糖尿病と共存する為に欠かせない物
1型糖尿病は2型と比べて体から分泌されるインスリンの量が全くと言っていいほどありません。
その為、インスリンの注射は必須です。
主に、
1日に1度打つ、持続型のインスリン
食事の前に打つ速効型のインスリン
この2つの種類を使って血糖値の上昇を抑えます。
その他に、血糖値測定器、脱脂綿、注射の針が必要で、中にはインスリンポンプといって自動的に血糖値の状態を把握して、適切な量を打ってくれる道具もあります。(2023/3月時点)
どんな種類があるの?
インスリンにも上記の2種があり、ジェネリック医薬品も存在します。
日々、新薬の開発なども進んでいる為種類は様々です。
私の場合は、
超速効型のリスプロ。
持続型のランタスXRを使っています。
2つともペンタイプの注射で毎回針を付け替えお腹に注射します。(足や腕など打つ場所は様々)
リスプロの方は、カートリッジ式なので、無くなると空のビンを取り出して再度新品の物と交換します。
ランタスXRは、ペンと一体型なので使い切るとペンごと新品と交換するタイプです。
薬の種類によって効き目が出るまでの時間が違ったり、血糖値の下がり具合が異なるので、主治医の先生のもと自身に合ったものを選択します。
持続型と速効型の違いは?
持続型は私の場合、就寝前に注射します。
こちらは1日のベースとなる薬で常時緩やかに効き目があるイメージです。
基本何もしないと血糖値が上がってしまう事もある為こちらで土台を作ります。
そのため、打ち忘れなどがあると、思う様に下がらなかったり、打つ時間がずれると効き目にムラが出たりする事もあります。(1日の同じタイミングに打つのがベスト)
速効型は、効き目がすぐに現れる為、食事の前に注射します。
焼肉やコース料理を食べる際は、炭水化物を食べなかったり、出でくるのが最後の方だったりする為、食事の中盤に打ったり、前半、後半の2回に分けて打つなどのやり方が必要です。
その為、食事を食べる前にメニューの確認や、どのタイミングで出てくるのかなど前もって認識しておく事が大切になります。
血糖値を測定する道具
私はリブレを使っています。
こちらの測定器を腕に取り付けます。
二の腕部分に取り付けるので比較的邪魔にはなりません。
私は、日常的に携帯のアプリを使って血糖値の測定をしていますが、
こちらの測定器(黒いやつ)を使う事も可能です。
また、隣にある血液を採る測定器を取り付け、ペンニードル(白いやつ)を使って、指に針を刺してダイレクトに血液を採る測定方法もあります。
こちらの値は最も正確な値にりますが、手間と時間がある程度かかる為、今はほとんど使用はしてません。
気になるのは、貼り付けタイプとダイレクトタイプとの値の差はどれくらいなのか。ですが、おおよそ、±10くらいだと思います。(個人的な主観)
低血糖時の−10は誤差とは言い難いですが、比較的正確な値を出してくれます。
あくまでも、目安としての認識でとらえています。
まとめ
今回は、1型糖尿病と付き合っていく上で必ず必要になる道具の説明をさせていただきました。
私が実際に使用している物のみなので、他にもたくさんの薬や、測定器などがあります。
主治医の先生からの提案が大きく関わってくるかと思いますが、予備知識として認識していると話がスムーズ理解出来ると思うのでご参考になると幸いです。
今日はここまで、また次の記事でお会いしましょう♪