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趣味の話 オーディオブック

読書家というほど本好きではないが空いた時間があれば気になる本を読むのが習慣だった。

しかし多いときは週100km以上のランニング。それに仕事以外の時間を割くとその他の時間で読書しようと思わなかった。なので、宿の閑散期に集中して季節限定読書家に変身するのが通常であった。

しかし、本を朗読したものを聴けるオーディオブックの存在が私の読書?人生を変わった。

何かをしながらも聞くことで読書の要素の一部を味わえることは、せっかちでなるべく効率的な行動を心がける私にはぴったり。速度も変えられるので常に1.5倍速で聴いている。さすがに2倍速まで速度を上げると「ながら聴き」が難しくなり集中しないと理解できなくなる印象。
車の移動中やランニングの時間、雑務の間や休憩時間、何なら自営業の私は仕事中も常に他の行動と組み合わせることが出来る。物語の世界に没入する感覚までは得にくいが、物語を声の強弱やトーンの違いも含めて朗読で聴けるのはどういった世界観かを捉えやすい。また小説以外の本に関してはインプットの時間として大いに役立っている。

最初は「オーディオブック」というアプリのみ使用していたが、扱う作品の総数が多い「オーディブル」も聴いている。オーディブルだけでよいかと思ったが、私が紙の本の時代から大好きな「逆説の日本史シリーズ」はオーディオブックにしかない。このシリーズは何度も繰り返し聴いている。何回聴いても飽きない。こればかり聴いていると偏ってしまうので一時的に他のものを意識的に聴いているくらい。
両方のアプリの聴き放題プランに登録しているが、今の生活での利用頻度を考えれば全く気にならない。
ちなみにオーディブルではマイページでリスニングタイムなるものがあり、例えば4月は合計38時間13分だった。すっかりオーディオブックの虜になっている私は、最近音楽をまったく聴かなくなっている…。

オーディブルの再生履歴から、聴いていて次のシリーズを心待ちにしたのは「これは経費で落ちません!」「成瀬は天下を取りに行く」の成瀬シリーズ、「店長がバカすぎて」あたり。
単純に面白くて先が気になったのは「リカバリーカバヒコ」「ハヤブサ消防団」「俺たちの箱根駅伝」。

さて次はどんな作品に出会えるか。ちなみにオーディオブックの聴き放題は、聴き始めてイマイチ内容に乗っていけない作品はあっさりやめられるところも魅力である。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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