アジアプロ野球チャンピオンシップ決勝戦。井端ジャパンがサヨナラで連覇！！

野球の国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ」は19日夜決勝が行われ、日本が延長10回、巨人の門脇誠選手のサヨナラヒットで韓国に4対3で勝ち、大会2連覇を果たした。

2回に満塁のチャンスを作るも無得点。その直後の3回エラーも絡み1死一二塁のピンチを迎え4番ノ・シファンに左中間を破る走者一掃のタイムリーツーベースを打たれ2点を先制されるなど序盤は苦戦。
5回表この男のひと振りでムードを変える。この大会苦しんできた4番牧がカーブをレフトスタンドまで運び反撃のソロホームランを放ち一気に球場の雰囲気が変わった。その次の6回は、先頭6番万波が一塁線へのツーベースを放ち、7番門脇が送りバントで一死3塁のチャンスを作る、そして8番佐藤がきっちり外野フライを放ち犠牲フライで生還。日本らしいスモールベースボールで同点に追いつく。
それ以降は、両チームともランナーは出すも、得点は取れず、延長10回に突入しタイブレクに入る。ここでマウンドに上がったのはルーキー吉村。
2番キム・ドヨンを理想的な形で6-4-3の併殺打に打ち取るも続く3番ユニ・ドンヒに甘く入ったフォークをセンターに運ばれ一点を勝ち越される。
続くその裏3番森下に代打古賀がきっちりとバントを決め、続く牧は敬遠で
1死満塁で5番坂倉に回ってきた、初球を捉え深いセンターへの犠牲フライを運び同点に追いつく、さらにチャンスが続き万波は敬遠で7番門脇へ回る。
二球目を逆方向へ弾き返し三遊間を破るサヨナラタイムリーヒットで優勝が決まった。