採血じゃなくて血液培養🩸PART③
みなさんこんばんは。
今日は、鮭のフライに福神漬タルタルでご飯をおかわりしてしましました。反省。🐒
どーもMittsuです。
3夜連続の血液培養についてです。
これまでのお話しは、したのリンクからご確認ください。
↓PART①②
今宵は、検査室へ提出された血液培養についてお話しします。
血液培養ボトルを採取した後は、速やかに細菌検査室へ提出をしますが、提出されたボトルはこの後どのように処理されるのでしょうか?
血液培養ボトルは、専用の血液培養自動分析装置へとセットされます。装置の温度は細菌が発育しやすい約35℃に維持されており、約5日間経過を見て、陽性か陰性を判定します。
では、どのように血液培養ボトル内の細菌発育しているかを確認するかというと・・・
血液培養ボトル内で、細菌や真菌が増殖すると二酸化炭素をが発生し、培養液中のPHが中性から弱酸性に変化します。
血液培養ボトルの底には、二酸化炭素を検知するセンサーがついているため、血液培養自動分析装置がそれを検知し、陽性を判定します。
血液培養自動分析装置で陽性と判定された後は?
血液培養ボトルから検体の一部を抽出し、細菌が発育する専用の培地🧫へ塗布をします。
この培地で発育した細菌を抽出し、これまでも話題に出したグラム染色を実施します。みなさんはグラム染色で4つの種類に話kられることを覚えていますか?
そうです!グラム陽性球菌・陽性桿菌、陰性球菌・陰性桿菌の4種類に分けられます。この判定は、さらに顕微鏡検査で確認がされます。
一つの細菌を検出するまでにここまで時間を要するのです😅
その後は、同定検査と言って、細菌の菌種までを確定させます。また、この細菌がどのような薬剤に効果があるかを判定する薬剤同感受性検査を実施し、ようやく検査をオーダーした医師へと検査結果をお届けするのです。
3日間に渡り、お話しさせていただきましたが、少し省略している部分や不足している部分があるかと思いますが、少しでも検査の流れがみなさんに届いていると嬉しいです。
それでは、本日はここまでとさせていただきます。
おやすMittsu💤