買われた悦び
買われる悦び、いいですよね。
大学卒業制作で、首席になった人を対照に自分の作品を受け入れてもらい、守ってもらう。
これほどの感慨深いことがあるのだろうか。
東京芸術大学にて開催されている
買上展に本日足を運びました。
雨降る上野公園口をでて、国立西洋美術館、上野公園のスタバ、東京都立美術館を横切り続け、上野公園さえも通り過ぎてから、東京芸大への道のり。約1キロ。
大学の作品展とはいえ、さまざまな分野で活躍された群は、力強い筆致や威光を感じてしまう。
特に、近藤浩一路さんの自画像を見てすごく嬉しくなりました。過去読んでいた本で、芸術の力強さのルーツをフランスの文化大臣へバトンを渡した人物。
大変感慨深く拝見しました。
予想もしていない場所で、過去を振り返る美術。
過去の自分と向き合える日にもなりました。
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