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"The first 1,000 days"の3つの要素③

妊娠してから出産までの約270日、生後2歳までの730日を合わせておよそ1,000日間。
赤ちゃんの将来に多大な影響を与えているこの時期に、子育てで大切な要素は3つあります。
その3つ目のお話です。


"The First 1,000 Days"の要素③ママのメンタルヘルス


前回の投稿で、赤ちゃんの脳の発達について書いています。
赤ちゃんが経験する刺激の種類と量が多いほどいいって内容です。
前回の投稿を参考にしてみてください。


きちんとした栄養を摂るには食材も選んだ方がいいし、自炊が望ましいです。
赤ちゃんにいっぱい刺激を入れるには、赤ちゃんをたくさん触ってあげるといいです。

それができるのも、ママが身体的にも精神的にも余裕があるかが大切なんです。

当院は整体院なので、産後骨盤がゆがんでいるとか、腰が痛いとか、ぽっこりお腹が気になるとかの悩みでママが来院されます。

これって身体的な問題ではありますが、じつはホルモンバランスが大きく影響しています。

ホルモンバランスが崩れる一番の要因は、産後の子育ての悩みになります。

第1子であれば初めての新生児の子育て、兄弟がいれば新生児と一緒に子育ての毎日です。

ママが余裕を持って子育てできる環境こそが、赤ちゃんの将来に影響していると言っても過言ではありません。

産後ママの4人に1人は何かしらの「産後うつ」


産後うつと診断されるかどうかは別として、産後直後のママは精神的に辛い方が多いと思います。

大切な赤ちゃんのためにママは我慢します。

眠いのも我慢
痛いのも我慢
イライラも我慢
イライラする自分にまたイライラ

「こんなに手をかけてるのに何で泣き止まないの?」
「赤ちゃんに手がかかってるのに、お兄ちゃん黙ってて」
「あなたの子なのに旦那は何にもしてくれない」

そんなママが多いんじゃないかなって思います。

これってママのせいでも誰のせいでもないんです。
ホルモンのせいなんです。


母性ホルモンがママを苦しませる


ママは抱え込んじゃう

出産後にたくさん分泌される女性ホルモンのひとつに「オキシトシン」があります。

幸せホルモンであるオキシトシンは母性を育みます。
子育てママには大切なホルモンです。

でも、多くのママはホルモンの分泌が強すぎる傾向にあります。

強すぎると上記のような状態になります。
「一生懸命こんなにお世話しているのに…」


当院に来られるママは、来院できる時点でこの状態から脱しています。
話しを聞くと「産後1ヵ月は毎日泣いてた」「あの時は自分がどうかしていた」って言うママが多いです。


赤ちゃんと離れること


どうしたらオキシトシンのバランスがとれるのか。
それは赤ちゃんから離れることです。

ということは、誰かに頼ることです。
誰かに頼れるママは大丈夫です。

あなたの周りに頼れる人はいますか?


男性のオキシトシン分泌を促すのは赤ちゃんとのスキンシップ


一番近くにいるはずの旦那さんに頼れますか?

「夜中に赤ちゃんが泣いているのに、あなたはいびきかいて寝てる」
「私はすぐ目を覚ますのに、あなたは父親の自覚はないの?」

そう思ったとき、この話を思い出してください。

ママはオキシトシンがはたらいているので、すぐ目覚めるようになっています。
赤ちゃんが泣いているとき男性が起きるかは、眠りを妨げる音かどうかです。

だって、お腹にいるときからあなたは母親になっているのに、男の身体は何も変化がないんだから。

だから、男性はわからないんです。旦那さんを責めないでください。

どうすれば男性も母性が育つか。
それは、赤ちゃんとの触れ合いの量に比例します。

赤ちゃんのお世話をパパに頼るのは
ママのためとパパのため。
同時に赤ちゃんのためです。


ママから赤ちゃんを離して
パパと赤ちゃんをくっつける


これが子育てで一番大切なことです。

ママの命よりも大切な赤ちゃんを任せられるパパにはイライラしなくなります。


まあ、それが一番難しい、クソみたいな男性もいます。
ママから聞く旦那さんの愚痴はここには書けませんが、そんなパパが変われるかの解決法は僕にはわかりません。



赤ちゃんのことで悩むママをなくしたい
柏市大井1834-21 みなもと整体院

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