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同窓会と20代の私に

同窓会と言うと、20代の頃の私なら自発的でも行い、行ける時は行こうと意気込んで行ってみた。

それなりに行けば楽しいのはわかった。
自発的に同窓会を開催するならまだ納得している。

主宰が違う同窓会に行ったとき、明らかにここで自分の話よりも相手の話を聞くのは場をわきまえていた。
 しかしながら、誰だって普段の生活から解放されている事もあり愚痴の一つや二つはにつきたくなる。
 途中から会社の行きたくないと思う飲み会とさほど変わらなくなってきた。

この会話の先の未来はなんだろう。

そう思った瞬間、20代の私は「明日仕事」と理由を述べてその場から離れるように帰った。

コロナ禍を経て、生活が落ち着いてきた今日。
一通の連絡を受ける。
      20代の頃の私に問いかけた。

どうする?同窓会、、、。


もう答えは出ていた。

自分で自分を蓋をして、世間体を気にして自分を傷つけてきた。

もう良く頑張ったよ。


学生の時
悩んできたから今の景色が見えてきた。

薔薇色の人生と人は例えるけど、
薔薇だって真っ赤だけがバラじゃない。

いくつものトゲを経験してまた成長していく。
薔薇だって育てるのが難しい種類の1つ。

だからこそ美しい。

過去の薔薇色の日々も大切。悩んでいる時は、
バラのトゲにいつまでも怯えていた。

遠く離れて見た薔薇は私に、生きることを考えるキッカケを与えてくれた。

また私は歩き出して行く。

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