いつかのあなたへ
人を傷付けながら、
自分を傷付けることは
もうしなくてもいいんじゃない?
助けて欲しいけれど、
その言葉すら発せられなくて
言えないがゆえの攻撃性だったことは
今なら分かるよ
必死にもがいていることを
ひた隠しにして、
結局苦しんだのは自分だったね
あの頃は
素直になれなくてごめんね
必死に守ろうとしてくれていたのに
あなたの、
その優しさを邪険にしてごめんね
寒い冬の日に寄り添い合おうとする
ハリネズミのジレンマみたいに
近寄っては傷を負わせて、
辛かったよね
あなたの温かさを、
もう二度と忘れないように
ノートの端っこに記しておくからね
あなたが何かに困っているのなら、
そっと手を挙げて教えてね
今の私なら、助けに行ける、
そんな気がするんだ
要望全てを
叶えられはしないけど、
それでも精一杯
あなたのために
自分のために
助けたいって思うんだ
こういう気持ちも忘れたくないね
だからこれもノートに書いておくね
気付くのが遅くなっちゃったけど
あなたのこと、
遠くから見守ってる
今日も明日もこれからもずっと
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