難聴とともに”なりたい自分になる”サポートをはじめた私の想い
ここでは、
私がどのようにして
難聴である自分を受け入れ、
“なりたい自分になる”ことを叶えてきたのか、
私のこれまでについてお話したいと思います。
はじめに
私は現在、
4児の母で、
子育て奮闘中の主婦です。
生まれつきの難聴で、
難聴者としての経験を活かして
障がいのある子たちに寄り添える先生になりたいと思い、
親元を離れて教育大学に進学。
大学では特別支援教育を専攻し、
小学校(特別支援学級)の教員になる夢を叶えました。
そして、
結婚、出産と
今では4人の子どもたちにも恵まれ、
いっけん、
順風満帆な人生
と思われるかもしれませんが….
決してそんなことはありませんでした。
そしてなにより、
私にとって
思いがけないこと。
それは、
でした。
・ 経済的な不安。
・ 自分の将来(キャリア)への不安。
など….
さまざまな葛藤がありながらも、
そのことをきっかけに
私は夢でなった教員を辞め、
専業主婦に。
これまでの経験をいかして、
難聴により困り感を抱える皆さまに向けて
Instagramでの情報発信を始め、
現在は、
前向きな難聴ママとして
活動させて頂いています。
今では、たくさんの方から
などと、反響を頂くことが多いですが、
数年前までは、
自らの難聴や補聴器のことを受け入れられず、
ネガティブ思考だった私…
自分の難聴のことはもちろん、
子ども達4人の難聴についても
受け入れられないどころか、
現実から目を背け、
難聴のことを考えないようにしていたくらいだったんです。
ネガティブだった理由、
そして、
前向きになれた理由は、
私の過去の経験、価値観が
大きく影響していると思います。
人生の転機 子どもの難聴発覚
長女が3歳の時、
2人目の長男が生まれ、
新生児聴覚スクリーニング検査で
長男がリファー(要再検査)であると
告げられました。
思いがけないことで
頭が真っ白になりました。
そんな気持ちがぐるぐる巡っていて、
なんて言いながらも、
心の中は、
これまでの人生で一番
といっても過言ではないくらい、
絶望感でいっぱいでした。
後日、
大学病院へ精密検査を受けに行きましたが、
そのときもまだ信じられず、
って思ってました。
しかし、検査の結果は…
「難聴」でした。
さらに、当時3歳だった長女も
念のためと
勧められ聴力検査を受けたところ、
と医師から告げられ、
(長女は新生児聴覚スクリーニング検査は
パスしていたのに…)
そして、私も聴力検査を受けたら
「ママが一番聴力が落ちてる。
補聴器した方がいいくらいだよ。」
と言われ、
と言われる始末。
思っていた以上に
自分自身の聴力が悪いこともわかりました。
子ども2人同時に難聴発覚。
そして補聴器の検討。
立て続けにいろんな現実を突きつけられ、
心が追いつきませんでした…。
いつしか私は、
難聴のことを受け入れるどころか
考えないようになって、
しまいには、
と無理矢理自分に言い聞かせ、
我が子の難聴、
自分の難聴から
逃げてしまいました。
そんなとき、私の心を支え、
前向きにさせてくれたのは
パパと子どもたちでした。
我が家で唯一の健聴者であるパパ。
難聴当事者である私でさえ、
子ども達の難聴について戸惑い、
不安になったんだから、
パパだって、パパなりの不安や葛藤が
あったはずです。
だけど、パパは、
と、いつだって前向きな言葉をかけてくれました。
補聴器をする決心がつかずに悩んでいたときも
と背中を押してくれました。
と思わず長女に弱音を吐いてしまった時は
と、長女がそんなふうに言ってくれました。
パパや長女の言葉を受けて、
私は、今まで難聴や
現実から逃げてきた自分を深く反省しました。
そして、現実から逃げたり、
「私のせい…」と自分を責めるということは、
難聴の我が子たちや自分のことを
「かわいそう」と思うのと同じことだって気付いたんです。
パパや長女の言葉に背中を押されて、
ようやく、
私は補聴器をしよう、
難聴についてちゃんと考えよう
と決心することができ、
