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更年期、奮闘記~治療へ・・の巻~
生理子ちゃんとは、もう○十年の付き合い。自分は毎月の訪問にも、特に痛くされることもなく、大人数でやってくるわけでもなく、ずーっと仲良く付き合ってきた。
子宮内膜症で、部活見学中も毛布掛けられ横になっていた後輩もいた。毎月生理子に悩まされてぼこぼこにされて薬を飲まなきゃやってられない人だっている中、私は肩組んで一緒に踊れるんじゃないかくらい仲が良かった。これは、まあまあ幸せな事だったと思う。
けどー!今この時になってこんな、こんな事になろうとは思いもしなかった。
量が激多くなった話を友人にしたら、心配されたので心配になって病院へ行くことが出来た…それは良かったけど、子宮をMRIで撮ったら、これは開腹手術が必要です、って言われて最大の悩みと化し・・・MRI画像で映し出された自分の腰回りのシルエットに驚愕し(これも悩みと化す)・・・結果、紹介状を書くからと、大きな病院へ行くように勧められた。
しかし、本当に開腹手術しか手段は無いのか??私は、念のためもう一か所婦人科を受診することにした。そこで同じことを言われたらもうこれは観念しよう。
大分昔に子宮がん検診を受けたことがある病院へ行った。
待合などはほぼ変わってないけど、先生が・・・若ーい・・・女子になってた。
ヤングヤンガーヤンゲスト…もしかして、娘くらい??なんか、色々とあれやこれや申し訳なく思ってしまった(なんで?!笑)
他の病院ではこう診察されました、って話したらやっぱり、同じ診察結果だったのよね。
だけど、ここで先生が、ちらっとつぶやく「今は薬もありますからね~」
え?なんですって?!
でも、その時は何言ってるのかわからなくって流してしまい、またしても大きな病院へ行くことを勧められた。この間とは別の病院だった。
やっぱりどうしても行かなきゃならないのか…。
よし、じゃあ今度は、どっちの病院がいいのか。
やっぱりいいと言われている方へ行きたいよ。
と、様々な口コミやら何やらを調べた結果、やっぱり最初に紹介されたところに行くことにした。
ちょっと距離があるけど車で行けば20~30分のところだった。
余談ですが、病院、意外と好きなんですよね~大きければ大きいほど好き。
なんでか知らないけど。一日いろって言われてもいられるかも。
ということで、病院へ入ってキョロキョロしながら産婦人科へ。
国立ってだけあって老若男女・・・やっぱり老が多いか??
待合で待つ間も、ここも老若・・女、入り乱れてるな、と思いながら。
診察室へ入ると、やっぱり若い。女子。
もう、仕方ない(何が?)、先生お願いします。
初めの診断の話、手術と言われた話を話した。
私は3人中2人を帝王切開で産んでおりますので、これ以上開腹したくないよ、と先生にお伝えする。
すると、今は薬がありますからね~半年飲まなきゃですが、飲み始めたら次から生理子ちゃんには接近禁止命令が出ますって。
おおー!あの二件目の先生、このこと言ってたんか!!
若いから?国立だから?これが最先端なの?!
最初に行った産婦人科の先生、どした?!知らんかった?!男の先生だったから??いやいや、ほんとに知らなかった?ほんとに手術がいいと思った??!!お腹を切って中身を取り出すって簡単に言われますけれども、年も年だし、回復にどれだけの時間がかかると思っておられるのか。
と色々診察についてや提案についての疑問やなぜか怒り?が頭をぐるぐるした。あんなにビビらせ・・いや悩ませやがって…くっそーー!!と思ってしまった。
それはさておき、好都合なことに、ちょーーど生理子ちゃん訪問中だったため、早速そのお薬処方してもらう事にした。
訪問中から始めないとだめだってことで、しかも、1日たりとも飲み外してはいけない、という条件付き。何か、使命感とこれで解放されるという希望が湧いてきて、よっしゃー!!やったるでーー!!
と、あの先ほどまで開腹するか否かで悩んでげんなりしていた気持ちが最高に上がった。
そして、アゲアゲな気分で処方薬局に行った。
ああーこれで解放される、やったね、嬉しい!!なんならわくわくしていた。
ようやく、お薬をもらい、色々注意を聞いて、自動精算機で精算。
10,000円(約)
!!!!!
一ヶ月分です(ちーん)
上がった気持ちが、ががーんと大いに下がってしまった…。これが半年…??!! 単純計算半年で6万??!!
最高に悩ましかった…くぅぅぅ~~~‥‥。
でも、薬を飲み始めたら、なんということでしょう~~~!!
そんなことも、かーんけーいないさー!!(ライオンキング調に)
というほどに、毎月のアポなし訪問から解放されて、楽しく快適に毎日を過ごすことになったのでした…そうそれが一時の解放だと知らずに…。