RSウイルスも流行しましたがワクチンあるの知ってますか?
みなさんこんばんは。
白い風船というお菓子をご存知でしょうか?しかもホワイトチョコ味がめちゃくちゃうまい👅
どーもMittsuです。
今日は新型コロナウイルス感染症が五類移行となってから急激に流行したRSウイルスについてお話しします。
RSウイルスというウイルスによる感染による呼吸器の感染症です。
何度も感染と発病を繰り返し、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされていることでも有名な感染症です。
毎年、9月頃から流行し、初春まで続くとされてきましたが、近年では夏季より流行が始まるようになりました。これもマスク生活が要因ではないでしょうか?
非常に感染力が強く、幼稚園や保育園などでの流行に注意が必要です。
発熱、鼻水などの症状が数日続き、多くは軽症で済みますが、ひどくなると「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴を伴った呼吸困難が出ることもあります。
また、細気管支炎、肺炎へと進展することがあるため、注意が必要です。
潜伏期間は4~6日とされ、ウイルスの排泄は7日〜最大21日とされています。
初めて感染する乳幼児の約7割は、数日のうちに軽快しますが、約3割は咳が悪化し、喘鳴、呼吸困難症状などが出現します。
早産児や生後24ヶ月以下の乳幼児で、基礎疾患に心臓や肺疾患がある場合や神経・筋疾患や免疫不全の基礎疾患を有する感染者は、重症化するリスクが高まるとされています。
特に、出生6ヶ月以内の・・・
・気管支肺異形成症(BPD)
・先天性心疾患(CHD)
・免疫不全
・ダウン症候群
1つめは、生まれてくる赤ちゃんの感染を予防するために妊娠中の母親がワクチンを接種する方法です。
2024年1月、妊娠中の母親が接種することで、おなかの赤ちゃんに免疫をつけ、出生直後から赤ちゃんのRSウイルス感染症を予防するワクチンが承認されています。
2024年4月現在、発売時期は未定ですが、これにより生後6か月くらいまでのRSウイルスへの感染や重症化を防ぐことができると期待されています。
2つめは、ワクチンではありませんが、RSウイルス感染症の重症化を予防する予防薬であるモノクローナル抗体製剤です。
米国では、妊娠中にRSウイルスワクチンを受けなかった母親の子どもで、RSウイルス流行期に生後8か月未満の乳児を対象とするRSウイルスの感染予防薬(モノクローナル抗体製剤)が推奨されています。
※日本では、2023年2月に承認申請されています。
3つ目は、従来からあるRSウイルス感染症の予防注射(シナジス)です。
これは、ワクチンではありません。
予定日よりも早く生まれた赤ちゃん(早産児)、生まれつき呼吸器や心臓に病気を持っている赤ちゃん、免疫不全をともなう赤ちゃん、ダウン症候群の赤ちゃんは、
「シナジス」が保険適応となります。
RSウイルス流行期には毎月1回筋肉内投与を行い、RSウイルスに感染したときの重症化を抑えることを目的に実施します。
そのほか、高齢者のRSウイルス感染症の予防には、妊娠中のワクチンとは別のRSワクチンがあります。
本日はここまでとします。
それでは、おやすMittsu💤