なぜ日本人にとって海外旅行計画は大変なのか?
今回は『地球の歩き方』電子版への批評記事です。実際に海外を旅しながら、iPadやiPhoneで活用していました。多くの日本人が海外旅行に行く際に参考にするのがこの書籍だと思います。
タイトルの問い「なぜ、日本人にとって海外旅行計画は大変か?」について、結論から申し上げると『地球の歩き方』が、かなり使いづらいからです。これは世界的旅行ガイドブック『Lonely planet』電子版と比較してみるとよくわかります。
『地球の歩き方』電子版の不満点
本をそのまま貼り付けただけ
・コピペができないから、毎回手入力しなければならない
・写真や文字が小さく、拡大すると粗い(ベクターで処理されてない)
・mapや公式サイトへのワンタップでのリンクがない
・キーワード検索ができない構成が旅行者目線でない
・各項目(レストラン、宿泊所、観光スポット)がリストで挙げられ、それがMAPに載せられているが、毎回ページを行き来しなければならない為、苦痛
・旅行はリストを元に回るのでなく、ルートで回る。したがって、各項目がリンクし、適切な提案がされなければならない。
確かに『地球の歩き方』は情報量として申し分ないかもしれません。しかし、デジタル技術の利点を全く活用できていません。私は英語が堪能なわけではありませんが、圧倒的に『Lonely Planet』の方が使いやすいです。その利便性に感動し、旅行が楽しくなりました。
海外の人が旅行計画が上手いと感じるのは、彼らのガイドブックが良いからだと思います。日本人が計画下手だからではありません。したがって、少しでも英語が読める人には、声を大にして『Lonely Planet』を薦めます。
『地球の歩き方』が改善され、日本人がもっと海外に楽しく行けるようになる事を願っています。
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