WHOが警戒呼びかけ!マールブルグ病🇹🇿に注意⚠️
みなさんこんばんは。
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どーもMittsuです。
本日は、ニュースとなり話題となっている感染症『マールブルグ病』についてです。
WHO=世界保健機関は、東アフリカのタンザニア🇹🇿でエボラ出血熱に似た症状の「マールブルグ病」の疑いで8人が死亡したと発表しました。
発生源などは分かっていないということです。
「マールブルグ病」はエボラ出血熱に症状が似ていて、致死率は高く、認可されたワクチンや治療薬はありません。
WHOは現時点では感染が世界的に広がるリスクは低いと判断していますが、タンザニア🇹🇿への入国、出国時などに監視を強化するよう呼びかけています。
タンザニア🇹🇿と国境を接するルワンダ🇷🇼では「マールブルグ病」に66人が感染、15人が死亡していて、去年の12月20日に終息宣言が出されていました。
この話題のマールブルグ病についても特徴を示しますのでご確認ください。
マールブルグ病
マールブルグ病(Marburg virus disease)は、マールブルグウイルス(Marburg virus, MARV)によって引き起こされる、重篤なウイルス性出血熱です。
エボラウイルスと同じフィロウイルス科(Filoviridae)に属し、非常に高い致死率を持つ危険な感染症です。
主にアフリカで発生が報告され、特に医療従事者や患者の家族など、感染者と接触した人々に感染が広がることがあります。
原因は?
原因ウイルス
マールブルグウイルス(Marburg virus, MARV)
自然宿主
エジプトルーセットオオコウモリ(Rousettus aegyptiacus)が主要な自然宿主と考えられています。
人間への感染は、コウモリとの接触や感染者の体液(血液、唾液、尿、汗、便、精液など)への直接接触を通じて起こります。
感染経路は?
• 感染動物(特にコウモリ)との接触。
• 感染者の体液や排泄物との接触。
• 汚染された医療器具や注射器の使用。
潜伏期間は?
潜伏期間は2~21日(通常5~10日)。
症状は?
症状は急激に進行し、以下のように進展します
致死率は?
致死率は**23~90%**とされ、アウトブレイクの規模や医療体制によって異なります。
診断は?
・血液検査:RT-PCR法や抗体検査(ELISA法)でウイルスの存在を確認。
・血液や体液からのウイルス分離。
治療は?
現時点で特異的な治療法や確立されたワクチンはありませんが、以下の対症療法が行われます
・輸液による脱水症状の緩和。
・電解質バランスの調整。
・血圧や酸素レベルの維持。
・二次感染(細菌感染など)の予防や治療。
予防法は?
・流行地域でのコウモリやその分泌物との接触を避ける。
・感染者の体液や汚染物質との接触を防ぐ(防護具の着用)。
・医療機関での感染予防対策(消毒、適切な廃棄物処理)。
・感染が疑われる場合は迅速な隔離と報告。
主な発生地域と歴史
初の報告
1967年、ドイツのマールブルグおよびフランクフルト、ユーゴスラビア(現在のセルビア)で発生。
主な流行地域
アフリカ(特にアンゴラ、コンゴ民主共和国、ウガンダ)。
最近では、2023年に赤道ギニアとタンザニアでの流行が報告されました。
日本での報告は?
日本国内でのマールブルグ病の患者報告例はありません。
過去に輸入症例や国内での感染が確認されたこともなく、発生は非常に稀です。
ただし、国際的な移動が増える中、感染地域への渡航者や帰国者による輸入症例が発生する可能性はあります。
感染症法における分類
マールブルグ病は、日本の**感染症法で「1類感染症」**に分類されています。
1類感染症は、特に感染力が強く、致死率が高い重篤な疾患であり、国民の健康に与える影響が甚大な感染症に指定されています。
1類感染症の特徴
・感染が確認された場合、直ちに届け出が必要(直ちに保健所へ報告)。
・患者の隔離や入院が法的に義務付けられる。
・対象となる疾患には、エボラ出血熱、ラッサ熱、クリミア・コンゴ出血熱、南米出血熱、ペストなどがあります。
対応体制
日本では、成田空港や関西国際空港などで検疫体制を強化し、渡航歴がある発熱者などを早期に検出する仕組みがあります。
また、感染が疑われる場合、国立感染症研究所での診断検査が迅速に行われます。
医療機関では、感染症指定医療機関(特に特定感染症指定医療機関)で隔離と治療が行われます。
まとめ
マールブルグ病は致死率が高いため、迅速な対応と感染拡大防止が極めて重要です。
感染が疑われる場合は、早急に医療機関や保健当局に連絡し、適切な措置を講じる必要があります。
以上、WHOも呼びかけしているマールブルグ病についてでした。
それではおやすMittsu💤