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【#13】主におじいちゃんの日

朝起きて窓を開けると、ゲストハウスの愛犬シンバが挨拶をしにきてくれた。帰ってきてからも出迎えてくれて、本当に賢くてかわいい。まだやんちゃ盛りで、水着の紐を噛まれたけど、許してあげよう。

きゃわ

朝からウブド市場が賑わうそうなので、行ってきた。お土産屋さんや地元の人が食料品を買いに足を運ぶそうだ。

見事なパチモンが並んでいる
バリ島の衣装は本当に綺麗
野菜類
スパイス類

食料品の市場は地下にあって、あまり活気がなかったように思われた。ウブド中心部に位置するため、最近は観光客の増加により交通量も増え、排気ガスが多い。外ではなく、地下に作ったのはそういった理由からだろうか。

海外のホテルあるあるだが、トイレとシャワールームが同じ部屋になっていることも多い。部屋も靴を履くことが多く、庭に少し出るのにもサンダルが便利だと思い、気になっていたお店へ買いに来た。

GriPP
サンダル1100円くらい

午後はプリ・ルキサン美術館にやってきた。ウブドはバリ島の芸術・文化の中心地といわれており、毎晩どこかで必ずステージをやっている。そんなウブドで最も有名な美術館らしい。

このおじいちゃんが一番よかった

作品のおじいちゃん渋いなと思っていると、館内から「ブウウウウン」という音が聴こえてきた。音の発生源を確かめてみると、なぜか別のおじいちゃんが館内でドローンを飛ばしていた。

「美術館内なのに、なんで土が敷いてあるの?」とスタッフに聞いてみたところ、土は死んだあとに還る場所だからだと教えてもらった。作品を見るときに、「ゼロから生まれ、生きて、死んで土に還ってゼロに戻る。そして幽霊になる」コンセプトを感じてもらいたかったようだ。
バリ・ヒンドゥー教では魂は死なず、身体は容れ物だと考えられており、輪廻転生が信じられているそうだ。
ということは、魂はもとからあり(ゼロではなく)、「身体が」ゼロから生まれ、ゼロに戻るという認識になるのだろうか。

地面には土が敷かれている。ガルーダがヘビを食べていた作品

夜ご飯は、そろそろインドネシア料理に飽きてきたので、ハンバーガーを食べに行った。
ウブドは世界各国の料理も揃っているので、本当に最高だ。

ダブルビーフチーズバーガー🍔

今日はGrabで乗せていただいた運転手さんが日本語を勉強中で、話してくれた。
「どこに住んでますか?」と聞かれて「大阪です」と答えると「大阪か〜そこは知りまへん」と言われた。
…レベル高くね?
バリ島に来てから一番笑った。

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