突発!沖縄中南部RTA(トリオ) 2日目
宿に朝食はつけていないので国際通りで補給。
昨日歩いた時点でマークしていた朝ごはん屋へと向かう。
このゆしどうふをどこかで堪能する予定だったのだけど、まさか朝に食べることになるとは…。
身体はすっかり旅モード、結構量ありそうだが問題ない!どんとこい!
ごめんなさい絶対量で逝くこれは。
…と思って箸を進めるものの、わりとすんなり胃に入っていく。
昨日から味は濃いめなものばかり食べてるからか、ゴクゴク飲めるんだな。
少しにごりと苦味のある、それでいてふわっと口に溶ける優しい味。
なんか深い青と赤の飲み物がある…。
ば、バタフライピーティーっていうのか…
いやいや、せっかくなんだし飲んでみよう冒険しよう。
ほらなやっぱり、全然くどくないし美味い。
沖縄の食べ物の色味に慣れてきた、適応能力高いな人間の身体。
朝からパーティメンバーのぬが足裏を損傷したため、病院で診察してもらうことに。
ゆいレールに乗るのは正午過ぎになりそうなので、国際通り周辺を歩いて散策する、これも旅の醍醐味ネ。
シキミくんと他愛ない話を話しながら、一人旅と同じ感覚でポチポチをシャッターボタンを押していく。
沖縄旅行というと…こう、自然!メシ!なイメージを抱きがちだけど市街地を歩くのもまた楽しいのだ。
ゆいレールより北はオフィス系、南は国際通りとはっきり色分けがされているイメージ。
ぐる~っと一周するだけではあったが、1時間もかからず集中して回り切れたぜ。
しばらく歩いて足の疲労もたまり、二人で茶でもシバくかとカフェに向かう。
お、地下に駿河屋があるのか。沖縄の駿河屋気になるし行こうぜ駿河屋。
チェーン店なんだからまあ…一緒か。
缶バッジやキーホルダーなど、かつてオタクたちを支えていた中古グッズ売り場を漁っているとぬから終わったと連絡が入った。MUR早いっすね。
結局茶をシバいていない。
どうせ県庁前駅から首里まで向かうので再び国際通りへ。
2日目の朝にして訪れるのもう4回目なんだよなあ…。
ぬに治ったのかどうか聞いてみる。
「注射を打ってほしいが言えなかった」
アー分かるぞ、専門の人がお話進めてる途中で遮るのむずかしいよな…。
薬とテーピングでもつか不安だが…とりあえずタスクは進めていく。
しかしゆいレールくん、多くても3両編成。
なんと今年から2両⇒3両になったとか。
お世辞にも車内は広いわけではない、通勤時間とかシーズンの時混んだりしないのかな…。
10分に1本と利便性は良好、我々はこれより首里…の前の駅「儀保駅」へと向かう!
儀保からの方がアクセスいいらしい、よくしらんけども。
この時期の沖縄は曇天も多いようだけれど、今のところ4日間晴れ予報。
特に今日は雲一つない快晴!快晴はいいんだがあっちいよ汗出るよ。
ワイ一人の旅は豪雨になるかならんかギリギリの旅が多いのだけれども、今回はパーティメンバーにスキル「晴れ男」を積んでるシキミくんがいる。
スキル編成って大事だからね、え、ワイ?「不幸中の幸い」かな(藁)
いつもならグーグルマップ使って目的地まで直行…なのだけど。
今回はぬが小さい頃に歩いていたルートにならって首里まで行くことに。
土地勘があるパーティメンバーがいるのも有難いや、後方からついていくだけ、楽極まりない。
坂が多いせいでパーティメンバー全員に蓄積ダメージが入っていく。
メンバー全員、基本インドア…フィジカル面のステータスが…カス…っ!
写真の通り道も激狭、車一台が迫るたびに坂で停止させられる、持つのか、足。
坂さえこえちまえばすぐそこ、首里…の前に栄養補給と行こうか。
全員HPが半分以下な気がする…ヒール役は、いない。
黒糖ぜんざいかき氷…だったかな…
誰だこんなクソデカクソオモを頼む調子こいたアホ、そう私です。
スイーツ店に野郎3人、当然食べきれる訳もなく(ワイだけ)他2人に試食という名の完食を手伝ってもらった。スマン。
外でポケGOに勤しむぬとシキミくん、限定ピカチュウとかサニーゴとかレアポケがいるのだとか。
外出る事自体は大好きなんだが…駅系アプリやAR系ゲームにはハマれなかったな。
自分でメモや写真で、一つひとつ記録したい。昭和な人間なのだよ。
バーチャルの方で言った沖縄集会でおススメされた休憩所へも首里城(仮)に入る前に立ち寄る。最初からここで休憩で良かったんじゃ運ばれてきたのは、左から「花ぼうる」上「ちんすこう」下「冬瓜漬」「くんぺん」である。
どれも乾燥しきっているのに、口に入れた途端しっとりとした食感になり、凝縮された甘味が口の中に広がりOC…どうなってるんだ。
店員さんに何回もお茶をついでもらう、沖縄の気候的に保存の効く菓子が名物なので、どうしても口が乾くお菓子になるんです~とのこと。(うろ覚え)
やあ美味かった。
甘いもんこれだけ食べたら当分持つだろ、いざ出発。
ご存じの方が多いとは思うが、首里城は2019年の火災により全焼。
現在は再び建設が始まっており、2026年に完成予定なんですと。
今回はもちろん承知の上、どうやら中が拝めるらしいのでね。
コンテナを囲むように道が整備されているので、順路に沿って進んでいく。
今しかできない体験、ここからしか拝めない景色、そういうもんを大事にワイは生きたい。 みつを
テンション爆上がり御一行。
いやこれはこれで貴重な体験すぎるだろ、歴史の1ページを現在進行で拝めているようなものだ、言ってしまえば。
いつの間にか社会見学(難易度大人版)になっている、いや大人になってからの方がこういう勉強したいのよね、皮肉なもんで。
ここでkwsk解説してしまうとただの首里城解説記事になってしまう…
なんかドラマないかな、内輪ノリつらつら書くわけにもいかんし…。
なんてことを一人で考えていたら、親子の記念写真を任された。
写真好きだけど、クッソ緊張するんだよな!他人の貴重な記録写真がワイの腕次第になるプレッシャー!
