無職日記2、目指せ年収1000万〜人生で一番無職っぽい親子喧嘩2024/9/14

前回の続き、年収1000万を目指す方法

バイトを転々とした経験から売れる店の条件というのがなんとなく見えてきたので、飲食店を起業しようと思う。飲食店経営は経営戦略を立てる上で私の論理性が活かされる職で、事務作業の遅さという私の弱点は払拭される。
経理のエクセル作業とか、確定申告とか、自営業に必要なレベルのPC作業なら元々プログラマーなので(?)問題がないと思う。
それに、作業の遅さなんて、自営業という労働基準法に守られていない立場の人間にとっては根性でカバーできるものだ。
高級店を経営する知り合いが言っていたが、今の時代Youtubeで料理の仕方は覚えら得れる。それに、売れる店の条件の1つは味が合格点以上にあることであり、味はそこまで重要ではない。(ジャンルによって味の合格点は変わる、ラーメン屋の合格点はかなり高い)。大事なのは経営戦略だ。

経営戦略において分析と仮説は大事であり、私の得意分野だ。

いろんな店でバイトしてきて、飲食店を経営する上で一番大事なのは味ではないという確信を持っている。商売センスが高い店は美味しくなくても繁盛していた。

高級店で修行した後に店を出した料理オタクも商売センスの無さが原因で失敗していた。彼は悔しそうにこう言った「今の時代はYoutubeで高級料理の仕方はわかるのが、こっちにはYoutubeにはない奥の深さがある」と有名店で修行したプライドがあるのだろう。飯のうまさに反して商売センスが無い人なので時代についていけないだけだろう。絵描きがAI絵に拒否反応を示しているのと同じだ。

人の努力はテクノロジーの進歩によって一瞬で価値が下がる。

私はプログラマーとしての腕はそれなりに高いつもりだが、チャットGPTの方が私よりプログラミングが上手だ。高級料理店のメニューを修行しながら覚えた料理人の知恵も今はYoutubeで簡単に手に入る。
人間の能力なんてそんなものだ。

人間にしか無い能力というのは、突き詰めれば「責任を取る」ということで、読解力もコミュ力も創造性もITスキルもチャットGPTの方が大多数の人間より優れている。

能力を金に変えたいのであれば、経営や法律、コンサル、IT技術者ならセキュリティが万全で便利なシステムの構想を練る技術者(ITコンサルはプログラミングしない)などの責任が重い職で金を稼ぐべきで、責任が軽い能力は機械に取られる。

大事なのは能力が高度か否かではなく責任が重いか否かで、プログラマーは下請けである以上は法的な責任が軽い。(プログラマーの責任が軽いと言われて反論したくなった人は準委任、裁判で検索)。責任が軽い能力を機械に取り替えることには抵抗は感じないだろう。

話を飲食に戻そう、売れる店の条件!についてだが、ここで書くぐらいなら自分でやる。人に教える余裕はない。

飲食店を経営して1000万目指すぞと思ったが、店を開くためには借金する必要がある。自己資金が必要である。最低でも100万円以上の貯蓄が必要だがFXで消し飛ばしたため金が無い。経営をやる前にリスクの旨みと怖さを知れたのは良かったと思うが、勉強代が高過ぎた。
自己資金を貯めるべく、修行も兼ねて飲食店でバイトするところから始めようと思う。

そう思った矢先、母親と喧嘩になった。
母「〇〇大まで出たのに飲食でバイトなんてお母さん悲しい!」
私「ママ友に〇〇さんちの息子、フリーターなんですってって言われるのが嫌なだけでしょ?俺は世間体なんか気にしないよ。」
母「当たり前じゃない!あんたが良くても私はいやよ!」
私「今までお母さんの意見を聞いて上手くいった試しがない。受験の時も無理やり塾に入れるから成績が下がったでしょ」
母「いつまでその話しているの!人のせいにするからクソみたいな人生を送るのよ」
私「お母さんと話してると責任と原因の違いについて考えさせられるよ。
それは一旦置いといて、もっと早く母さんの意見を無視して入ればもっとマシな人生を送れたんじゃ無いかと思うよ」
母「何?人のせいにするからダメなんじゃ無いの?」
私「人のせいにしているわけじゃ無い、ちゃんと母の意見を無視できなかった俺が悪いと言っている」
母「人の言うことを聞かないから人生がうまくいってないんでしょ!」
私「お母さんが聞くに値しない意見しか言えないんだから仕方ないだろ。不快だから喋んな」
我ながらとても無職っぽい親子喧嘩だった。
少し罪悪感がある。今後は親への悪口を控えようと思う。

