阿部寛之|地域循環型ミライ研究所

はじめまして。地域循環型ミライ研究所の阿部と申します。十数年前、長男の小学校入学を機に長野県に移住しました。移住実践者、地方在住者の視点で、都市と地方の在り方、地域資源とICTを活かした教育等の調査研究しております。noteでは日々の活動を通じて考えたことを綴っていきます。

阿部寛之|地域循環型ミライ研究所

はじめまして。地域循環型ミライ研究所の阿部と申します。十数年前、長男の小学校入学を機に長野県に移住しました。移住実践者、地方在住者の視点で、都市と地方の在り方、地域資源とICTを活かした教育等の調査研究しております。noteでは日々の活動を通じて考えたことを綴っていきます。

最近の記事

おためし教育移住 in 新潟県妙高市①

こんにちは。ミライ研研究員の阿部です。 本投稿ではミライ研がこれから実証実験を計画している「おためし教育移住」に関して、その背景にある想いを、私の自己紹介も兼ねて綴らせていただきます。 教育移住を実践してみて 私は現在、長野県長野市の標高1100mの山の中に住んでいます。よく「なんでそんなところに?」と聞かれますが、「自然豊かな環境で子育てをしたかったから」というのがその答えになります。 自然豊かな環境だけなら他にも選択肢はあったのですが、なぜ長野を選んだのか。それは、

    • 地域課題解決ラボ in 長野県喬木村①

      以前「まなび」が「つながる」社会へと題して、探究学習を契機とした地域価値の創造モデルについて記載いたしましたが、現在ミライ研では長野県南部にある喬木村という人口約6,000人の村をフィールドに、地域を題材とした探究学習プログラム「地域課題解決ラボ」の価値検証を進めています。 弊社と連携協定を結んでいるドルトン東京学園の生徒16名が、今月喬木村を訪問し三日間のフィールドワークを実施します。 喬木村も地方の多分に漏れず、人口減少や伝統工芸品の担い手の不足といった地域課題に直面

      • 「まなび」が「つながる」社会へ ~豊かな地域知の構築にむけて~

        この投稿では、ミライ研の現在進行形のプロジェクト概要(多分に妄想あり)について記載していきます。 探究学習について近年の学習指導要領改定に伴い、小中高の学校教育の場で「探究的な学習(以下、探究学習)」が取り入れられるようになりました。探究学習とは、「自ら問いを立て、情報を集めて分析し、発表する」学び方を言います。経済のグローバル化やAI等の技術革新により、これまでの常識が通用しないVUCA※と言われる時代に突入しております。そんな時代を生きる子どもたちが、受動的ではなく主体

        • ~豊かなシビックプライドを醸成するために何ができるか~

          こんにちは、ミライ研の阿部です。ミライ研では地域価値創造に向けた調査・研究を行っておりますが、研究員として日々の活動を通じて感じたことを本noteで綴っております。今回は第二弾です。   地域の新たな価値創造、というお題目で日々取り組んでいる中で、頻出ワードとしてよく出てくるのが「シビックプライド」という言葉です。自治体政策においてシビックプライドへの注目が高まっているとか、シビックプライドの醸成に力をいれる自治体が増えてきているとか。  シビックプライド、ネットで検索して

          〜地域と「つながる」ということ〜

          こんにちは、ミライ研の阿部です。ミライ研では地域価値創造に向けた調査・研究を行っておりますが、研究員として日々の活動を通じて感じたことを本noteで綴っていきたいと考えております。私も記念すべき初投稿。  つなぐ、この言葉は弊社およびNTTグループのCMのキャッチコピーでよく使われています。離れた場所にいる人たちが想いや情報を伝えあえるように、物理的に通信回線をつなぎ、日々そのインフラを守っているNTTグループの社員にとって「つなぐ(connect)」は特別な言葉だと思いま

          〜地域と「つながる」ということ〜