如月ゆう

つれづれなるままに、そこはかとなく書き綴る。好きなことばは、シンプル イズ ザ ベスト、一期一会、腹八分目。

如月ゆう

つれづれなるままに、そこはかとなく書き綴る。好きなことばは、シンプル イズ ザ ベスト、一期一会、腹八分目。

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頭の中で考えていることを整理したい

「行動する時間より、考えている時間が長い」、これが子どもの頃から変わらない私だと思う。 気がつくと、頭の中で、想像を膨らませて、(時には創造を膨らませて)勝手に思い巡らせてしまう癖が私にはあると思う。 けれども、いつも想像や創造をしても、すぐにメモなどを取らないから、その内容を忘れてしまう。 そして、考える時間ばかりが過ぎ、行動が疎かになってしまう。 記憶力も良くないから、自分の脳の引き出しから、過去に考えていたことを引っ張り出してくることもできず、その考えていたことは

    • 梅雨明け

      朝、蝉の鳴き声で、目が覚める。 かなり激しく鳴いていた。 おかげで今日は、目覚まし時計の設定した時刻より、早く目が覚めた。 「いよいよ梅雨明けか」 この時期、蝉が激しく鳴き始めると、梅雨明けも近いかな、と感じる。 それは、子どもの頃、母親に、〈蝉が鳴き始めると梅雨明けが近い〉と教えられてきたからだ。 けど、このところの異常気象で、〈蝉が激しく鳴き始める=梅雨明け〉とも言い切れない現状もあるから、なんとも言えない。 いつだったか、梅雨明け発表後に、訂正するニュースを見た

      • 今年、初めて食べる桃

        今年もこの季節がやってきた。 桃。今が旬の桃。 新聞の折り込み広告には、スーパーなどのチラシに、旬の果物がよく載っている。 私は、果物が好きだ。子どもの頃から、食卓に果物が並んでいて、デザートに果物を食べていた。そういったこともあって、しばらく果物を食べていないと、なんだか急に寂しくなって、果物を買いたくなる。 最近は、物価高もあって、スーパーのチラシを見て、果物、食べたいな、買いたいな、と思っても、気軽には買えないなあと、買うのを躊躇していた。 けど、おいしいものを

        • 七夕に願う

          暑い、暑い、夏が始まった。 豪雨に酷暑、あと、地球に何年、何十年、住めるのだろう。 異常気象と言われ続けて、もう10年以上経つだろうか。異常気象が普通になりつつある昨今だが、それでも日々は続いていく。 思い返せば、子どもの頃、暑い夏には、夕立があり、確かに暑かったのだけど、恵みの雨が、〈涼〉をもたらしてくれた。 網戸にして、扇風機を回せば、心地よい自然の風が通り過ぎたものだ。 だから、〈夏〉と言っても、「そのうち涼しくなる」と、のんきに構えていたものだった。 それどころか

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        頭の中で考えていることを整理したい

          忘れるくらいがちょうどいい

          「忘れるくらいがちょうどいい」 日々のことに丁寧に向き合うことで、余計なことを考えなくて済む。 「忘れるくらいがちょうどいい」 気がついたら、半日が過ぎていた。 心に雑念がなく、心地よさを感じる。 「忘れるくらいがちょうどいい」 ポイントが貯まっていて、ギフト券に交換できた。 心は自由がいい。 その方がきっと幸せなんだと思う。 今日も、ほどよく忘れながら生きていく。

          忘れるくらいがちょうどいい

          低気圧

          「ピピピッ」「ピピピッ」「ピピピッ」 朝、目覚まし時計が鳴るも、なかなか起き上がることができない。大雨による低気圧が原因だ。確かに目は覚めている。 しかし、体がだるくて起き上がるのが難しいのだ。起きなきゃ…起きられない…起きなきゃ…起きられない…3分ほどの葛藤の末、ようやく起き上がることができた。 朝、スッキリと起きるのは、苦手な方だと思う。しかも、どちらかというと、ロングスリーパーだから、夜遅く寝ているというわけでもない。 晴れた日の朝は、まだいい。 太陽の光が、優

          閉店まであと6日

          「あぁ…買い物に行かなきゃ」 梅雨の時期の雨間に、さっと買い物に出掛ける。前日の、ひんやりとした気温と打って変わって、気温が一気に上がって真夏日の今日。冷房の効いた店内へ駆け込む。 「あぁ、ここは天国かも」 今日は何を買おうかな。野菜は摂りたいし、夏バテ防止に元気の出る食材も必要だ。果物も食べたいな。 あれこれと悩みながら、店内を回る。 結局、すぐに食べられる、きゅうりやミニトマト、元気が出るからという理由で、にんにくと豚肉、ちょっとお高かったけど、食べたい気持ちに負

          閉店まであと6日

          手放すということ

          今日、13年を共にした車を手放した。 気がついたら、こんなにも長い時間を過ごしていた。 「家族だった」 ずぼらな私は、愛車のケアは、必要最低限だったし、運転も下手だから、近所くらいしか、走らせてあげられなかった。 「ごめんね」 家族なのに。愛車は、もっと遠くに、もっといろんなところに行きたかったかもしれない。 けど、私の立派な相棒だった。小回りがきいて、駐車場では、安心してとめられた。 雨の日の病院通い。行くのが憂うつになりながらも、受診後に、さっと自宅に帰ることが

          手放すということ

          冷たい雨

          「ザァーザァー」。 ひんやりとした空気と雨の音で、自然と目が覚める朝。目覚まし時計に設定した時刻より、15分早く目が覚める。 「寒い、明らかに寒い」 ふと、部屋の温度計に目をやると、23.3℃。昨日の夜は、28℃を超えていたから、温度差は、約5℃ある。 「どうりで寒いわけだ」 〈人のからだ〉というのは、ちょっとした変化を敏感に感じ取るらしい。 「気温差5℃」 今日より5℃、気温の高かった昨日は、少しだけ、扇風機を回して暑さを凌いだ。 打って変わって、今日は、昨日よ

          はじめての袋入り焼きそば

          やかんに麦茶を沸かしながら、袋麺の裏面の説明書きをまじまじと見つめる。 鍋で作る袋入りラーメンの作り方ではない。 私は今、袋入り焼きそばの作り方を読んでいるのだ。 乾麺なのに、フライパンで焼きそばを作るなんて!! 少しばかり衝撃が走った。今まで、インスタント焼きそばといえば、カップ麺のものしか、食べたことがなかったからだ。 早速、フライパンを火にかけ、水を入れて沸騰させる。そこに、乾麺を入れて茹でる。 〈乾麺を茹でる〉のは、ラーメン、そば、うどん…くらいしか思いつかなかっ

          はじめての袋入り焼きそば

          炊きたてのご飯

          「シャッシャッシャッ」と、音を立てながら、米を研ぐ。米を研いだら、水を替え、また米を研ぎ、水を替え…を数回、繰り返す。 水が濁らなくなったら、今度は、米を30分ほど吸水させ、ガス釜で、炊飯する。 「カチャッ」と、炊飯を終えたガス釜のスイッチの音がした。ガス釜を確認すると、確かにガスの火は消え、スイッチは、元の位置に戻っていた。 いよいよ、ガス釜の蓋を開ける瞬間、ふわっとした湯気を立て、白く光るご飯が食欲をそそる。水に濡らしたしゃもじで、ご飯全体を切るようにして、軽く混ぜる

          炊きたてのご飯