前を向いていこうと思えるようになりました。
補聴器デビュー
これまで30年以上、
補聴器をせずに生きてきた私。
パパや長女の言葉に背中を押されて、
補聴器の購入を決心したわけですが、
これまで補聴器をしていなかった理由は
私が子どもの頃の難聴医療の世界では
軽度中等度なら補聴器しなくてもいい
という認識で、
医師からそう言われていたし、
自分自身も補聴器しなくても
大丈夫と思ってたから。
もう一つは、
単純に補聴器はしたくなかったからです。
というイメージがあったし、
ネガティブに捉えていたから。
だけど、
医師にはっきり「補聴器が必要なレベル」だよ
と言われたことで、
覚悟というか、
決心はしやすかったように思います。
補聴器購入にあたり、
まずは試してみましょうということで、
1ヶ月ほど補聴器の試聴レンタルをすることに。
実際に補聴器を手に取ってみると、
すごく軽くてコンパクトで、
カラーバリエーションも豊富。
イメージしていた補聴器とは全くちがいました。
(昔に見たことのあるベージュの大きく、
目立つ補聴器をイメージしてました…笑)
そして、
つけてみると全然目立たない!!
初めて補聴器をしたときのことは、
今でも鮮明に覚えています。
自分の聴力の悪さを実感させられたけど、
それ以上に「聞こえる」ということに感動
それと同時に、
今まで補聴器のことを誤解していたな…
と気付かされました。
これまで、補聴器に対して偏見があったけど、
実際に補聴器を体験することで
補聴器のネガティブなイメージはなくなり、
勇気を出して補聴器をしてよかった
と心から思います。
補聴器をすることは、
私の人生にとって、
大きな出来事で大きな一歩でした。
子どもたちの難聴
自分の難聴や補聴器を使うことについては、
一歩踏み出せた私ですが、
その後、
子どもたちの難聴についても同様に前向きに受け入れていけたかというと、
それはまた違った葛藤があり、
気持ちの整理がさらに必要でした。
自分のことは何とでも思えるのに、
我が子のこととなると、どうしても…
他人の目が気になってしまったりしていました。
補聴器や療育など、
必要な支援であることはわかっているのに、
なかなか一歩を踏み出せませんでした。
だけど、それは親の感情や
私の価値観の問題であって、
という視点が抜けていて、
自分のことしか考えられていなかったんです。
親がどう感じるか、どうしたいかじゃなくて
『その子にとって何がベストなのか』
が大切だと改めて気付きました。
子どもたちには
今はそう思っています。
なりたい自分になるために
難聴とともに
前向きに生きるために、
なりたい自分になるために、
何が大切なのか。
これまでを振り返り、
自分の気持ちを整理していく中で、
私なりに気付いたことがあります。
それは、
捉え方を変えたり、
幅を広げたりすることで
前向きになれる
ということ。
制度を変えてほしいとか、
他人や環境の理解が深まってほしいとか、
外側に解決を求めるのは
とても時間がかかるし、現実的に難しい。
だから、自分にできることに目を向けて
望む未来に向かって行動していく。
その思考にシフトチェンジしたことで
私は心が軽くなり、前を向いて
なりたい自分になろうと
一歩踏み出すことができました。
これから目指していくこと
など、
難聴にまつわる不安や悩みを抱えている方は
きっとたくさんいらっしゃるかと思います。
情報社会と言われているものの、
難聴についての情報は少なく、
なかなか難聴当事者の
リアルな声や現状があまりわかりません。
わからないことが多くて
ますます将来が不安になりますよね。
私は、難聴当事者であり、
4人の難聴児を子育てをしているママでもあり、
元教員でもあります。
自身の経験を活かし、
そう思っています。
必要な人に、伝えたい人に
私の想いが届きますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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