平原次三郎

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自然界について、陰陽の法則からなる森羅万象 前編1 第2章 陰陽の法則 第2節

第2節 自然を支配する大法則 自然現象を広くかつ子細に観察していきますと、そこにはあらゆる現象がひとつの法則によって一貫され支配されているという事がわかります、筆者はこの法則を陰陽の法則と唱えることは前節に述べましたが、この法則こそは生物たりと無生物たりとを問わず全自然現象を一貫する大法則でありまして宇宙の一切万有、悉くこの大法則の支配を受けるのであります、しかもこの大法則は幾千万憶年の過去絵遡った宇宙創成の始元より、未来永劫に絶対に変わることのない大法則でありますから、吾

    • 自然界について、陰陽の法則からなる森羅万象 前編1 第2章 陰陽の法則 第1節

      第1節 陰陽の法則発見の動機 昭和14年1月3日、北国の冬の寒い粉吹雪に閉じ込められて、娯楽雑誌に読みふけっていた私は、ふとニュートンの引力説に疑問が起こったのです、物体が落下する現象、これをニュートンは「地球に引力があって引っ張るからである」というのですが果たして地球が引っ張るのであろうか?もしそうなら5つの疑問に対して具体的な説明がなければならない、即ち・・・ 1,地球のどの部分に引力があってリンゴの何の部分をどんな作用で引っ張るのであろうか? リンゴが落下するから

      • 自然界について、陰陽の法則からなる森羅万象 緒言 目次

        緒  言 自然科学は日に月に進歩して現代は十九世紀とは比較にならない程進歩発達したと自然科学者は言います。  然し進歩発達したのは主として技術方面ーつまり結果の方で理論ーつまり原因に至ってはニュートン以来二百数十年の間、冬眠期に這入っているのではないかとさえ考えられますーという事は・・・例えば 1、虚無の空間と物質宇宙  此宇宙空間を一直線に何処迄も行ったのならば究極にはいったい空間でないどんな壁に突き当たるのであろうか? 2、太陽の輻射源と内部構造  太陽(恒星)の輻射

        • 自然界について、陰陽の法則からなる森羅万象 前編1 第1章

          第1章 自然とは何か? 巻頭から「自然とは何か?」というような一般読者に理解と認識困難な難しい問題に入ることはどうかと考えたのですが順序としてやむを得ないように思います、それで理解が困難で興味の持てない読者は第二章から入って先を理解してから後を読むと理解できる筈であります。 「自然とは何か?」ここでは結論だけ述べておきましょう、証明は先え行っていろいろの象で現れて来る筈であります。 第1節 虚無の空間 自然とは何か?これを知るには虚無の空間と物質宇宙とを知らなければな

          自然界について、陰陽の法則からなる森羅万象 目次

          緒 言 第1章 自然とは何か? 第1節 虚無の空間 現実の現象界とは全く反対の世界ー暗黒不明の絶対空間 第2節 物質宇宙 半径20億光年のエーテル球ー光の行方ー物質の絶滅ー宇宙の果て 第3節 自然の定義 宇宙の果てを証明するもの 第2章 陰陽の法則 第1節 陰陽の法則発見の動機 引力則の疑問 第2節 自然界を支配する大法則 宇宙創成の初めより未来永劫不変の大法則 第3節 陰陽 陰陽の法則の基礎学 第4節 陰陽の法則 第5節 人間の行動は自由意志か? 第6

          自然界について、陰陽の法則からなる森羅万象 目次

          自然界について、陰陽の法則からなる森羅万象 初めに

           まず初めに3つの事を読者にご承知いただきたく思います。この文章は私の曽祖父が書いたものであり、自分が知る限りでは北海道の実家で形見の遺品である原本であるということ以外は、ほとんど誰からの関心も持たれずにずっと埋もれていたのを2014年に見つけました。  もう一つはこれを書いた曽祖父(以下、著者と記します)は独自研究の成果としてこの原本を遺しました、あくまでも自然という問うても問いつくせない壮大な研究テーマを行っていたようで内容の一部には現在でも論争や根深い社会問題(例とし

          自然界について、陰陽の法則からなる森羅万象 初めに