猫たちとの日常①〜食べ物を巡る戦い〜
この「猫たちとの日常」では、我が家の2匹の猫たちとの暮らしについて少しずつ書いていこうかなと思っています。
我が家の食卓には時々猫が乱入し、てんやわんやの大騒ぎになります。
この間の日曜は夫不在の1人夕飯でした。
冷凍庫にあったホッケを焼き、前日が消費期限だった豚肉とオクラで肉巻きを(甘辛味)。それとふりかけご飯で適当に。
うちの猫たち(茶白9歳と白黒7歳)はメニューに肉や魚があると必ず食卓に上がってきます。
その日も彼らは当たり前のように上がってきました。
かわるがわる手を出してくるわ、いきなりかぶりつこうとしてくるわ。
2匹と1人では分が悪すぎ 笑 防衛に両手を取られて食べられやしない。
仕方ないので熱々のホッケを冷ましながら「順番ね」と言いながらちょっとずつ猫たちにあげました。やれやれ。
順番ね、が通じているのか食べ終わっても少しは待っている様子(に見えた)。
ただ、ちょっと熱かったようで。
『魔女の宅急便』で黒猫のジジがおソノさんに熱々のミルクをもらった時、「ックッ!!」っとなっていたように、うちの子たちも熱っ!となっていました。
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実は前に一度、人の食事の時間に猫たちを別室に閉じ込めたことがありました。猫たちがくれくれとすごかったので。
うちはペットOKの物件なので部屋間のドアにペット用の出入口があり、プラスチックのフタで閉じられるようになっています。でも閉じ込めた途端にギャーギャー騒ぎ始め、茶白の方がフタを外そうとガリガリバリバリ。バーン!とあっさり突破され、2匹が出てきてしまいました。
そりゃあ閉じ込められたらやだよね。
それ以来、もういっそのことこの状況を楽しんでしまおうじゃないか、ということになりました。猫たちも普段と違うものが食べられることだし、と。
丸ごと持っていかれるのは困りますが、こんなふうに、うちでは食べたがるものは食べさせています。
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食卓に話を戻すと、彼らは肉巻きも匂いを嗅いだりと気になるようでしたが、どちらかというとホッケの方に気を取られている様子(に見えました)。
茶白の方にホッケをあげて、美味しそうに食べる姿に目を細めていたその時、「ムシャ!」という音が。
にゃんと、白黒の方がオクラの肉巻きをがぶりんちょ!
しかもひとくち目で半分も噛み切ってしまい。。。
一瞬、ニャン生で初めて食べるであろうオクラに「??」となっていたようですが、残りの半分もムッシャムッシャと美味しそうに食べてしまいました。
私の肉巻き最後の1本が・・・泣
私の隙をついて肉巻きゲット。まぁ、ニャンズにとっては狩りみたいなもんなのでしょう。
それとも共謀していたとか?!
茶白「ボクがホッケで気を引いとくからにゃ」
白黒「そのあいだに肉巻きゲットにゃ!」
こんなこと書くと、「人の食べ物あげるなんて、ましてや味つきのものを!」なんて怒られてしまいそうです。
ちなみに普段は生肉🍖を食べさせていて、基本的に1日1食です。たまに何も食べさせない日(ファスティングの日)もあります。最初はフードだったのですが、紆余曲折あり、今は猫たちの調子が一番良い生肉に落ち着いています。
この前はステーキ丼を作ろうと思って買った牛肉をやられました。室温に戻すつもりで台の上に置いていたのです。
私が台所からちょっと離れた隙に白黒の方がキッチン台に置いていたお肉を発見。いや、多分、あるのを知っていて私がいなくなるのを待っていたと思われます。
ラップを食いやぶり、中のお肉を引きずり出しムシャムシャ。
やられた〜
おかげでヒトのステーキ丼は2割ほどお肉が少なめに。
こんな風に、我が家では猫vs.ヒトの、食べ物を巡る戦いが日常的に繰り広げられているのであります。
私の頭の中には「がぶりんちょリスト」なるものが存在し、オクラの肉巻きもめでたく仲間入り。
でも、オクラじゃなくても、レンコンとかエノキの肉巻きでも食べられちゃうんだろうな。
リスト入りしている料理を作る時は用心しつつも、お祭り騒ぎみたいな食卓を楽しむ日でもあります。
ちなみにリストの料理でも全然興味を示さない日もあります。前は全然興味なかったのに、いきなり欲しがるようになることも。
もう何年もこんな感じですが、猫たちの毛艶や体型、元気さ、検査数値などを見ても健康上の問題はほとんどないと考えています。
とまぁ、うちの賑やかな食卓について書きましたが、周りの猫飼いさんたちに聞くと、うちと同じ状況の子もいるし、人間の食べ物に全く興味を示さない子もいるとのこと。いろんな猫さんがいます。
私は猫たちがしつこすぎて腹が立ってくることもあります 笑
きっと、私たちの食べ物の好みが変化していくように、リストの料理も今後変化していくんだろうな。
次はどんな料理をがぶりんちょしてくるのだろうか?