弱者の生存戦略
生きづらい人(以下弱者)が優しくなるのは嘘だ。
辛い思いをしただけ性格は狂いやすい。
しかし、弱者には弱者にしかない力がある。
弱者の進化は大きく4分類になる。
4つに分けるが、それぞれは根本が似てるため複数のパターンに当てはまる人もいる。
1つは無職。一番ダメなやつ。
2つめは「表面的な魅力を身に着ける」
生きづらい人が、自分に自信をつけるため、もしくは強者からの庇護を求めるために、表面的な魅力を身に着けるケースがある。人を笑わせるとか、女性を口説いてセックスに持ち込むとか、愛想を良くしてデートで奢ってもらえるかどうかを見るとか、コミュニケーションが上手く行ったか否かを見るために明確な指標がある状態を好む。自己肯定感が低く、相手から良い反応を引き出すことで安心を得るためである。
だから男が愛想の良さで女を選ぶと地獄を見やすい。
かくいう私も初デートはめちゃめちゃ愛想の良い女とした。
自己肯定感が低く、歪な人格に愛想の良さを張り付け感じの女性だったから、深入りすべきじゃないと思って関係を切った。
その女性は過去に7人の男性から告白されたらしい。
愛想が良いから男性からモテるが、深くかかわった男は大体「この女やべぇ…」となり離れる。
この系統の女性は元カレからひどい扱いを受けていることが多い。
生きづらそうで友達もいないような男が一念発起してナンパ師になって、女性とのコミュニケーションが上手く行ったか否かを見るためにセックスに持ち込み、経験人数を沢山増やすというパターンがある。
努力の方向性がおかしい気はするが、女性の扱いに長けた人になるため経験人数100人を目指し、コツコツと真面目にナンパしていく人もいる。
ナンパ師が女性と上手く行っているかといえばそうでもなく、私は昔、Twitterでナンパ師のスペースに入って調査したが、ナンパ師は彼女を殴ってるパターンが多い。
表面的な魅力を出すコミュニケーションというのは非常に刹那的である。
笑ってくれた、喜んでくれた、奢ってくれた、セックスしてくれた、SNSの投稿にいいねしてくれた、ただ目の前の人間の反応だけに集中している。
別に遊ぶときはこれで良いが、非常に刹那的である。
男女ともに表面的な魅力で生きづらさを突破するのは明確なデメリットがある。まず生きづらい人間というのは親や通った教育機関に計画性が無く、稚拙な計画の下に考えられた教育を受ける。
だから、生きづらい人は計画性を教育されない。
稚拙な計画の教育と書くと誤解されそうだが、高卒〜東大まで幅広い学歴層が表面的な魅力で生きづらさを解決しようとしており学歴は関係ない。
そんな生きづらい人間に刹那的なコミュニケーションを身につけさせても、計画性が身につかない。計画性が無いままだから社会生活に支障を来す。
生きづらさを刹那的なコミュニケーションで解決した人は、計画性の無さから、留年したり、DV男になったり、過干渉ヒスママになったり、教育ママになったり、ギャンブルで借金まみれになったり、会社を干されたり、生活習慣病になったりしているが、その代わりにYoutuber、ホスト、ナンパ師、情報商材屋、芸能人、夜職、パパ活などの表現と接客の分野で成功しやすい。
生きづらさを表面的な魅力で解決しようとした人は、部屋が汚くてだらしない人が多い。
3つめのパターンは「根性と知恵を身に着ける」である
生きづらい人は何かをつかもうと必死になる。必死になって考える。
必死になって考えるから知恵がつく、生きるヒントを得ようと周りを観察するから洞察力がつく。成功するか否かが自分の生存に関わっているから根性がある。
起業家、自営業、相場師に根性と知恵路線で生きづらさを解決しようとした人が多い。知恵を使って自力で稼ぐ方法を考え、根性で乗り切る。
このタイプは必要な能力は自然と身につくか、もしくは誤魔化せるようになる。だから、大事なのは必要なことを怖がらずに淡々とこなせるか否かである。このパターンで成功した人の本を読んでも「行動しろ」しか書かれていない。自分で稼ぐ方法を考えるのはリスクが大きいため、破産するか大金持ちになるかのどちらかに転ぶ。
レジェンド級の相場師や有名な起業家の経歴を調べても自己破産を経験してたりするため、金持ちと破産は紙一重である。
大金持ちを目指すことは危険である。だから大金持ちを目指す人は車の免許を取るといい。危険に対する心得は車の運転で学ぶ事が出来る。
投機や起業と同じように、車の運転も危険なことだからだ。
根性と知恵路線では上手くいっても他人から理解されずに不機嫌そうな事が多いが、億万長者にはこういう人が多い。この路線を選ぶ人は独善性が必要。成功しても失敗しても他人から理解されることはないし、胡散臭がられる。このパターンで成功した人で女遊びをしていない人は家庭が上手くいっているように見えるが、遊びまくって離婚してる人の方が多い。
私はこの路線を選ぶ事にした。
4つめのパターンは「根性と一芸を身に着ける」である
生きるのが辛くて何かを掴もうと必死になって一芸を手にするパターン。
根性と知恵を身につける路線と似ているが、一芸路線はアスペルガーっぽい人が多い。根性と一芸路線は、手に職をつける人、漫画家、絵描きに多い。
面倒な性格だが、上手いけば高年収になる。
上手くいっても、面倒臭い人が多く、人間関係がギスギスしてたり、結婚生活や家庭生活に失敗して嫁からDVを受けていたりする。
この4つのパターンは生きづらさを出発点にしたところは似ているため、
