楢原 峻

株式会社Innovation Careers Lab.代表取締役 元大学病院口腔外科医 博士(歯学)取得、口腔外科学会専門医取得。 顎変形症手術やインプラント手術をメインに執刀してきたが、医療の未来に限界を感じ、人の価値を再評価するため独立した。

楢原 峻

株式会社Innovation Careers Lab.代表取締役 元大学病院口腔外科医 博士(歯学)取得、口腔外科学会専門医取得。 顎変形症手術やインプラント手術をメインに執刀してきたが、医療の未来に限界を感じ、人の価値を再評価するため独立した。

最近の記事

国の借金と医療費、人手不足、補助金などなどから、歯科医師・医療従事者として今後の歩む道が少し見える。

みなさんは国の借金がどれくらいあるか知ってますか?最初からなんだこの話はってことなんですけど、結構重要でして。これまでずっと言ってきているように、社会保障費は限界を迎えています。 社会保障費は保険組合と、国の予算から捻出されています。なので国の借金を知ることは社会保障を知る上で重要です。 「あれ?1000兆円って聞いた気がする」という人もいるかもしれませんが、今回は一般政務債務のお話しをします。 一般政府債務は685兆円 これが多いかどうかわかりますか?推移はどうでしょ

    • 木下さんのポストを医療で考察してみる

      木下勝寿さんの2024年7月15日のポスト 【仕事で本当に成功する人】 まだ仕事をしたことがない学生の頃。 「仕事で成功する人」とは、 「起きた出来事に適切に判断して采配できる人」だと思っていた。 なぜなら、ドラマなどで見るサクセスストーリーの主人公は何かのトラブル処理や、チャンスをうまく捉えたりしたのをきっかけにのし上がっていっていくからだ。 しかし、実際に仕事をしはじめたら本当にサクセスする人はそんな人ではなかった。 「起きた出来事に適切に判断して采配する」

      • 日本の社会保障制度とこれからの歯科医師の稼ぎ方

        まずは現状の社会保障制度(公的医療保険制度)国民全員が公的な医療保険制度に加入することが義務付けられています。 日本の公的医療保険制度は、医療費の一部を国や自治体、保険者が補助し、残りの部分を利用者が負担する仕組みになっています。それぞれの負担率は年齢や収入に応じて決定されていて、おおまかな負担割合は以下の通りです。 一般的な成人(満20歳以上 - 69歳以下)  負担割合: 30% 小児(満15歳以下)         負担割合: 20% 高齢者(満70歳以上 - 74