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【#14】昨日行った観光地が消えた

今日、8/17はインドネシアの独立記念日だ。
インドネシアは約300年にわたるオランダの植民地支配、その後日本の占領を経て、1945年8月17日に 独立宣言した歴史がある。

朝ごはんを食べにレストランへ行くと、赤と白の国旗カラーをモチーフにした衣装を女性店員が着ていた。素敵な衣装で3人に「おかえりなさいませ、ご主人様」的なノリで迎えられたので、店を間違えてしまったかと聞き直す。

今滞在しているバリ島のウブドは、ライステラス(段々の田園風景)が有名である。せっかくだから朝から散歩してみる事にした。農業で活用されているからか、ライステラスには牛がチラホラとみられる。牛の上に何故かサギがとまっていた。散歩途中に、ゴミをリサイクルして土に変える工場があったので、少し見学した。

聖なる生き物だけど、農業で手伝ってもらうのはアリなのかな?
エコだね

黄色いトサカを出して、何かしらアピールしているトカゲも見つけた。

ウブド中心部に散歩から戻ってくると、やたら空が煙たくグレーだった。交通量が多いからって、いくらなんでもこんな色にはならんだろうと思ったが、原因がわかった。なんと昨日訪れたウブド市場が大火事になっていたのだ。もし今日訪れていたら、火事に巻き込まれていたかもしれない。
幸いにも、死者は出なかったそうだ。独立記念日でテロとの関係性も疑ったが、どうやら大丈夫そうだった。

夜ご飯は、名物のアヒルの揚げ物べべゴレンを食べに来た。アヒルが鴨に似てると思ったので調べてみると、鴨が家畜化されたのがアヒルだそうだ。クリスピーな美味しい部分がずっと続き、噛むとよく味が出てくる肉が少しついてくるといった味わいだった。骨が多く、手で食べた方が食べやすかったので、せっかくだからヒンドゥー教スタイルの右手で全て食べてみた。チキンは大丈夫だったが、ご飯や野菜のカレー炒めを右手で掴んで食べるのは行儀が悪い気が抜けなかった。習慣の力は大きい。

ウブドの王様も好んで食べに来てたらしい

夜は例の如く芸能があるので、今日は「ケチャダンスとファイアーダンス」を見に来た。芸能は特に集中して観たいタイプなので、残念ながら写真や動画は撮っていない。ケチャダンスは、50人くらいの男性が輪になって、全て口で「ケチャケチャケチャケチャ」と音楽を奏でる。『ラーマヤナ物語』を演じていた。ファイアーダンスは、ココナッツの皮を焼き、トランス状態に入った男性がその上を歩いたり蹴ったりするのだが、トランス状態に入ってるから熱くないらしい。ロシアの格闘技「システマ」の「呼吸法があるから痛くない」の論理と似ている。

個人的には、もう少し一体感のある声と、真ん中で踊るパフォーマーの派手なダンスを期待していたので好みではなかった。別のグループのケチャダンスもあるらしいので、そちらも観てみようかと思う。

始まる前はこんな感じ

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