私の母親はよく物事の本質を見失う。
外面だけを取り繕うとしたせいで、中身がボロボロになるような判断を頻繁にやる。

親に悪口を言って思った。
子供時代の私が親に対してきついことを言う時は母親に改善を求めていた。
「世間体を気にするのは本末転倒というか、〇〇さんちの息子さん忘れ物少なくて凄いわねという評判を貰うために息子の代わりにお母さんが時間割をして子供が自分で予定を把握する機会を奪うのは本質を見失ってるでしょ」
とか「自転車は転ばないと乗れるようにならないでしょ、転ぶのを禁止するのは虐待でしょ?子供から失敗の機会を奪わないでよ」とか。

子供から反論された母親は「あなたが失敗するとお母さんの評価が下がるのよ!」となり、激昂するので、私はムカついて馬鹿だのカスだのボケだの悪口を言っていた。

ただ、母親に自分に対しての嫌がらせをやめて欲しいという一心で反抗していた。子供のうちに失敗しないとろくな大人になれないと思ったし、子供から失敗の機会を奪おうとする母親は止めないと不味いことになると思ったし、実際に悪影響が多分に出た結果の無職になったので、子供時代の私の考えていることは正しかった。ただ、決定的に間違えていたのは母親に期待していたことだ。

ただ、考え方が正しくても世間体なんか表面的で結果論に過ぎないものより、ちゃんと自分を見て欲しいという願望を持っていたせいで、母親に「その考え方はおかしいから辞めろ」と改善を促していた。
これは完全に間違った態度だった。

それに対し「不快だから喋んな」という悪口は全く違う種類のものだ。
我ながら成長したと思う。

「お母さんが間違った判断をするのは分かりました。それはしょうがないです。ただ、私の人生に介入しないでください。」という意味の言葉である。
「自分の母親は馬鹿である」という事実を受け入れた上での発言なのだ。

きっと、自分の人生を向上させる上で受け入れる姿勢が大事なのだと思う。

時代の変化を受け入れない人は時代遅れになり、未来への不安を受け入れられない人は鬱になり、性差を受け入れられない人は男女論に走り、他者から拒絶されることを受け入れられない人は挙動不信になる。

もしかすると私の人生がダメになったのは、自分の母親が馬鹿で過干渉という事実を受け入れられなかったからかもしれない。

ゴミのような味がするものでも一旦は受け入れるしか無いのだろう。
親と仲が悪い人は、親のことを一旦は受け入れよう。

人のアドバイスは聞くな

これはよくある間違いだが、私を含め自分の人生が上手くいかない時、自信を失っている時「自分がうまく行っていないのだから、自分の考えがおかしいのだろう。だから人の意見を参考にしよう」と考えてしまうだろう。

はっきり言おう、これは罠だ。

自分の人生が上手くいかない時は、身近な人間の言うことを聞くな。



少し話が逸れてしまうが、身近な人間の言うことを聞くぐらいなら評判の良い手相占い師(筆者が手相以外を信じていないため)に相談する方がマシだ。手相線の意味を丸暗記すえるだけで体の不調と未来の分岐点がわかる(それ以外の鑑定は占い師の解釈になる)。
手相以外はやめておいた方がいい。手相だけがおすすめだ。

私を含め手相占いに行く人は、手相に詳しいことがあり、プロの意見も知りたいから行く程度の感じなので、占い師は手相線に沿ったことしか言えない制限がかかっている。占い師になる時点で価値観が特殊なんだから、自由度の低い占い手法によって占い師の個性が抑制される方が占いの質が担保さやすい。

バカっぽいが、手相でとりあえずの未来を知ると将来に対しての漠然とした不安が消え、考えるべきでないことを考えずに済む。
日本的に有名な大物手相占い師なら2万5千円、評判が良いが別に大物ではないレベルの手相家なら2千円〜5千円で手相を見てくれる。
個人名義で活動してて、評判が良い人を選ぶと良い。

話が逸れてしまった。人生に詰まった時に身近な人のアドバイスを聞いてはいけない理由を説明しよう。

占い師や精神科医などの特殊な例を除外して、人生がうまく行っていない状態で関われる人間というのは大した人間ではないからだ。

人生を好転させるようなアドバイスが出来るなら、その人はその良質なアイディアを自分自身に使うし、人生がうまく行っている人の周りには、楽しい人や、楽しくなくても関わることに実利がある人間がいるので、わざわざ人生が楽しくなさそうな人の所へ来ない。

わざわざ人生苦しそうな人によってくる人は、自分の下を見つけてプライドを満たしたいだけのカスか、昔からの知人だけだ。

そして、学生時代からの知り合いで人生うまく行っている人は大手企業でバリバリ仕事したり、学生時代の彼女と結婚したりしていて、最初から人生を軌道に乗せる地力がある人間しか選べない生き方をしている。
だから参考にならない。アプローチを受ける側の女がアプローチをする側の男に恋愛指南をしてもめちゃめちゃ評判悪いのと同じだ。
大手企業でも色々あるのだろうが、人生をやり直したい無職とは求められる戦いの種類が違いすぎて参考にならない。

人生をうまくやりたいと思っていて、本当にうまくやれる人の中で、無職経験者なんて10%もいないんだから、例外的な状況にいるという自覚を持つと良い。そしてその10%の人間は再現性が低い方法で成功している。

