立ち退きバトルその3!ー管理会社、お前もか!ー
前回、家主代理から驚きの返信がきたところまで書きました!今回はその続きです。
さて、しばらくいろいろと相談してから連絡する、としたものの、私も仕事もあり、ちょっと放置してました。本来ですと4月末に更新を迎えるので、それほど時間があるわけではないのですが、自分たちの要求ばかり口にする家主側を、少しじらしてやろうという意地悪な気持ちもあったので、すぐ返事するのはやめようと考えてたのです。
が、ここで驚きの情報がご近所さんからもたらされ、状況が一変したのでした!
今日は何食べようかなーと、夕飯の支度をしてたら、玄関からピンポンの音が。
出てみると近所にお住まいのAさんで、ちょっと深刻そうなお顔。
私「あら、どうなさったんですか?」
A「私さん、家主から何かお手紙とか来ました?」
この時点で更新の件かと思ったので、正直に管理会社と家主代理から手紙が来たこと、更新せず出て行ってもらいたいと言われていることを話しました。
するとAさんがびっくりするようなことを言い出したんです!
A「私さんはもうすぐ出て行くって、家主代理の人から聞きましたけど?」
えええぇぇーっ、言ってないよーそんなこと!
実はAさんのお家にも同じような立ち退き要請がきていたんですが、こちらは私と違って賃貸契約をしているわけじゃなく、借地契約。
しかも地代を払ったばっかり、というタイミングで言われたので、無理無理かたつむり~、と返したら、私の話を引き合いに出されて、ご近所も引っ越すんですから、と説得されたようなのです。
で、親切なAさんは、出て行けという横暴な家主に私が泣く泣く従ったのではないかと、心配して訪ねてきてくださったというわけ。
仰天した私は、出て行くなんて一言も言ってないこと、っていうか、更新間際にこんなこと言われて頭に来てるってことまで全て、Aさんにぶっちゃけました!
私「それに取り壊すっていうのも寝耳に水で…。ホテルに住んでるわけじゃないんだから、あっちからこっちへなんてすぐ移動できないのに勝手ですよね!」
A「私も電話で話したんだけど、本当に失礼な人だったわ!私さんの契約のことまでペラペラしゃべってて…」
なんだとぉー!この情報化時代に、個人情報の大切さを知らないアホがまだいたとは!
そしてAさんから更に耳寄りな、というか耳を疑う情報が。
なんと家主代理として私とAさんに接触してきたヤツは、管理会社のOBだというのです!
管理会社、お前もかぁー!
どうりで管理会社の態度が、なんか及び腰だなーと思ってたのです。OBが絡んでたんなら、現役が口出ししにくいのは分かるけど、こっちは住まいが無くなるかどうかがかかってるっていうのに、それはないやろ!
Aさんと話して分かった情報は2つ
・どうやら更新とかに関係なく、家主は借主全員に出て行け要請をしているらしい。
・家主代理という名の交渉役は管理会社のOBだから、管理会社が借主の味方になることは多分ない。
誰も味方がいない、とAさんは心細そうでしたが、私は返って闘志を燃やしました。
そっちがその気なら、徹底的にやってやろうじゃん!
私「こっちも情報共有して戦いましょう!私、いろいろ調べます!分かったことは、ご近所の皆さんに共有しますね!」
この時代、一番の武器は情報。それに私はネットで少し調べて、賃貸に住んでいる場合、立ち退き交渉は家主より借主が有利だと知っていました。
そのアドバンテージを活かさぬでおくべきか!
こうして私は理論武装して家主代理とガチンコ勝負するため、まず弁護士のアポを取ったのでした。
私の相談に弁護士は何と答えたのか?続きはまた明晩。