水商売女と起業家男の組み合わせが生まれるのも、ただ似た物同士がくっついたという話である。
生きづらさを解決する力
生きづらさを解決するのは力と性質である。
学力、コミュ力、財力、洞察力、生活力、体力、集中力、魅力、行動力….etc
社会性、計画性、積極性、消極性….etc
力を活かすにはその力にあった性質が必要になる。
〇〇性というのは力を活かすためのものだから、生きづらさを解決するには力をつける事が基本である。
財力は特に強い。学力やコミュ力もあると便利だ。
しかし、力の中でも重要度に序列はある。
空気のありがたさを知っているのは水に潜った人間だけだ。
生きづらさを抱えていない人たちはどの力があれば生きづらさを解決できるのか分かってないから、学力が大事だとか、学力だけじゃ無く考える力を育てようとか、コミュ力が大事だとか頓珍漢な事を言う。
そもそも学力とは考える力であり、知識と論理で事物を理解し考える力が学力なので、学力と考える力を別の物として扱ってる時点で意味不明だ。
昔の人は学力や知力を過大評価していた。
しかし、学力は生きづらさを解決するには少し物足りない力である。
今の人は学力が高い社会不適合者を見て、次はコミュ力だとか言い始めたが、これも恐らく失敗する。
Youtuberとか芸人とか、コミュ力の世界で成功した人なんか社会不適合者ばかりである。
学力もコミュ力も便利で素敵な力だと思うが、学力もコミュ力も社会を生きていく上では物足りない力である。
生きる上での基礎は体力、生活力、計画性の3つである。
この3つがあれば生きづらさは解決する。
特に生活力は強い。朝起きる、夜に寝る、予定を管理する、ちゃんとした食事を取る、煩雑な手続きを自分でやる、規則正しい生活をする、適度に運動する、家の綺麗さは最低限の水準を保つ。そういう地味なことを自分で出来るようになることが生きづらさを解決する上で一番効果的である。
計画性は社会生活で一番大事だ。
計画的に居心地の良い職場を作るため、部下を蹴落とすタイプの上司に虐めれないように社員と仲良くし外堀を埋めておく、挨拶をしておく、仕事に必要な資格を取る、老後資金を貯めるために投資する。
会社の利益を上げるために戦略を考え実行する。
事業計画を作って実行し、自分で考えたビジネスを収益化まで持っていく。
異性と出会うところからデートするまでを計画し、楽しませるプランを作り実行する。一緒に暮らしても問題が無い異性を冷静に選び結婚生活に支障が出ないようにする。計画性はありとあらゆる性質の中で一番大事である。
それでも力が無いと計画は頓挫する。特に手続きとか時間を守るとか予定を忘れないとか基本中の基本で頓挫する人が多い。
だから生活力が一番大事である。
計画性も生活力もないなら体力と根性でゴリ押しするしかない。
だから生きづらい人は運動して5km完走できる程度の体力を作る必要がある。
体力、生活力、計画性があれば学力やコミュ力や社会性や財力は後から付いてくる。体力、生活力、計画性があれば生きづらさは解決する。
公教育によって体力、生活力、計画性を育てることはほぼ無理である。
例えば、中学校が内申点を評価し生活力のある生徒に高校の推薦を出すとする。我が子を良い高校に入れたい主婦が子供がやるべきことをやり始め、子供は生活力がないまま内申点が水増しされる。
子育ては計画性が必要なことだが、計画性のある人間が子育てするとは限らない。夫婦のうち、仕事で計画性を求められ、それにストレスを感じない人間が子育ての方針を決めるべきである。
最近の入試では学力の評価が落ちてきたが、その理由も簡単である。
体力、生活力、計画性の3つが揃った生きやすい人間は学力が高くなる。
生きやすい人間の学力が高いのを見て、何の計画性のない人が学力だけを鍛える教育を考える。バランスが悪いから結局失敗する。
そもそも勉強を教えている人も学力の定義を理解していない。
学力を評価するのに失敗したから、推薦入試を導入してコミュ力とか社会性とかを評価する流れが出来た。これも本質では無いし、そもそも労働者の視点だと資本主義社会を理解するのが難しいから、先生や親が社会性を何か理解していることは少ない。Youtuberのような相手を魅了するコミュニケーションに長けた人は基本的に社会不適合者だし、親や教師の考える社会性は社会性では無く奴隷根性である。
だから、推薦も上手くいかないだろう。学歴社会は時期に終わる。
そもそも計画性が高い人間は投資でFIREしたり、起業したり、事業を運営したりしてるから、教育現場に舞い降りたりしない。
現代教育の問題点は教育者が何もわかっていないことである。
先生たちはものを考える訓練として機能する勉学を丸暗記に変えてしまう。
母親は子供がやるべきことを先にやって、子供から生活力を奪ってしまう。そういう大人たちから子供が身を守るための手段として反抗期がある。
最近はどっかの悪い大人が「子供だから反抗的かもしれませんが、大人になれば分かってくれますよ」なんて公害に近い嘘を流しているため反抗期が機能しなくなることがあり毒親という単語が生まれてしまった。
反抗期が上手くいき大人を引き離す事に成功すれば子供の未来は明るくなる。聞き分けの悪い子供は年収が高くなるというデータがあるが、教育者たちがまともであればこんな現象は起こらない。
単に子供を育てている人が分かってない大人だらけだから、大人の言うことを聞いた子供が失敗しているだけだと思われる。