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立ち退きバトルその6!ー家主側は無理難題を押し付けて様子をうかがっている!ー

前回、家主代理に立ち退き料を含むこちらの条件を提示して、交渉を開始したところまで書きました!今回はその続きです。

家主代理からの返事が、このまま住んでもらうかも…という何とも日和った回答だったため、もしかしたら立ち退き自体なくなるかも?と思っていたのですが、世の中そんなに甘くなかった。

家主側はやっぱりどーしても私に出て行ってもらいたい模様。でも私が提示してきた条件には従いたくない…。というかぶっちゃけお金を払いたくない!
そんな葛藤で破れかぶれになったのでしょうか、家主代理が管理会社と組んで、あり得ない条件を持ち掛けてきたのでした!

余談ですが仕事ができない人の特徴その2に上げましたように、本当にこの家主代理と管理会社は回答が遅かった!
このまま住んでもらうかもメールのあと、なんと1カ月もなしのつぶてだったんですよ!おいおい、宙ぶらりんのままかよ、と思った私が催促したところ、やっと回答が来たのですが、メール文を見て、思わず目をむいちゃいました。

非常に慇懃無礼な前置きの後、家主代理と管理会社は2つ条件を提示してきました。1つは更新用、もう1つは立ち退き用でしたが、はっきり言ってどっちも私の神経を逆なでしまくりだったんです!
読んでいただければ私のムカつきが分かっていただけると思うので、まず1つめの更新条件からご披露しましょう。

・私からの条件には同意しかねるため、今まで通り住んでもらって構わない。
・ただし老朽化が激しい物件なので、以下の条件付きで。
 1)今後、経年劣化や自然現象で建物が崩壊した場合も修理はできないし、借主の財産については責任を負えない。そしてもしそういうことが起こった場合はすぐ立ち退いてもらう。
 2)設備も老朽化してるので、修理修繕については私が手配し費用も負担すること。

すっごく縮めましたが、要は古い家なんだから修理保全なんかしないし、そのせいで何かあっても自己責任で!との主張がとてもにじみ出た条件でした。一応、通常の賃貸契約書の文章を装っているけど、マジで不動産関係者が書いたのか?と正気を疑うレベル。

そしてもう一つの立ち退き用条件も割と厚かましい条件でした。
・立ち退き料の内、家賃6か月分と敷金返金はOKだけどそれ以上はダメ。
・年内じゃなくてもう少し早く出て行ってほしい。
 
引っ越し代はどこに行った!あと家賃差額も払うつもりないってか!それで期間短縮ってなめとんのか!と叫びたくなる条件でした。

それに私のつけた更新料と火災保険の免除に対する返答が、メールのどこを探してもないのです。聞かれたことに答えない、というのも仕事のできない人の特徴ですなー。

あったまに来た私は怒りのまま返信しようとして…、ちょっと待てよ?と思ったのです。この文面はどう見てもまともじゃないけど、もしかして不動産業界の人たちにとっては、まともの範疇に入るものかもしれない、との疑いがチラッと頭をかすめたからでした。
業界の常識は世間の非常識って言葉もありますし、その逆もありますしね。

そしてここで、弁護士カードを残しておいた私の先見の明(というかケチ臭さ)に感謝するときが来たのでした。
もし更新する場合、賃貸の契約に向こうはこんなトンデモ条件を盛り込むって言ってるんだもん。だったら業界に詳しい弁護士に、本当に盛り込めるかどうかを聞けばいいじゃん!

よし、弁護士に相談だ!
こうして私は初めて弁護士無料相談を利用することになったのでした。
このトンデモ条件について、果たして弁護士の見解はいかに!続きはまた明晩。

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