【医師エッセイ】日本の産婦人科医不足の現状
最近、日本でも少子化対策がしきりにいわれていますね。「異次元の少子化対策」として、児童手当の所得制限撤廃をはじめ、分娩における保険適応なども検討されています。
その中で、直面してくる問題は「産婦人科医不足」です。日本では産婦人科医不足が深刻な問題となっており、多くの病院やクリニックが産婦人科医(特に産科)を求めています。
もし産科の先生が少なくなったら、子どもを安心して産むこともできなくなります。ましてや、子どもを産む年齢層も高くなっている現代ではなおさらです。
小児科医である筆者が、産婦人科医の現状と今後産婦人科医師不足にむけてどのような取り組みが考えられるか考察してみます。
■日本の産婦人科医の現状は?
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