例外的な状況にいるということは、一般的な作戦が使えないということだ。
人からもらえるアドバイスなんてただの一般論なんだから、聞かない方がいい。それに人の意見を聞くという行動自体、矛盾したものだ。

私も人間だが、人生うまく行っていない人間は身近な人間のアドバイスは聞くなとアドバイスしている。手相占いに行けと言っている。

おそらく読者の周りの人間は親の言うことを聞け、手相なんて非科学だと言うだろう。つまり、読者はだれかの意見を聞く代わりに、誰かの意見を無視する必要がある。私か身近な人のアドバイスを無視する必要がある。

だから人の意見を聞けと言うのは間違っている。

人の意見を聞くと得するのは、組織で生きる方法なんだ。

教えがいのある後輩になった方が先輩から知識を教えてもらえるんだ。

自分のやっていることが間違っている場合、先輩の指示に従いましたと言えば先輩の責任になるんだ。

人の意見を聞くと得をするのは組織人としての話であって、断じて人生の話ではない

整形しようか迷ってるイケメン好きのブスに向かって、親からもらった顔に傷つけるなんて酷いとか言うやつがイケメンの彼氏を紹介してくれるわけではない。
1社に勤めるのが社会人としての義理だろと言うやつが雇用を保証してくれるわけじゃない。
文句ばっかり言うサラリーマンだって人生について語り出す。

自分の人生の責任は自分にあるのだから、人生に関しては人の意見を無視する必要がある。経営者が「社員のアドバイスを聞いたら経営が傾きました。社員が悪いです」とか言い出したらふざけるなとなるだろう。自分の人生を経営するのは自分である以上、自分の人生に責任がある。

原因と責任は区別する必要がある。環境のせいにするなと言っているわけじゃない、ゴミのような環境にいると当然のように人生に失敗するが、人生の責任者は問答無用で自分であり、この世は無慈悲なんだから覚悟を持とうと言っている。

私の母親は、私に「普通になりなさい」と言った。
アドバイスに従って私は自分の個性を隠そうとしたが、友達が減っただけだった。人生がうまく行かない人はどこかで間違った価値観を抱えている。
私の場合、自分の個性を隠すべきと思っていたのがそれだ。

しかし、自分の個性を認めてからの方がオフ会とかで人間関係が充実している。デートも経験した。ディスコードで会話して、電話だけの期間を1ヶ月は過ごして、ネット上で仲良くなった後にデートするちゃんとしたやつだ。
デート1日目で昔好きだった女のことが頭に浮かんだので別れた。

訴訟が怖かったので性交渉はしていない。童貞のままだ。
やっぱ昔好きだった人のこと忘れられねーわ、薄い接点しかなかったけど。とか言ったらめちゃめちゃ怒られたが、デート中にその人のことが浮かぶなら大して目の前の女は好きではないし、相手の時間を奪うぐらいなら関係を切るのが誠意である。女と長い期間付き合って、女が老化した後に結婚せずにリリースするのは犯罪になっていないだけの重罪だと思っているので関係を切るなら早い方がいい。

デートできたのも、オフ会で友達ができたのも「普通になりなさい」という母親のアドバイスを無視できるようになったからだ。

学生時代から自分の個性を認められていたら、学生時代を謳歌した後に、学歴的に考えて大企業に就職し、就職後にいじめられることもなく、今頃家庭を持っていたかもしれない。そう考えるとどうしても悔しくなる。

自分の個性を認めていない人間特有の卑屈さがあり、卑屈な人間とコミュニケーションをとるのは疲れるので、イジメのターゲットになりやすい。
就職先でいじめられた原因はコロナ禍※だけじゃないと思っている。
※詳しくは無職日記①を見てください。

私の母親は私に大手企業の面接にでも行ってほしいのだろうが、事務処理が遅い以上、ホワイトカラー職は避けると決めている。

私の得意分野は分析力だ、分析した結果で向いてないと思う道に行くのは愚行である。

自分の長所を活かした生き方をするには覚悟が必要なんだ。
美人なだけではアイドルになれない。
分析力があるだけでは経営ができない。
発想力があるだけでは起業もできない。
面白いだけではYoutuberになれない。

何故なら殆どの人は行動しないからだ。現代日本でリスクを取る必要などないからで、私もサラリーマン生活がうまく言ってたら起業なんか考えない。
だから起業は失敗する人が多い。ダメな人の希望だから。

子供時代に長所を褒められるのは、そこに将来性があるからであって、将来性を評価されない年齢の人間にとって、行動や覚悟の伴わない長所なんぞなんの価値もない。能力だけで成功するなら東大卒の無職なんか存在しない。

人生に進展があればこの日記に戻るが、しばらくは忙しくなるので書かないかも。

次回の無職日③は2026年11月12日になると思う。
(忘れていたらやらないので話半分で)

無職日記番外編:なぜ親子関係が拗れるか





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