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【仕事】上司に言われて大切にしている言葉
上司に言われて大切にしている言葉
入社して以来、たくさんの上司にお世話になりました。皆さんの会社でもそうだと思いますが、上司には2通りの上司がいます。部下を成長させる上司と、成長させない上司です。今回は、私を成長させてくれた上司の記憶に残る言葉を紹介すると同時に、その言葉をあらためて噛み締めて、日々の自分の仕事の糧にしていきたいと思います。
①「どちらかの選択で迷ったら、めんどくさい方を選べ。そっちがだいたい正解だから」
これは私が入社3年目のときに上司に言われた言葉です。仕事をする上で放置したり、うまく避けたりして苦労を回避できることはあります。そして、その選択をするときに、だいたい脳裏には「これはマニュアル探さないと行けないから時間がかかる」「これはやったことないから人に聞かないとわからないけど聞きづらい」など、ネガティブな選択肢が必ずあるはずなのです。その時に悪魔のささやきに従って楽な方を選ぶのではなく、あえて「めんどくさい方」を選ぶこと、それが自分の成長につながることを教えてくれた上司の大切な言葉です。
②「自分の足でデータを集めろ」
これは私が入社8年目、管理職になりたての時に上司に言われた言葉です。自分の部下Aの提案に対して、上司である私の意見を添えるというフローの業務があったのですが、部下の提案に対して一言で言ってしまえば「◯◯なので賛成です」程度の意見しか添えられていませんでした。それをみた私の上司から、これは部下Aの提案をそのまま丸投げしているのと一緒だとフィードバックがありました。その時は管理職になりたてだったのでやり方もわからず非常に困ったのですが、各所からヒアリングして数値を試算して追記したり、過去の資料や検討内容を引用したりすることで説得力が増し、翌年には良い提案・検討であると外部からもお褒めいただけるようになりました。
③「言葉のナイフは戦略的に刺せ」
これは私が入社9年目に上司に言われた言葉です。私の性格的に良かれと思って、考慮すべきリスク面について言及したり、良くない方向に向かいそうな時に進言してハンドリングしたりするのですが、未熟さゆえに言葉のナイフの鋭さで相手を不快にさせてしまい、結果的に自分が思う方向に向かわなかったり、良い結果を残せないことがありました。そういう自分のコミュニケーションスキルのなさにすごく落ち込むことがありました。そのときに上司から、リスクの考慮やハンドリングの視点自体は大事だし、そういう存在は絶対に組織に必要であると励まされました。そのうえで、武器を戦略的に出せるようにすることを宿題として仰せつかりました。こうしたフィードバックをするのは骨の折れることだと思いますが、私の成長を願って言いづらいことを言ってくれた上司に感謝しています。なお、戦略的な刺し方は今も勉強中です。
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