シリコンバレー銀行破綻の流れ②
前回の続き
②なぜ起きてしまったのか?
このお話をしていくにあたり、
そもそも現在世界中の銀行は苦しい状態にある。
こちらを覚えておいてください。
まずはなぜ起きたのかの原因ですが、2022年に銀行の体制が大きく変化しました。
2022年何があったでしょうか?
ズバリそれは
『コロナの収束』です。
あれ?まだ収束はしていないんじゃないか?
そう思った方も多いかと思います。
日本人は良くも悪くも警戒心がかなり強いので、まだ、、、と思われる方も多いのですが、2022年で世界はマスクを外して生活するようになりました。そのため世界的にみた場合での収束です。
そしてマスクを外したことで、コロナ前と全く違う経済活動が再開しました。
結果として、様々な場所へ旅行に行けたり、買い物ができたり、というところで需要が増加しました。
しかしここでまた問題がでてきて、需要はあるのに供給が追い付かない!
という需要と供給のバランスが合わない現象が起きました。
その問題とは、、、
皆さんご存じ、
『ロシアとウクライナの戦争』です。
例えばですが、富士山で購入する飲み物は普段の自販機で購入する飲み物よりも値段設定が高いのはご存じでしょうか?
これは需要と供給のバランスが合っているからこそ成り立っています。
富士山という限られた環境で、飲み物を販売することで人件費はもちろん、希少価値が高くなることは明白です。
アメリカのお話に戻りますが、
アメリカではコロナが収束し需要が多いけれど、供給は少ない状態になっていました。ここでポイントです。
『需要と供給のバランスでモノの値段はあげられる』
このことを覚えておいてください。
そしてアメリカはインフレに突入しました。
インフレ、つまり物価上昇などが起こるとどうなるのか?
少し話は難しくなりますが『利上げ』というものをアメリカはしたのです。
イメージは10万円借りたとして月に利子が何%というものがあります。
この利子が10%→15%へ上昇している。
つまりは利上げしているとは、このような考え方です。
そして金利が上がるとどうなるのか?
お金を借りづらい状況になります。
皆さんはお金をもし借りるとなったら、高い利子がつく時よりも、安い利子の時のほうでお金を借りたくなりませんか?
だからこそ企業などは、新しいことを始めようと銀行にお金を借りへ行ったのはいいものの、もう少し金利が下がってからでいいかな、、
と思われてしまう。
よって利上げをすると新事業などが進まず、景気が過熱するのを落ち着かせる働きがあるのです。
アメリカは物価を安定させるために利上げをしていたのです。
ではこの利上げでお金を借りづらくなった時に困ったところ、
それが『ベンチャー企業』です。
お金が借りられない、、となると企業の財務状況が一気に不安定になってしまうのです。
よって結論
利上げをすると困るのはベンチャー企業と銀行なのです。
ここまでの流れをまとめると
・シリコンバレー銀行の融資先であるベンチャー企業の経営が悪化。
・銀行は大量の債券を保有していた。
この状態になっていたからこそ利上げとなると、とたんに弱くなってしまうフォーメーションを組んでいたので、シリコンバレー銀行は破綻のピンチを迎えることとなりました。
かなり長い内容ではありましたがここまで読んでいただきありがとうございました☻
次回は、③これからどうなるのか?
についてお話ししていきます😌
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