男の子がふてくされながら写った写真になっちゃったが、ままええわ。
分かるよ、子供の時連れてこられても飽きたらダルいだけだもんな、うんうん。
目標も達成したし人助け(???)もできたし帰るか。
ヨロヨロと階段を下っていると、さっきの男の子が爆速で降りてきて「お兄さんまた会おうねー!!」とお礼を言ってくれた。
良い子だ、良い子だねぇ…また会えたらいいね。元気に育ってくれよ。
本来の入口から向かわなかったので、拝む順路が逆になってしまったがまあいい。
ここで全員の意見を聞いてみる。
「一回ホテルに戻って夜までダラダラする、飯あれば一応食べる、夜呑む」
おっ奇遇だね、ワイも丁度そう思ってたとこなんだ^q^
写真もたんまり撮れたし、ワガママにぐうたらしたい。
否、するべき。
ホテルまでの道のりで食べられるところをスマホで探す。
うん、ホテル前のラーメン屋しかねぇや。
15時お昼時でもすぐに入れないくらいには繁盛しているみたいだ。
沖縄チェーンらしい。
疲れた身体に染み渡る…無心でそそるこの時間、このコンディション。
ご褒美に食べる時のラーメンが一番うまいんだ、異論は認めない…。
スマホポチポチタイム中ではありますが、まだ決めていなかった明日のカーシェアでの道順目星を立てていく。
なんせ明日のドライバー役はワイ一人、ルート決めはワイの責任な気がする。
どうしてもタスクツメツメにする癖が出たが…まあいっか予定は未定じゃ。
なんてしてたらもう日が沈みだした、ホテルで夜を終えるかってんだ!
大人になってからの楽しみ方はまだまだあるぜ…。
安里の飲み屋街が気になっていたもんでして、えっへへ…。
貝料理が好きなシキミくんもいることですし、まずはそこで軽く一杯ひっかけることに。
お上品に食べる嗜み方が分からない御一行、ここで夜食を食べきるにはもったいないので一回お会計。
せんべろ行こうぜせんべろ
その後行く居酒屋?決めてないんだなこれが。
無限に歩きたくなるほど雰囲気は好きなんだけどもね、早く泡盛吞みたい泡盛…。
優柔不断になってしまう、どうせ呑むならみんな満足できるとこがいい。
うーんうーんとフラついていたら、おっちゃんに呼び止められた。
「お兄ちゃんたちどう?吞んでいかんか?安いしせんべろもあるし、ここ空けるから!」
お、おうもうこういうのは流れに任せてしまえ!
『あっ、お客さんよんでくれたんですね!流石大将!』
おっちゃん、ここのオーナーだったのかよ!
泡盛は「琉球」と「夢航海」を頼んで、飯はぬに一任する。
おススメされたままに嗜んだ方が良さそう…というかメニューの名前だけだとイメージができない。
名前が独特すぎてな、もはや肉なのか魚なのか野菜なのかもわからん…。
絶妙にジャンキーな味がたまらなく美味い、泡盛に合いすぎる。
何より店周辺の雰囲気が良すぎる。異世界酒場に来た気分だぜ テンション上がるなあ~手羽先をポリポリして完全にチルする御一行、店のおbお姉さんがワイらの写真も撮ってくれて、最後一品なにか頼もうとしていたら
『隣のお店で買ってこっち持ってこれるよ~』
凄すぎるだろ、どうなってんだ安里。
お店で競い合うだけじゃない、みんなでこの飲み屋街を作っていこうというこの精神…感動しちゃうぜ…。
大満足に〆たところでお会計。
…こんだけ飲み食いして…3900円…?うせやろ…?
2日目もあっという間に過ぎていく、きっと時がたってから最高の思い出話になる、そんな日だった…。
3日目は丸一日走ることになるので、さっさと寝るわよ!
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