「怒りをくれる人は、何か気づきをくれているからそういう人が現れたら、最高の気づきのタイミングなんだよ」
最近もらった言葉で一番印象に残っている言葉です。
東京に上京してから約1年半が経ちました。
上京してからの仕事は、先生とは全く違う営業の仕事をしていましたが、外まわりの仕事なので、同僚と会うことが少なくて、"共感"をすることが大切な私にとっては孤独だなぁと感じていてモヤモヤしながら仕事をしていました。
今年に入ってから、また子どもたちと関わる仕事に就きたいなと強く思い始めました。
そして、ご縁あって、子どもたちと関わることのできる仕事に最近、転職しました。
そこで、すでにいろんな気づきがありました。
人と長くいるということは、自然とその人と関わることが増えます。
学校でいえば、同じ学年の子より同じクラスの子、同じ班の子と関わる機会が多くなります。
距離が近づくと、その人の良い部分だけでなく、苦手な部分も見えてきてしまう。
そのことが良いこともあれば、悪い時もある。
上京してから、
心から楽しい〜!幸せ〜!好きやな〜!
って感情が動くことがめちゃくちゃ増えていました。私の周りには自分の心地よい人ばっかりだなと思っていました。
でも、転職してからめっちゃくちゃ久しぶりに、大人に対して
「めっちゃ腹立つわー、やばい、まだ数回しか会ってないのに、もうブチギレそう😂」
って思う人が現れました。笑
やっぱり、ずっと良いことなんてない。
反対のことも起きる。
でも、それが「悪いこと」でもないんですよね。
ブチギレ寸前で、ひたすら深呼吸して心を落ち着けながら、感情に任せてもいいことないのは分かっていたので、そういう時は、自分の感情と向き合います。
「先生の時はよく周りに腹立てていたけど、その時とあんまり変わってないな」
「心地よい所にいると思っていたから、久々に人に対してこんなにも怒りが出たな」
「私は腹が立つと、相変わらず、めっちゃ大人気ない態度になるな」
「相手の負の感情を受け取ってしまって、キャッチした自分までその感情を乗せてしまっているな」
そこまで自分で考えていた次の日、私の尊敬する方から、タイトルの言葉をもらいました。
「怒りをくれる人は、何か気づきをくれているからそういう人が現れたら、最高の気づきのタイミングなんだよ」
その言葉を聞いて、
「そっか、私はまたこの怒りを経験したかったんやな、私の大切な経験の一部なんやな。そう思わせてくれたあの人に感謝やな。」
と自分を落ち着けました。
相手の負の感情は、相手のものでしかない。
それを受け取る必要はなく、私は私で自分の機嫌をとる。
感情が動かされた時は、チャンス。
自分が、
何に喜んでいて、
何に悲しんでいて、
何に怒っているのか。
自分の気持ちと向き合うことが、自分のことを知る方法です。
孤独が寂しいと思っていたはずなのに、近づいたら感情に振り回されていて、それはそれで学びがたくさんありました。
あ、ちなみに、感情を落ち着けたとか言ってますが、今もまだ毎回、キレそうですよ。笑
残念ながら、そんなにすぐは変われません!笑
少しずつ少しずつ。
とにかく向き合うことをやめずに。
今は怒りの沸点が急に上がるのを感じたら、言われたことに無視することになろうがなんだろうが、沸点を下げる努力をします。
その方法は、とにかく3秒何もしない、考えない。
1、2、3。
そして、それがどうしても理不尽であったり、同じことが起きると思うなら、
「これをされると傷つきます。」
「今のってどういう意味ですか?」
ってあくまで冷静に話します。
言われっぱなしは嫌ですから。笑
Chihiro
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