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#2 小説家は狂っている

継続力がないと罵倒され、
とりあえず始めてみたnote投稿。
記念すべき二記事目なのだが、もうすでに書くことがない。今すぐにでも辞めたい。
俺が10行程度で根をあげたくなるような苦行を、小説家は生涯を通して全うしているというのか。
狂っている。
だが、そんな小説家に憧れがないと言えば嘘になる。そこで今回は、何気ない朝の通勤風景を小説家っぽい文章で書いてみることにした。
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頭が悪そうな鳩が2匹。頭上に張り巡らされた電線の上で戯れている。俺はいつも通り、そいつらに見下されながら駅のホームへと向かう。
健康のために階段を使っている俺だが、そのくらいの事で健康になれば医者はいらない。エスカレーターを使い、目の前のパツパツにスカートを膨らませたオフィスレディーを見る方が、俺にとってはよほど健康であろう。
電車に乗り込んだ俺は、いち早く座席に座る。
「今日も朝の戦いが終わった、、、。」
そう心の中で呟き、いつも通り眠りにつく。

目を覚ました時、くだらなくも愛おしい日常を消し去る狂気のゲームに巻き込まれることになるなんて、その時の俺はまだ知る由もなかった。
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ふぅ。
やはり、小説家は狂っている。


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