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地域課題解決ラボ in 長野県喬木村③ 実証レポート公開のおしらせ
ミライ研の阿部です。 昨年ご報告した、長野県喬木村をフィールドにドルトン東京学園と実施した取り組みに関し、当研究所の本間と三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社と共同で実証レポートを作成いたしましたので報告いたします。
レポートの作成にあたり、学習者が自身の居住地域とは異なる地域に赴き探究活動を行うことを「地域越境型探究学習」と定義しました。地域越境型探究学習が学習者にどのような変容をもたらし、その地域への関係人口創出に寄与するのか。半年間のプログラムに伴走し考察した内容をまとめていますので、ぜひご一読ください。
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今回の取り組みは、弊社ビジネス開発本部から「連携協定を結んでいるドルトン東京学園の探究学習授業のフィールドとなり得る地域はないか?」という相談を受けたことをきっかけに始まりました。ちょうどそのころ、長野県が実施している官民連携推進事業「チャレンジナガノ」への参加も検討しており、連携希望自治体の中に教育をテーマとした地域振興を課題として掲げていた喬木村が目に留まりました。そこで、私の方からご提案させていただいたことが、喬木村とのご縁の始まりでした。
チャレンジナガノでの提案模様については、Publink様の記事に詳しくまとめられており、以下のリンクからご覧いただけます。
レポートにも記載しておりますが、今回の喬木村との連携を通じて、関係人口創出のための最も重要なコンテンツは、その地域で熱い想いを持ち活動している「ヒト」の存在だと感じました。また、今回の半年間の探究プログラムに参加した生徒は、既に喬木村の関係人口であり、おそらくこれからの長い人生の中で、時折喬木村で学んだことを思い出すだろうと思っています。
「そういえば、高校の時の授業で喬木村ってところに行ってさ。こんな面白い人がいたんだよね。」
そんな会話をきっかけに、喬木村に興味を持つ人、移住を考える人が増えるのではないか…、そのような妄想をしています。
引き続き、様々な関係者との連携を模索しながら、「教育を軸とした関係人口創出」のための取り組みを進めていきたいと考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。