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部活動顧問拒否体験談①

先日PLUM執行部は組合員の顧問拒否のため、福岡市立中学校の管理職と交渉を行いました。
事前にある程度の折衝を電話で行っていたため、あっさり要求受け入れということで決着がつきました。
今回、顧問拒否に成功した組合員から体験談を書いていただいたので、紹介させていただきます。


私が部活動顧問拒否に成功した経験を共有します。

この記事を読んでいる皆さん、「部活動のために自分の人生を犠牲にする必要があるのか」と疑問に思ったことはありませんか?

もしそうであれば、勇気を出して行動してみてください。でも、一人で戦う必要はありません。

同じ目的を持つ仲間が集まって力を合わせれば、職場の同調圧力に負けることや管理職の無理な要求に屈してしまうことはありません。 

私も以前、個人で部活動顧問拒否を試みたことがあります。しかし、「顧問をやってもらわないと困る」「部活動には教育的意義ある」「部活動指導員がいるから大丈夫」と管理職から説明を受け、結局は私も顧問を引き受けざるを得ませんでした。

顧問を引き受けてからは、平日の放課後練習の監督や土日祝日の大会、他校との練習試合の調整など、勤務時間外の雑務が多くなり、精神的・体力的に疲弊していきました。今、思い出しても本当にしんどかったです。

そんな時、SNSで「PLUM」という部活動問題に取り組む団体があることを知りました。私は今の現状を変えたいと決心し、PLUMに加入しました。

加入後は、部活動顧問拒否の実現に向けて情報の収集・共有を行いました。メンバーの方々は同じ目的を持つ教員ということもあり、私の話を真剣に受け止めてくれました。そして、団体交渉を行なうことで管理職と正式な話し合いの場を設けることができました。

その結果、部活動顧問に任命しないという約束だけでなく、部活動顧問の名簿にも記載しないことを約束させることができました。さらに、団体で交渉を行ったことで勤務先の部活動希望調査票に希望しない選択肢が追加されるなど、予想以上の成果が出ました。これは個人で顧問拒否をしていた頃には絶対に実現できなかったことです。

今回、部活動顧問拒否に成功した経験を共有させていただきました。
部活動顧問問題だけでなく、今後も労働環境の改善を進めていきます。

私たち教員が生徒と健康的に関わり、生徒に自己実現を目指す姿を示すことに、教育的意義があると思います。


PLUMは顧問をやりたくない人のサポートも行っています。
ぜひ加入して顧問拒否しましょう!

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