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高雄の快適な生活

私は高雄に来て2年近く経とうとしているが、その期間の中で他の市に引っ越すことを考えたことがないくらい、高雄の生活に満足している。今日は高雄の生活について少し紹介する。

①天候が安定してる
特に雨が多い台北に比べて高雄は本当に雨が降らない。
現地の人が心配するほど降らない。水不足がニュースになる程である。

ただ気温がとても高い。本当に暑い。この部分は快適だとは言えない。
3月時点で30度、太陽がギラギラしている。
一応冬と言われる時期もあるが2週間ほどで終わる(15度を下回ることはほとんどない)私が高雄にいる期間は春節あたりが寒いと感じた。


②生活費が安い
北部に比べて、家賃も光熱費も食費も安いと感じる。
今住んでいる家は、套房という自分専用の浴室、トイレ、キッチン、寝室がついていて6000元(だいたい日本円で3万いかないぐらい)MRTの駅から徒歩10分、台湾鉄道の駅からも徒歩10分のところにあり、部屋も立地も値段も満足している。

台北で套房を借りるとなると1万元以上は必須であろう。
特にMRTの駅近となるともっと高額になる。それに比べて高雄の家賃はとても優しい。高雄でも探せばもっと安いところはたくさんあるが、妥協しないといけない点が増える。

光熱費も日本に比べて安い。夏でも水道代電気代合わせて1000元行くかいかないか程度で、特に水道代は毎回計算の仕方があっているのか不安になる。
マンションなどエレベーターがある場所に住んでしまうと公共の電気代が意外と請求されるのでそこには注意。

食費に関しては本当にモノによるが、お弁当を例に挙げると、現在の高雄はだいたい100元前後で購入可能。(前までは100元いかないのが普通だったのに…)

あとは台湾(高雄?)特有かもだが、知り合いのおばちゃん、おじさんからよく食べ物をもらうこともあるので食費が全くかからないこともある。(一人暮らしにあげる量ではないくらいたくさんもらう)なので現地の人と仲良くなることを強くオススメする。


③(高雄の中心地に限るが)交通が便利で安い
高雄には台湾鉄道、MRT(メトロ)、LRT(路面電車:私はほぼ乗らない、観光用の電車)、バス、U-bike(レンタル自転車)
たくさん交通手段がある。もちろん台北の交通には負けるが、それ以外の他の市に比べて移動手段が多いのでとても便利に感じている。
居留証がある人は399元で定期券が買え、1ヶ月なんでも高雄市内の交通機関乗り放題ができる。
もちろん定期がなくても、MRTは一番安くて18〜20元で乗れるので観光客にも便利だと思っている。

私は毎日語学学校に通っているので、朝8時すぎにMRTに乗っているが、高雄には電車の通勤ラッシュというものが存在しない。
東京のラッシュ経験者からすると、とても快適で一両に5、6人くらいしか乗客がいない。みんなバイクで移動しているのである。そのため朝の道路はバイクがたくさん。

ただ地方の観光地に行くとなると交通の不便が顕著である。

④外見をすごく気にする必要がない
これは高雄に限ったことではないかもだが、台湾の方は良くも悪くも他人の外見を気にしないし、人の目を気にしながら生活する人が少ないように感じる。
ちゃんとした化粧をする人が少なく、サンダルにジャージやスウェット、Tシャツや短パンなどのシンプルな服装をしていた方が現地に馴染めていると感じる。

アルバイトの規則もほとんどない。私のバイト先は、髪の色もネイルも自由、シャツは支給のものだが、ズボンはなんでも良く、ジーパンやスウェットを履く人がほとんどである。

ある日バイトの高校生の子がブリーチして青髪になって出勤したことがある。その子を見た店長は「綺麗に染まってるし似合ってるね〜次は赤とか紫もやってみてほしい!」
ベタ褒めであった。

本当に自由な国だなと思う反面、日本の生きづらさというものを台湾に来て感じた。個々の自由を尊重し、それを否定することもなければ、規則で縛ることがないのである。


私はリラックスしながら生活ができる高雄に魅力を感じ、ここでもう少しゆっくりしていきたい気持ちが強くなった。ワーホリの期限が切れたら日本で社会人生活をしようとしていたが、別のビザを申請して日本に戻ることを先延ばしにしようか考えている。

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