。

機械的には冷やすのと温めるのでは、冷やす方が難しいだろう。

でもその機能はほとんど使わない。

お湯だけ。

だからもっとコンパクトなお湯だけモデルとかないのかな?

人はそれをポットと呼ぶ。

そう、ポットでええやん。

なんてことだ。

わざわざ安くない水を購入し、大きなマシンでお湯に変換し使う。

バカか?

たぶんバカだ。

他にも簡単にお湯が手に入る手段があるのに、現状が理想的と勘違いしている。

かといって、サーバをやめてポットに移行するのは面倒くさい。

こんな後ろ向きな思考はやめよう。

サーバを上手く活用する方法を考えるのだ。


3分手をとめて考えたがとくに思いつかない。

なんとなく便利な機械。

それがウォーターサーバ。

これから新規で契約しようとしているそこのあなた。

ケトル、ポットを試してみて、駄目なら契約だ。

いちど便利になれると抜け出せないぞ。

そんな僕は水道水を入れて使うタイプのやつが欲しいと思っている。

気兼ねなく使えるからだ。

でも入れ替えるのが面倒くさいという気持ちの方が何倍も強い。

暫くはケトルでお茶を沸かして、お茶を飲む生活だ。

便利に飛びつくまえに、代替案がないかすこしでもいいので考える時間をつくろう。

ケトルが沸くまでの時間もなんとなく良い時間だよ。

無駄な時間を愉しむ余裕が欲しい。

ではまた。


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